パターン①
パターン②
パターン③
E♭maj7の主なコードフォームは上記3種類。
アコギではパターン①とパターン②の使い分けですね。
ちなみにE♭maj7は割と出てきます。
ギター弾き語りでE♭maj7を使うときはE♭maj7で一旦終止するパターンとE♭maj7→D7となるパターンが多いです。
一旦終止する場合はパターン①、D7に繋げる場合はパターン②が便利です。
具体的に楽曲例を出すと、終止するパターンはVaundyの「不可幸力」です。
Bメロからサビ、サビから大サビなど随所でE♭maj7をジャラーンと鳴らして終止してます。
次のコードが何なのかにもよりますが、ローコードならパターン②でいいですね。
D7に繋げるケースの楽曲例は秦基博さんの「五月の天の河」です。
カポ2のGメジャーキーでBメロにE♭maj7が登場してD7に解決しています。E♭maj7で一瞬ハッとさせる演出ですね。
このケースはパターン①のバレーコードを選択してD7もバレーコードにしたほうがローコードより繋がりがいいですね。
ちなみに秦基博さん自身も、上記のフォームを選択しています。
アコギにおけるE♭maj7は一瞬ハッとさせるような演出を作るときに好んで使用されます。
そのため、音色選びも割と重要なので使い分けできるようにフォームバリエーションは持っておきましょう。
E♭maj7の構成音
E♭maj7はミ♭・ソ・シ♭・レで構成された4和音コードです。
複雑で大人びた音がしますね。
コード譜に記載するときにE♭maj7かD#maj7か迷うと思いますが、基本的にE♭maj7です。
理由はダイアトニックスケールの性質上、五線譜に表記する際にD#maj7だと無駄に臨時記号が増えるためです。
Eメジャーキーで使う場合はD#maj7になるなど例外はありますが、大半はE♭maj7と記載します。
そのため、基本はE♭maj7で覚えておきましょう。
まあ、色んな楽曲を演奏していると大半がE♭maj7として出てくるので勝手に慣れますね。
D#(E♭)ルートのコード解説記事一覧 |
|||
E♭ | E♭6 | E♭7 | E♭maj7 |
D#m | D#m6 | D#m7 | E♭mM7 |
D#m7-5 | D#dim | E♭sus4 | D#7sus4 |
E♭add9 | E♭aug | D#9 | D#m9 |
D#7(♭9) | D#7(#9) | E♭maj9 | D#7(#11) |
D#7(13) | D#7(-13) |
maj7コードの解説記事一覧 |
|||
Cmaj7 | D♭maj7 | Dmaj7 | E♭maj7 |
Emaj7 | Fmaj7 | G♭maj7 | Gmaj7 |
A♭maj7 | Amaj7 | B♭maj7 | Bmaj7 |
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