ぎたすけ
たけしゃん
後半では練習譜例を用意したから焦らずやっていこうね
アコギ初心者が練習する内容をまとめた入門講座 第11話は初心者が覚えるべきギターコードの実演です!
本記事で紹介する10個のコードを覚えると、初心者講座 最終話で紹介している練習曲の中でも、チャレンジできる曲が結構出てきます。
焦らずにじっくりと、各コードの押さえ方や練習用譜例にチャレンジしていきましょう。
アコギ初心者講座 最終話
ギター初心者も弾ける簡単な曲 おすすめ50選。練習時のポイント解説付き
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アコギ 初心者講座 全19話で初心者がやるべきことを徹底解説
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ギターコードとは
ギターコードとはギターで鳴らす和音のこと。
弾き語りにおいてはギターコードをジャカジャカ鳴らしながら歌うのがオーソドックスな形ですね。
ギターコードはコードダイアグラムと呼ばれる表で押さえるポジションが書かれています。
コードサイトやコード譜を販売している出版社によって、表記は若干異なります。
とはいえ、上から1弦~6弦となっていることや、〇と×の記載などはどこも共通なので理解しやすいです。
やりこんでいくと「C」とか「D」といったコードネームだけ見れば、ポジションがパッと押さえられるようになります。
まずはコードダイアグラムを見ながら、押さえる場所や弾く弦をきっちり確認しましょう。
ギターコードを押さえるコツ
具体的にギターコードを紹介する前にギターコードをキレイに押さえるポイントをおさらいしておきましょう。
- 左手の爪は短く切っておく
- フレットの近くを押さえる
- 指は立てて押さえる
左手の爪は切る!
フレットの近くを押さえる
指は立てて押さえる
ギターコードをきれいに鳴らすポイントは上記の3点!
最初は指が開かないので、フレットを近くを押さえるのも指を立てるのも難しいもの…。
ですが、できなくても意識しながら練習を重ねることが大事です。
指を立てること、フレットの近くを押さえることはコードが難しくなるほどに重要になります。
初心者のうちから徹底的にやっておくと、中級者になった後が非常に楽です。
初心者が覚えるべき ギターコード
ギター初心者の方に最初に覚えてもらいたいコードはズバリ10個です。
この10個のコードを覚えれば、簡単アレンジした楽曲を演奏できるようになります。
最初はなかなか左指が付いてこないので、指が押さえ方を覚えるまで毎日少しずつ練習していきましょう。
それでは、10個のコードを1つずつ解説していきます。
コード自体は知っているから、練習譜面を見たいという方は<初心者向け ギターコード 練習 譜例>を参照ください。
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C
Cの音
基本コードの中でも代表的な存在であるCコードです。
最初はCを押さえるにも、指が動かずに時間がかかるものです。
6弦は鳴らしません。親指で軽く触れて弾いても鳴らないようにしましょう。
D
Dの音
Dコードの特徴は5弦、6弦を鳴らさないことです。
結構慣れないと、特定弦を鳴らさないで弾くことって難しいです。
特にできてるようで、録音した音を聴くと5弦が鳴ってることはよくあります。
たまに録音して、確認するようにしましょう。
Dm
Dmの音
響きが暗いマイナー調の音がするDmです。
Dと同じく、5弦・6弦は弾きません。
最初は指がなかなか付いていかないコードフォームなので、押さえるのに時間がかかるはずです。
日数をかけて、練習を重ねると自然と指が形を覚えていくので気長にやりましょう。
E
Eの音
Eは6弦から1弦まですべての弦を鳴らしてOKなので、ジャカジャカやるには最適なコードです。
ストロークパターンの練習などに活用しましょう。
Em
Emの音
Emは非常に登場頻度が多いギターコードです。
人差し指と中指で押さえるのが基本形ですが、コードチェンジをスムーズに行うために他の指で押さえることもよくあります。
まずは基本形の人差し指と中指で、スムーズに押さえられるようになりましょう。
F(簡単コード)
Fの音
初心者の難関であるFコードですが、まずは簡易版のFコードからチャレンジしましょう。
Fコード自体、左手の指の皮が固くなり、指の柔軟性が高まらないと押さえられません。
なので、まずは基本コードを通してコードを押さえることに慣れるところから始めるのが大事です。
G
Gの音
基本コードの代表格であるGコード。
実は最初の難関になるのって大抵がGなんですよね。
押さえてみると指が届かなかったりします。
届かない場合は指の柔軟性を上げていくしかないので、日々練習を重ねてお風呂で指を広げてみたりしましょう。
A
Aの音
Aも初心者を卒業した後も、よく使用するコードです。
慣れてきたら、人差し指1本で3カ所とも押さえたりしますが、まずは基本形をしっかり身に着けましょう。
Am
Amの音
続いては、Amコードです。
Amもほんとによく使用するコードです。
そこまで難しいものではないですが、繰り返し押さえてしっかりと指に形を覚えさせましょう。
Bm7(簡単コード)
Bm7の音
10個目のコードはBm7です。
Bm7の基本形はバレーコードになっています。
最初は難しいので、紹介した簡単コードで押さえましょう。
なお、Bm7の簡単コードは初心者時代だけでなく上手くなったあとも便利なので良く使います。
実際にプロアーティストの弾き語りを見ても、Bm7は簡単コードverをメインに使ってる人は多いです。
また、Bmについても曲中に出てきた場合はバレーコードができるようになるまでは簡単コードのBm7で代用すると良いでしょう。
Bmの省略コードは下記のフォームになるのですが、バレーコードのBmから雰囲気が変わっちゃうんですよね。
曲中で使ってみると、Bm7の簡単コードのほうが合うケースがほとんどです。
なので、当面はBm7の簡単コードを利用すると良いでしょう。
ちなみにギター弾き語りの人向けにギターコードフォームを調べられるページを作りました。
コードサイトやコード本だと弾き語りでは使わないコードフォームが多いので、弾き語りで実際に使うフォーム中心に選別してます。こちらもブックマークして活用してください。
ぎたすけ
たけしゃん
初心者用のギターコード 練習譜面
さて、最初に覚えるべき10個のコードを確認したところで、練習用譜面を使って実際に複数のコードを弾いてみましょう。
練習にあたっては最初は自身のタイミングでコードチェンジをゆっくり繰り返します。
慣れてきたらメトロノームを使用してリズムに合わせてコードチェンジの練習をしましょう。
メトロノームはスマホアプリで使えるため、ダウンロードしていつでも使えるようにしておくと便利です。
メトロノーム – ビート, テンポ と リズム
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最初はゆっくりのテンポで丁寧に丁寧に…繰り返して指に形を覚えさせていきます。
慣れてきたら、ちょっとずつBPMを上げて早いスピードでもコードチェンジできるようにしていきましょう。
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C-G-Am-Em
実演音源
基本パターンであり、色んな楽曲にも使われているコード進行です。
最初はやはり、Gへのコードチェンジが辛いです。
最初はメトロノームを使わずにコードチェンジできるように繰り返し練習しましょう。
ある程度、スムーズにチェンジができるようになったらメトロノームのBPM80に合わせて演奏してみましょう。
Am-Dm-G-F
実演音源
最初はDmとGのコードチェンジにかなり苦戦します。
指の形や移動を体が覚えるまではなかなか思い通りにいきません。
ギターの練習は長時間やるよりは毎日少しずつで良いので日数をかけることが大事です。
その日、できなかったことが寝て起きたら出来るようになってることは結構よくあります。
A-D-E-A
実演音源
前の2つの譜例とちょっと変わってA・D・Eが登場します。
どれも押さえやすいフォームなので、比較的早くできるようになるでしょう。
メトロノームに合わせてコードチェンジする感覚をつかむように意識しましょう。
G-D-Em-Bm7
実演音源
最後はポップス曲では、非常に良く出てくるコード進行です。
初心者向け楽曲でも、かなりの確率で登場するのでしっかりと練習しましょう。
GとBm7のコードチェンジが難関になるので、慌てずにじっくりと繰り返し練習するのがポイントです。
よくある質問
- 初心者が覚えるコードの基準は何ですか?
- 簡単に押さえられること、曲を弾くために最低限必要となるコードが基準となっています
- 左手の爪が長いとコードを押さえるのは難しいですか?
- 難しいです…!普段は爪を伸ばしておきたい方は付け爪などを検討ください!
- バレーコードは押さえられなくても大丈夫ですか?
- 大丈夫です!最初はコードフォームを簡略化して、まずは数曲弾けるようになりましょう。バレーコードへのチャレンジはそのあとで問題ありません
初心者が覚えるべき ギターコード まとめ
- まずは10個のコードを覚えて、簡単アレンジ楽曲にチャレンジできるようになろう
- 左手の爪は短く切っておこう
- 練習は1日長時間やるより、毎日少しずつ継続することが大事
ぎたすけ
たけしゃん
毎日猛練習できればベストだろうけど、なかなか続かないからね
初心者が最初に覚えるべき 10個のコードの解説でした。
この10個のコードを覚えれば、簡単アレンジの楽曲で挑戦できるものが出てきます。
アコギ初心者講座 最終話で紹介する練習曲の中でも、下記の曲はチャレンジ可能な範囲になってきます。
また、10個のコードで指がコードを押さえるのに慣れてくれば、新しいコードを覚えるのも格段に楽になります。
ギターはコードを一通りスムーズに弾けるまでが、一番大変と言っても過言ではありません。
根気よくチャレンジして、何とか壁を乗り越えましょう。
第1章 必要なアイテムと使い方
第2章 コードを弾いてみよう
第3章 基本テクニックを覚えて曲を弾こう
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