ぎたすけ
たけしゃん
この記事では良く使うパターンを解説していくよ
アコギ初心者が練習する内容をまとめた入門講座 第13話はストロークパターンです!
アコギ 初心者講座の最終話で紹介する練習曲の中でも、本記事の練習譜例と同じパターンが頻繁に出てきます(特に16ビートの譜例)。
そのため、本記事でしっかりと基本を押さえて最終話の練習曲に挑めるようにしましょう。
アコギ初心者講座 最終話
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ストロークで守るべきこと
ストロークは無意識で規則正しく一定のリズムにできることが重要です。
そのため、規則性は重視するべきで根性でリズムに合わせるのはよろしくないです。
そして、その規則性を持つために大事なことが下記の3点。
- 譜面のアップストローク・ダウンストロークの指定は守る
- 空ピッキングはちゃんとやる
- メトロノームに合わせて練習する
これだけなのですが、結構守らずに覚えちゃう人がいるものなんですよね。
特に2つ目の空ピッキングをしない人は割といて、中級者になってレコーディングをするときにリズムクリックの音と自分のリズムが合わなくて苦しみます。
このストロークしている映像も弾いてるようで一部は空ピッキングです。
空ピッキングをちゃんとやることで、無意識でリズムキープできます。
慣れるまでは面倒ですが、後で後悔することのないようにキッチリやりましょう。
空ピッキングについてはアコギ初心者講座12話で詳しく解説しているので、復習してください。
また、メトロノームに合わせて練習する癖をつけるのも重要です。
メトロノームはスマホアプリで使えるため、ダウンロードしていつでも使えるようにしておきましょう。
メトロノーム – ビート, テンポ と リズム
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最初はゆっくりのテンポで丁寧に丁寧に練習するのがコツです。
慣れてきたら、ちょっとずつBPMを上げて早いスピードでも演奏できるようにしていきましょう。
8ビートのストロークパターン
8ビートとは4分の4拍子において、リズムの基本単位が8分音符であるビートのことです。
ギターで言うと、右手のアップ・ダウンの切り替わる単位が8分音符になります。
実際の8ビートの楽曲では、4分音符と8分音符が混在して使われることが大半です。
上記の譜例でも4分音符では空ピッキングを入れて、右手は8ビートのリズムをキープしています。
これはリズムの基本単位が8分音符だからです。
それでは、よくある8ビートのストロークパターンを5つほどやってみましょう。
ちなみに秦基博さんの楽曲で登場するストロークパターンから選出しました。
なので、基本形ですがちゃんと実戦的な内容になってます。
目次
8ビート ストロークパターン①
実演例
8ビートのストロークで最も基本的なパターンです。
簡単ですが、メトロノームに合わせて弾くと意外とリズムキープできません。
この基本形でリズムキープできないと、何やってもリズムがズレてしまいます。
まずはBPM=80くらいからはじめて、徐々にリズムを速めてもキープできるように練習しましょう。
8ビート ストロークパターン②
実演例
小節の頭に4分音符が入ったストロークパターンです。
ポイントは4分音符を弾くときに右手はストロークを空振りする空ピッキングでリズムキープし続けることです。
最初は空ピッキングでリズムキープが難しく感じてしまい、右手を一瞬止めてリズムを合わせようとしてしまいがち。
しかし、右手を止めてリズムを合わせると思った以上にリズムとカッチリ合いません。
中級者になって、レコーディングなどをするようになると空ピッキングの重要性を痛感します。
最初は難しくても、後々のことを考えて空ピッキングは練習を重ねてモノにしましょう。
8ビート ストロークパターン③
実演例
パターン③はシンコペーションが入っているストロークパターンです。
ギターストロークにはシンコペーションによるアクセント付けは欠かせません。
ギターの場合は基本的にシンコペーションのアクセント付けするポイントはアップストロークにきます。
強く弾くように意識して、リズムにアクセントを付けしましょう。
8ビート ストロークパターン④
実演例
パターン④は定番中の定番、小節の変わり目にシンコペーションを入れるストロークパターンです。
リズムキープとシンコペーションでの程よいアクセントができるように練習を重ねましょう。
弾き語りでは、ほんとに良く使うので体に覚えさせるまで繰り返しましょう。
8ビート ストロークパターン⑤
実演例
8ビートのギターストロークパターン、最後はパターン③とパターン④の複合です。
パターン⑤のストロークパターンも非常によく登場します。
シンコペーションを絡めても、しっかりリズムキープできるようになりましょう。
特に弾き語ると、シンコペーションを無意識でやれるところまでいかないとリズムキープできません。
繰り返して体に覚えさせましょう。
16ビートのストロークパターン
16ビートとは4分の4拍子において、リズムの基本単位が16分音符であるビートのことです。
ギターで言うと、右手のアップ・ダウンの切り替わる単位が16分音符になります。
実際の16ビートの楽曲では、4分音符・8分音符・16分音符が混在します。
ぎたすけ
たけしゃん
繰り返して無意識でやれるようになれば、なんてことはないから
16ビートはリズムの基本単位が16分音符なので、4分音符(16分音符4つ分の長さ)が登場すると空ピッキングを3回やってリズム調整することになります。
16ビートになると、なかなかに右手の動きが複雑になってきます。
BPM=40くらいで練習をはじめて、少しずつBPMをあげていくようにしましょう。
それでは、16ビートのギターストロークパターンも5つ紹介していきます。
8ビート同様に秦基博さんの楽曲に実際登場するストロークパターンから抜粋しました。
基本的なフレーズであり、実際の楽曲でも良く使われるものばかりです。
目次
16ビート ストロークパターン①
実演例
16ビートの基本パターンです。
ダウンストロークとアップストロークを交互に繰り返すだけです。
ポイントとしては2点。
- 頭の拍を強く弾いてメリハリをつける
- メトロノームに合わせて弾けるようにする
簡単なようで意外と難しいんですよね。
ストローク内で強弱をつける技術は非常に大事なので、少しずつ意識するようにしましょう。
最初は体に覚えさせるところから始めて、慣れてきたらBPM=60くらいでゆっくり丁寧に合わせ始めましょう。
- 16ビートパターン①
- 16ビートパターン②
- 16ビートパターン③
- 16ビートパターン④
- 16ビートパターン⑤
16ビート ストロークパターン②
実演例
ストロークパターン②は色んな音符の混合です。
4分音符は空ピッキングを3回、8分音符は空ピッキングを1回入れる必要があります。
この空ピッキングの使い分けが16ビートだと重要です。
空ピッキングせずにリズムを合わせたくなりますが、リズムの精度が高く保つためにも我慢して空ピッキングをしましょう。
最初は空ピッキングとピッキングするタイミングの確認を徹底しましょう。
ジャカジャカ弾くのは体がタイミングを覚えてからなので、最初は苦労する譜例です。
- 16ビートパターン①
- 16ビートパターン②
- 16ビートパターン③
- 16ビートパターン④
- 16ビートパターン⑤
16ビート ストロークパターン③
実演例
パターン③は8分音符と16分音符の混合パターンで、かなり色んな楽曲で登場するストロークパターンです。
パターン②と同様に空ピッキングする場所の確認が重要です。
まずはBPMを落としてスローで、しっかりと体に覚えさせていきましょう。
- 16ビートパターン①
- 16ビートパターン②
- 16ビートパターン③
- 16ビートパターン④
- 16ビートパターン⑤
16ビート ストロークパターン④
実演例
パターン④はパターン③にシンコペーションを加えた定番のストロークパターンです。
16ビートのストロークにおいても、シンコペーションは非常に重要なテクニックです。
特に16ビートのストロークは展開が早いので、シンコペーションのアクセントが活きやすいです。
一方でリズムが狂うとカッコ悪いので、最初は遅いBPMでしっかりタイミングや雰囲気を体に覚えさせるようにしましょう。
- 16ビートパターン①
- 16ビートパターン②
- 16ビートパターン③
- 16ビートパターン④
- 16ビートパターン⑤
16ビート ストロークパターン⑤
実演例
最後のストロークパターンは、これまでやってきたパターンの組み合わせです。
実際に上記の譜例は秦基博さんの鱗で使われてるフレーズですが、空ピッキングが肝になっています。
鱗ってカバーしている人がめちゃくちゃたくさんいるんですけど、空ピッキングできてなくてリズムが怪しいことが割と多いんですよね。
印象的なフレーズほど、空ピッキングせずに感覚でやってしまいがちなので気を付けましょう。
他のパターン同様にBPMを落として、空ピッキングする場所の確認をキッチリ行うところから入っていきましょう。
- 16ビートパターン①
- 16ビートパターン②
- 16ビートパターン③
- 16ビートパターン④
- 16ビートパターン⑤
ギターのストロークパターン まとめ
- 空ピッキングはしっかりやること
- 練習にはメトロノームを使うこと
- はじめはBPMを下げて、ピッキングパターンを体に覚えさせること
ぎたすけ
たけしゃん
最初は遅いスピードでやるのが、遠回りのようで一番早い習得方法だね
ギターのストロークパターンについての解説でした。
アコギは豊富なストロークパターンと正確なリズムを刻めるだけで、かなり上手く聴こえるようになります。
逆にストロークで基本的なところを無視すると、中級者になって伸び悩みます。
初心者のときこそ、苦労してでも基本に忠実にやるべきところです。
最初はゆっくりのBPMで体に正しい流れを覚え込ませるのがポイントですよ!焦らずにやりましょう。
第1章 必要なアイテムと使い方
第2章 コードを弾いてみよう
第3章 基本テクニックを覚えて曲を弾こう
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