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歌ってみたのマイクの選び方
歌ってみたとは、ザックリ言うと既存曲のカバー動画を制作することです。
やること自体は「DAWで伴奏に合わせて歌を録る」なので、基本的には普通のマイク選びと変わりません。
ただ、実際に録音・撮影までやってみると、意外と気にするべきポイントがあるんですよね。
そこで、まずはマイクを選ぶポイントとして、以下の4点を解説していきます。
マイクの種類
まずはマイクの種類についてです。
マイクはコンデンサーマイクとダイナミックマイクの2種類に大きく分かれます。
僕は歌ってみたの録音では、コンデンサーマイクを推奨しています。
理由は音の解像度です。
コンデンサーマイクのほうが細かいニュアンスや声色の変化まで、キレイに拾ってくれます。
楽器録りではダイナミックマイクのほうが良いときも多々ありますが、歌ってみたではコンデンサーマイクを推奨します。
マイクの指向性
指向性とは音を拾う方向・範囲を示したものです。
歌ってみたの場合は「カーディオイド(単一指向性)」を使用します。
レコーディング用のマイクは基本的にどれもカーディオイドです。
価格帯が上がると、複数の指向性を切替できるモデルが増えますが、カーディオイドは必ず入っています。
ただし、数千円のコンデンサーマイクで製品仕様に指向性の記載がないものは無指向性が多いので注意しましょう。
本記事で紹介するマイクも、すべてカーディオイドで使えるマイクです。
USBマイクとXLRマイク
マイクの接続端子はUSBとXLRの2種類に分かれます。
それぞれの違いは以下の通りです。
歌ってみたで使うマイクとしては、XLRマイクをおすすめします。
理由はレコーディング時のモニター環境の差です。
最近のUSBマイクは音質はよいものの、モニターの質や自由度はイマイチなんですよね。
具体的には音が遅延したり、伴奏と歌声の細かい音量調整ができなかったりします。
また、WindowsだとUSBマイクは多くのDAWが認識しないので、一工夫必要だったりもします。
僕はレビューのためにUSBマイクでのレコーディングもしていますが、やはり苦労はしてますね。
XLRマイクの場合は、オーディオインターフェイスがモニター関連の問題を全て解決してくれます。
そのため、歌ってみた中心に使う人はXLRマイク&オーディオインターフェイスを推奨しています。
本記事のおすすめ製品も全てXLRマイクを紹介しています。
マイクのルックス
「歌ってみた」の動画制作では、映像はアニメーションと実写で分かれます。
基本的にはボカロ系はアニメーションが多く、ポップスは実写が多いです。
実写映像を採用する方はマイクのルックスは非常に重要です。
また、カメラの画角も考えると程々のサイズのマイクが有利です。
縦長のマイクだと、録る角度によってはマイク全部を映すのは難しいですからね。
マイクのルックスは好みですが、歌ってみた動画でよく映ってるのは、下記の3メーカーですね。
メーカー | 特徴 |
audio technica | サイズも程よく 万能に使えるルックス |
AKG | コンパクト おしゃれなデザイン |
Blue | 縦長で大きい 個性的でおしゃれ |
安定なのはaudio technicaです。
シックなデザインで合わない状況はほとんどありません。
AKGとBlueはデザイン的に少し癖がある分、おしゃれ感は出しやすいですね。
また、最近では元AKGスタッフが立ち上げたLEWITTも使いやすいデザインで人気があります。
個人的には配信でも使いやすいコンパクトなマイクがおすすめです。
歌ってみたでおすすめのマイク 10選
それでは、歌ってみたでおすすめのマイクを価格別に分けて、10本紹介していきます。
紹介する価格帯は以下の4パターンです。
価格帯 | 特徴 |
1万円以下 | まずはやってみたい人向け 安くても良い音で録れる |
1万円台 | 中長期的に続ける人向け 音質は及第点を取れる |
3~4万円台 | 本気で頑張る人向け 宅録用としては十分 仮歌でも使用者が多い価格帯 |
5万円以上 | プロレベルを求める人向け マイク以外の機器も ハイレベルな機材が必要 |
個人的には、まずは1万円台のマイクをおすすめします。
音質・品質的にも及第点は取れているので、あとは歌唱力次第で十分人気者になれます。
本気で頑張りたい!…という人は3~4万円台の製品を選ぶとよいでしょう。
1万円以下のおすすめマイク
最近は1万円以下でも、普通に良い音で録れるマイクがあります。
なので、とりあえず始めてみたいという人にはおすすめの価格帯です。
一方で、この価格帯はハズレの製品も多いので、紹介する2本のどちらかを購入することをおすすめします。
マランツプロ MPM-1000
項目 | 機能・スペック |
タイプ | XLRコンデンサーマイク |
指向性 | 単一指向性 |
最大SPL | 136dB |
S/N比 | 77dB |
重量 | 約300g |
実売価格 | 約6,000円 |
1万円未満のベストセラー品 マランツプロ MPM-1000。
使えるレベルのマイクで一番安いものという条件では、No.1の製品です。
音質はクリアで目立ったクセもありません。
価格を考えると、すごいなと感心します。
ボーカル、アコギを別々にMPM-1000で録った動画がこちら。
低予算で歌ってみたにチャレンジしてみたい人には、非常に良い製品です。
なお、MPM-1000は付属品が豊富で一通り必要なものがついてきます。
さすがに安っぽさは拭えないですが、普通に使用はできます。
マイクスタンドは付属のものでは厳しいので、別途マイクアームなどを買いましょう。
TASCAM TM-80
項目 | 機能・スペック |
指向性 | 単一指向性 |
最大SPL | 136dB |
S/N比 | 77dB |
重量 | 約300g |
実売価格 | 約6,000円 |
コスパの良い低価格製品が多いメーカー TASCAMのコンデンサーマイク TM-80です。
さすが、TASCAMで実売価格 6,000円程度なのに付属品もたくさんついてきます。
スタンドに取り付けるためのショックマウント以外にマイクケーブル、卓上マイクスタンドが付属しています。
どれも、安い感じの造りで質が良いとは言えませんが、TM-80を買えば必要なものが一通りついてくるのはありがたいですね。
ただ、マイクスタンドは不安定でマイキングの自由度もないので、音楽用途の方は別で買ったほうが良いです。
音質的には価格の割にかなり良くて、コスパ視点では超優秀なマイクです。
ちなみにマランツプロ MPM-1000と音質・価格・スペックともにほとんど一緒です。
録り比べても違いがほとんどないように感じます。
ただ、MPM-1000に付属するポップフィルターがTM-80には付属しません。
そのため、若干ですがMPM-1000のほうが良いです。
それ以外はほとんど変わらないので、見た目の好みなどで決めると良いでしょう。
1万円台のおすすめマイク
続いては選択肢も多い、1万円台のおすすめマイクです。
1万円以下の製品と比べると、主にはマイク本体や付属品の質が強化されています。
中長期的に歌ってみたを投稿していくのであれば、この価格帯のマイクをおすすめしたいですね。
audio technica AT2020
マイクタイプ | XLRコンデンサーマイク |
指向性 | 単一指向性 |
周波数特性 | 20Hz – 20kHz |
最大SPL | 144dB |
S/N比 | 71dB |
寸法 | 160 × 52mm |
重量 | 345g |
実売価格 | 11,800円程度 |
1万円近辺のベストセラーマイク audio technica AT2020。
音質、品質ともに優れた、代表的なコンデンサーマイクの入門機です。
フラットな特性で、誰でも相性よく使えるサウンドになっています。
AT2020でボーカル、アコギを別々に録った動画がこちら。
クリアで聴きやすい音で録れています。
入門機としては、十分すぎるクオリティですね。
AT2020にはマイクポーチとスタンドマウントが付属しています。
スタンドマウントはマイクスタンドとの接続に使うアイテムです。
付属品の質も良いため、予算1万円では安定の製品です。
LEWITT LCT 240 PRO
項目 | 機能・スペック |
指向性 | 単一指向性 |
最大SPL | 142dB SPL |
等価ノイズレベル | 19 dB (A) |
重量 | 約310g |
実売価格 | 約18,920円 |
元AKGのスタッフが立ち上げたオーストリアのマイクメーカーLEWITT。
そのLEWITTのエントリーモデルがLCT 240 PROです。
1万円台だと珍しい、明るくて抜けの良いサウンドが特徴的ですね。
クリアで音の解像度も高く、1万円台のマイクの中ではかなり完成度が高いです。
LCT 240 PROは通常版とValuePackの2バリエーションあります。
通常版はスタンドマウント、ValuePackは振動ノイズに強いショックマウントが採用されています。
価格差は2,000~3,000円程度なので、歌ってみたで使うならValuePackをおすすめします。
ちなみにウィンドスクリーンが付いていますが、別売りのポップフィルターもあります。
ValuePack付属のショックマウントにマグネットで付けるタイプでかなり便利です。
ウィンドスクリーンだとポップノイズが入る場合はポップフィルターの追加購入も検討しましょう。
付属品も含めて、LCT 240 PRO ValuePackを買っておけば、間違いないので初心者にもおすすめの製品です。
audio technica AT2035
マイクタイプ | XLRコンデンサーマイク |
指向性 | 単一指向性 |
周波数特性 | 20Hz – 20kHz |
最大SPL | 148dB |
S/N比 | 82dB |
寸法 | 171 × 52mm |
重量 | 403g |
実売価格 | 17,800円程度 |
audio technica AT2020の上位モデルに当たる AT2035。
AT2020とスペック表で比較すると以下の通りです。
AT2020 | AT2035 | |
音の特性 | フラット | フラット |
S/N比 | 71dB | 82dB |
本体機能 | なし | ローカット 10dB PAD |
付属品 | スタンドマウント マイクポーチ | ショックマウント マイクポーチ |
重量 | 345g | 403g |
実売価格 | 約11,800円 | 約17,800円 |
S/N比が高くなり、より低ノイズになっています。
また、付属品がスタンドマウントからショックマウントに変わります。
ショックマウントは振動ノイズを抑制してくれるので、付属品もノイズ対策が強化されています。
音質自体はフラットでAT2020に近いです。演奏動画はこちら。
1万円台のマイクでS/N比 82dBはかなりハイスペックですね。
実際にAT2020と録り比べても、AT2035のほうがノイズが少ないクリアな音が録れます。
小さい音を録る人は特に差が出やすいので、AT2035をおすすめします。
3~4万円台のおすすめマイク
3~4万円台のマイクは質がよく、仕事で使う人も多くいます。
本気で歌ってみたをやりたい人には、この価格帯のマイクをおすすめしたいですね。
なお、この価格帯のマイクを使うならオーディオインターフェイスにも気を使ったほうが良いです。
AG03などでも問題はないですが、MOTU M2など音質が良い製品と組み合わせたほうが効果的ですね。
audio technica AT4040
マイクタイプ | XLRコンデンサーマイク |
指向性 | カーディオイド |
周波数特性 | 20~20,000Hz |
最大音圧レベル | 145dB SPL (1kHz THD1%) |
本体機能 | ローカットフィルター、PAD |
寸法 | 170 × 53.4mm |
重量 | 360g |
実売価格 | 35,000円程度 |
フラットな特性で万能に使えるコンデンサーマイク audio technica AT4040。
DTMerの方を中心に使用者が多い、人気製品です。
フラットな特性で原音そのままに録れるのがAT4040の特徴です。
ボーカル相性なども出づらいので、迷ったらAT4040が安定だったりしますね。
ボーカル、アコギをAT4040で別々に録った動画がこちら。
どこかの帯域が目立つこともなく、良い感じに録れますね。
音の距離感も良い感じで、解像度も高いです。
また、AT4040はルックス的に撮影向きなのも良いですね。
シックなデザインでサイズ感も程よいので、色んな画角や背景に良い感じに溶け込みます。
音、ルックスともに非常に使い勝手が良いマイクです。
LEWITT LCT 440 PURE
マイクタイプ | XLRコンデンサーマイク |
指向性 | カーディオイド |
周波数特性 | 20~20,000 Hz |
感度 | 27.4 mV/Pa (-31.2 dBV/Pa) |
ノイズレベル | 7 dB (A) |
重量 | 310g |
オーストリアのオーディオメーカーLEWITTのコンデンサーマイク LCT 440 PUREです。
音質、品質ともに良く、ここ数年で使用しているユーザーも大分増えています。
LCT 440 PUREは高音域が程よく煌びやかで低音域から高音域まで滑らかに聴こえます。
音の解像度も高いので、モニターも聴きやすく、歌いやすいマイクですね。
LCT 440 PUREは付属品もかなり充実しています。
ショックマウントやポップフィルターが付属しており、使い勝手も良いです。
マイク本体もコンパクトで軽いため、自宅でも使いやすい点も良いですね。
フラットな特性が好みの方はAT4040、少し煌びやかな特性が好みの方はLCT 440 PUREがおすすめです。
個人的にはボーカル録りではLCT 440 PUREのほうがハマる方が多いのではないかと思います。
Blue Microphones Bluebird SL
マイクタイプ | XLRコンデンサーマイク |
指向性 | 単一指向性 |
周波数特性 | 20Hz – 20kHz |
最大SPL | 138dB |
S/N比 | 82.3dB |
寸法 | 222.5 × 47.5mm |
重量 | 455g |
実売価格 | 32,790円程度 |
デザインが特徴的でおしゃれなBlue Microphones Bluebird SL。
昔から予算3万円では、定番のコンデンサーマイクです。
Bluebird SLはわかりやすくハイ上がりになってます。
高音が煌びやかで、録っていてもボーカルは高音が気持ちよく抜けてきます。
Bluebird SLにボーカル、アコギを録った動画がこちら。
結構特徴的なサウンドなので、ハマる人とハマらない人で分かれるマイクです。
ちなみに昔から女性ボーカルの方で使用者が多いですね。
また、Bluebird SLはおしゃれなルックスなので撮影映えします。
一方で縦長なので、撮影時は画角の調整をして、どう入れるか工夫が必要ですね。
引きの絵で入れる分には全然大丈夫です。
Novelbrightの竹中さんの歌ってみた動画で使用されてますが、良い感じです。
一方で顔出ししない人だと、角度の調整が少し面倒くさいかなと思います。
5万円以上のおすすめマイク
最後は5万円以上の中~高価格帯のおすすめマイクについてです。
10万円近い価格帯になると、プロユースのレコーディングスタジオでもよく見る製品も選択できます。
ここでは10万円未満で買える、人気マイクを2本紹介していきます。
audio technica AT4050
マイクタイプ | XLRコンデンサーマイク |
指向性 | 単一指向性 無指向性 双指向性 |
周波数特性 | 20Hz – 18kHz |
最大SPL | 149dB S.P.L. |
SN比(1kHz at 1Pa) | 77dB |
重量 | 510g |
実売価格 | 77,000円程度 |
レコーディングスタジオでもよく置いてある、audio technica AT4050です。
フラットで解像度の高いサウンドで、様々な用途で使いやすいマイクですね。
AT4040と近いサウンドですが、音の情報量が増えて、より鮮明にボーカルの特性を再現してくれます。
AT4050でボーカル録音したサウンドがこちら。
ボーカルの美味しい部分はしっかり再現してくれるので、レコーディングも気持ちよく録れますね。
また、AT4040と同様に撮影でも使いやすいルックスです。
最近は海外メーカーのマイクが大きく値上がりしていることもあり、AT4050はコスパも非常に良いですね。
同価格帯だったマイクは10万超えしてる中で、今も7万円台で買えるのはすごいです。
NEUMANN TLM 102
マイクタイプ | XLRコンデンサーマイク |
指向性 | 単一指向性 |
周波数特性 | 20Hz – 20kHz |
最大SPL | 144dB |
S/N比 | 82dB |
寸法 | 116 × 52mm |
重量 (マイクのみ) | 210g |
実売価格 | 90,000円程度 |
プロのレコーディングスタジオで超定番のマイクメーカーNEUMANN。
そのNEUMANNが個人ユーザー向けに発売したエントリーモデル TLM 102。
数十万円するマイクばかりのNEUMANNの中で、10万円以内で買えるボーカル向けマイクです。
僕も発売してすぐに購入し、もう10年以上使ってます。
超コンパクトなマイクですが、音のクオリティはさすがNEUMANNです。
TLM 102は6kHz以上の高音域をわずかにブーストしています。
そのため、ボーカルを録ると明瞭で艶のある魅力的な音が録れます。
TLM 102でボーカル、アコギ録りした動画がこちら。
TLM 102は自分のハスキーな声とも相性が良いので、気に入っています。
また、サイズが非常にコンパクトで自宅での使い勝手が良いのも気に入っています。
PCを見ながらの配信などでも、邪魔にならないので楽で良いです。
一方で付属品がスタンドマウントなので、そのままだとルックスはいまいちですね。
僕は撮影用に別売りのショックマウント NEUMANN EA 4を買い足しました。
実写の撮影でマイクを映す場合はEA 4があると、大分見栄えも良くなりますね。
マイク自体が小さいので、画角調整などは非常に楽です。
値段は張りますが、プロレベルの録音環境を作りたい人にはおすすめのマイクです。
マイクとセットで必要になるアイテム
おすすめのマイク紹介が終わったところで、周辺アイテムについても紹介していきます。
ボーカルレコーディングで用意しておくべきアイテムは以下の4点です。
アイテム | 概要 |
ポップガード | 息の音を防ぐ ボーカル録りでは必須 |
マイクケーブル | マイクを接続するケーブル 大手メーカー品を推奨 |
マイクスタンド | マイクアームが便利 撮影はマイクスタンドが〇 |
リフレクションフィルター | 反響音の混入を防止 必須ではなく推奨アイテム |
アイテム1つずつ、注意事項とおすすめ品を簡単に紹介していきます。
ポップガード
まずは息の音を防ぐポップガードです。
ボーカル録りでは、必須のアイテムですね。
おすすめはプロ使用者も多い、STEDMAN PROSCREEN101です。
サウンドへの影響も少なく、グースネック部分も自由度が高いので使いやすいです。
ただ、8,000円くらいするので安価で済ませたい方はキクタニミュージックのPO-8がおすすめです。
PROSCREEN101に比べて網の端の処理がやや荒く、グースネックの質も少し落ちますが、サウンドの影響は少ないです。
PO-8は同価格帯のポップガードと比べるとかなり質も良いので、安価ながらも本格的なレコーディングで使っていけます。
マイクケーブル
マイクとオーディオインターフェイスを接続するマイクケーブルです。
XLRコンデンサーマイクでは、ファンタム電源を供給する関係で「XLRオス-メス」のケーブルが必要です。
おすすめは安価で質も良い、ヒビノ監修のFT-CABLEがおすすめです。
3mで2,000円以内で買える抜群のコスパながら、音質も耐久性も優れています。
音響業界のリーディングカンパニー「ヒビノ」らしい、使い勝手抜群のケーブルです。
良いマイクを使う方はワンランク上のaudio technica BX9/3.0をおすすめします。
マイクケーブルは地味に音質に影響します。
また、自宅利用だと長年使えるので、1本良いものを買ってしまうほうが長い目で見ると得です。
マイクスタンド
続いては、注意すべきマイクスタンドです。
まず、机に付けるマイクアームと自立型のマイクスタンドに分かれます。
机に付けられるマイクアームのほうが省スペースで便利です。
ただ、撮影ではマイクスタンドのほうが圧倒的に自由度が高いです。
また、リフレクションフィルターを使う場合は重いので、マイクスタンドでないと厳しいですね。
自身の用途や使用するアイテムによって、マイクアームとマイクスタンドを使い分けましょう。
僕は配信・レコーディングはマイクアーム、撮影はマイクスタンドと両方使ってます。
リフレクションフィルター
マイクに部屋の反響音が入らないようにするアイテムがリフレクションフィルターです。
部屋鳴りした音だと、伴奏に歌声が馴染まないため、歌ってみたでは地味に重要なアイテムですね。
おすすめはsE ELECTRONICS RF-Xです。
リフレクションフィルターと言えば、sE ELECTRONICSですが、RF-Xは比較的安価ながら質はしっかりしています。
リフレクションフィルターは重たいので、使用する場合はマイクスタンドもガッチリしたものを選びましょう。
前段でおすすめしている、TAMA MS205が安定度抜群のマイクスタンドです。
歌ってみた向けマイク まとめ
ぎたすけ
たけしゃん
歌ってみた向けのマイクについての解説でした。
本気で頑張りたい人は3~4万円台のマイクから選ぶのがおすすめですね。
また、オーディオインターフェイスはマイク以上に重要です。
歌い手の場合はライブ配信も重要なので、歌ってみたと配信を兼用できるアイテムを選ぶと良いですね。
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