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ぎたすけ
たけしゃん
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マランツプロ MPM-1000の特徴
マイクタイプ | XLRコンデンサーマイク |
指向性 | 単一指向性 |
周波数特性 | 20Hz – 20kHz |
最大SPL | 136dB |
S/N比 | 77dB |
寸法 | 約165 × 48mm |
重量 | 約300g |
6,000円程度で買えて、音質もなかなかに良いことで人気のマランツプロ MPM-1000。
YouTubeの動画制作だったり、ライブ配信でお手頃に使えるので非常に良い製品です。
マイク正面の音のみを拾う単一指向性なので、歌録り・楽器録り・ナレーションといった用途に適しています。
XLRマイクなのでPCやスマホで使うにはオーディオインターフェイスが別途必要ですが、M-AudioのM-Track SOLOとのセット購入で11,000円。
※MPM-1000とセット販売されているM-Track Solo
1万円程度で録音用途に使えるレベルの製品が一通り揃うというのがすごいですよね…。
それでは、MPM-1000の製品特徴から細かく解説していきます。
製品特徴を飛ばして、レビューを読みたい方は<マランツプロ MPM-1000をレビュー>を参照ください。
製品特徴の目次
XLRコンデンサーマイク
MPM-1000はXLR端子のコンデンサーマイクです。
マイクの接続端子は主にUSBとXLRの2種類に分かれます。
マランツプロのMPMシリーズはUSBとXLRの両方用意されており、MPM-1000はXLRタイプです。
USBタイプはMPM1000Uという製品になります。
※MPM1000U
ゲーム実況とか雑談配信だけやる人はUSBで直接PCやゲーム機に接続できるMPM1000Uが良いでしょう。
一方で歌ってみた、DTMといった音楽制作での利用の場合はUSBマイクだと音の遅延だったり、細かい調整が難しいです。
なので、音楽制作がメインの方はMPM-1000とオーディオインターフェイスの購入をおすすめします。
MPM-1000に合うマイクスタンド
MPM-1000には付属で簡易なマイクスタンドがついています。
ですが、かなり簡易なものなのでボーカル録りや楽器録りをする方は別で購入することをおすすめします。
※一応使えるけど安定しない上にマイク位置調整はほぼできない
MPM-1000本体は300g程度とコンデンサーマイクの中でも軽い部類なので、マイクスタンドは普通のもので大丈夫です。
おすすめはブームスタンドなら定番のKC。机に付けられるマイクアームならKTSOULですね。
MPM-1000の付属品
- マイクスタンド
- ショックマウント
- ポップガード
- マイクケーブル
MPM-1000は付属品が豊富で、必要なものは一通りついてきます。
ザックリ一つずつ触れていきます。
まずはマイクスタンドですね。机などに設置する簡易なものです。
やや不安定でマイクを前傾させると倒れます。
まあ、テレワークとかで使うくらいなら良いですが、音楽録音用途で使うには役不足です。
別途、マイクアームなどを購入することをおすすめします。
ショックマウントはマイクスタンドに取付するためのものですね。
地面からの振動ノイズなどを軽減させてくれる効果があります。
こちらも造りが安いので、割とすぐに歪みます。取り扱いには注意しましょう。
ポップガードは風や息などで発生するボッというノイズを防いでくれます。
ナレーションやボーカル録りでも、割と普通に使えます。
付属のポップガードで録ってみて、ノイズが気になるようであれば専用のポップガードを買い足しましょう。
最後はマイクケーブルです。長さは約2mです。
特に問題なく、普通に使えますね。
場所によっては長さが足りなそうですが、自宅利用であれば大丈夫でしょう。
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マランツプロ MPM-1000をレビュー
それでは、MPM-1000を細かくレビューしていきます。
メリット・デメリットを箇条書きでまとめると以下の通り。
総評すると、コスパ最高のコンデンサーマイクです。
「歌ってみた」「nana」「ライブ配信」などはMPM-1000で十分こなせます。
僕自身、レビューで50万円近くするマイクから安いマイクまで色んなものを試してますが、趣味でやる範囲ならMPM-1000で全く問題ないと感じてます。普通にすごいです。
レビューの目次
音はフラットで使いやすい
MPM-1000はフラットな音質でクセもなく使いやすいです。
低価格帯のマイクって高音域がギラっとしていて、クセが強いイメージがありますがMPM-1000はそんなことはありません。
ボーカル、アコギのサンプル音がこちら。
ボーカル
アコギ
普通にクリアで鮮明に録れてますね。
中音域はもうちょっと前に出てほしいかなぁ…と思いつつも、6,000円のマイクでこれだけ録れれば十分すぎます。
YouTubeでカバー動画を上げるにも、これだけ音質良ければ十分です。
あとは本人の演奏力やキャラクター次第で登録者数も増やしていけるでしょう。
付属品など全体的に安っぽい
本体の造りや付属品の質など全体的に安っぽいです。
まあ、安いんで当たり前なんですけど…(笑)。
とはいえ、耐久性などは特に問題ないです。
僕もMPM-1000を買ってから3年くらい使ってますし、nanaを始めた友達に貸したら半年で500曲以上録ってましたが特に問題なく使えてます。
マイクスタンドは簡易すぎるので、買い足したほうが良いです。
あとのアイテムは使っていく中で不満があったら買い替えるくらいで良いかなと感じます。
また、マイクケースが付属していません。
そのため、僕はジップロックに乾燥剤入れて保管してます。
持ち歩く方は適当なマイクポーチを買ったほうが良いですね。
自宅で使う分には僕と同じようにジップロックに乾燥剤入れて保管で問題ないです。
AT2020とMPM-1000の比較
MPM-1000とよく比較されるのが、audio technica AT2020です。
僕は両方持ってますが、音質的にはほとんど変わりません。
アコギの音を録り比べてみた音源がこちら。
MPM-1000
AT2020
AT2020のほうが若干、音がスッキリしていて輪郭出てるかなと言う印象です。
歌を録っていても、同じような印象ですが差はほとんど感じないレベルです。
一方で本体とか付属品の造りの良さは断然AT2020の方が上ですね。
このへんで価格相応に差がありますね。
持ち歩いたり、ハードに使うならAT2020にしておいたほうが間違いないです。
一方で予算も限られている場合はMPM-1000で良いかなと感じます。
AT2020を買う予算があれば、MPM-1000をボーカル用、アコギ用で2本買うこともできますからね。
弾き語りだとマイク2本あると何かと便利なので、2本買っちゃったほうがやれることは増えます。
MPM-1000と合うオーディオインターフェイス
MPM-1000と一緒に購入するオーディオインターフェイスですが、セット販売されているM-Audio M-Track SOLOもしくはM-Track DUOがおすすめです。
M-Track Soloはマイク端子1つ、M-Track Duoはマイク端子が2つ付いています。
ボーカル録りだけの人はM-Track Solo、弾き語りでマイク2本使う予定がある人はM-Track Duoを選択しましょう。
M-Trackは内蔵エフェクトとかループバック機能などがないので、ライブ配信ではやや不便です。
一方で歌ってみたとかDTMやる分には困らないですし、安いので録音用途の方にはおすすめ機種です。
逆にライブ配信がメイン用途の方は価格は上がりますが、定番のYAMAHA AG03MK2などを検討すると良いでしょう。
マランツプロ MPM-1000 まとめ
- 6,000円程度で買える激安XLRコンデンサーマイク
- YouTubeやライブ配信で使う分には全く問題ない音質
- ゲーム実況などがメインの方はUSBタイプのMPM1000Uのほうが楽
ぎたすけ
たけしゃん
マランツプロ MPM-1000のレビューでした。
1万円未満の低価格帯コンデンサーマイクの中では非常に強い1本です。
これから、カバー動画作りたい人やライブ配信やってみたいという人はぜひ検討ください!
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