ぎたすけ
たけしゃん
Dsus4コードの押さえ方
Dの装飾音的な役割でよく出てくるコード Dsus4。
イントロ、Bメロ、アウトロなど色んな場面で登場する地味に重要なコードです。
押さえ方は指3本で3箇所を押さえるシンプルなスタイルです。
Dsus4はDに繋げることが非常に多いので、1弦3Fは小指で押さえつつ、1弦2Fを中指で押さえておくのが定番です。
こうすることで小指を離すだけでDsus4→Dに移行できます。
また、5弦と6弦は鳴らさないのでストロークする際は4弦以下を狙うように気をつけましょう。
Dsus4はコード単体で練習するよりはコード進行の中で練習するのがおすすめです。
そんなわけで次のコード進行を弾いてみましょう。
Dsus4-D-Dadd9-D
SPITZの「涙がキラリ☆」、秦基博さんの「鱗」などのイントロで使われている定番コード進行です。
基本のコードがDのまま、中の音が「ソ→ファ#→ミ」と動いてメロディーを作っています。
Dsus4が絡むコード進行はDsus4→Dとなるパターンが多いので、スムーズにコードチェンジできるように繰り返し練習しておきましょう。
Dsus4のコードフォーム
パターン①
パターン②
Dsus4で主に使うコードフォームは上記の2種類。
基本的にはパターン①が多いですが、前後がテンションコードを使ってる場合はパターン②の方がコードチェンジの距離が近くなるケースが多いです。
また、パターン②はsus4の共通コードフォームなので形は覚えておきましょう。
D7sus4
パターン①
パターン②
Dsus4とセットで覚えておくべきコードがD7sus4です。
Bメロとサビの繋ぎなどでは、D7sus4を使うケースも多いです。
使い分けはケースバイケースですが、爽やかな疾走感を出したい場合はDsus4→D。
逆に少し泥臭さを出したい場合や前のコードが4和音コードの場合はD7sus4→D7を選択することが多いです。
なお、D7sus4が出てくる場合は基本的にはDコードがダイアトニックコードのⅤになるケースのみです。
対して、Dsus4はⅠとⅤの場合に使われるので、Dsus4をD7sus4に置き換えられないケースがあることも覚えておきましょう。
Dsus4コードのまとめ
- Dsus4はレ・ソ・ラで構成されるコード
- Dsus4はDの装飾音としてイントロ、Bメロ、アウトロなどに使われる
- Dsus4とセットでD7sus4も覚えて使い分けできるようにしよう
ぎたすけ
たけしゃん
Dsus4コードの解説でした。
Bメロとサビの繋ぎや曲の締めで使っている曲は非常に多いので、何気なく使ってる人も多いはず。
よく使用されているパターンを把握すると、意識的に使うことができるようになります。
コード進行のバリエーションを増やすにはパターンを把握して意識的に使えることが重要なので、sus4についてもパターンを把握するようにしましょう。
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