ぎたすけ
たけしゃん
フレットを平行移動させる感覚で覚えるといいね
本記事ではC#augという特定のコードについて掘り下げて解説をしていきます。
作曲や音楽理論におけるaugコード全般の解説については下記記事を参照してください。
C#augコードの押さえ方(初心者向け)
![C#augの解説資料](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/C-sharp-aug_1.webp)
C#augの音
不吉な感じの音を奏でるコード C#aug。
読み方はシーシャープオーギュメントで、楽譜によってはC#+やC#(+5)といった表記になることもあります。
登場シーンはあまり多くないですが、おしゃれだったり、難解な凝った楽曲に登場するコードです。
押さえ方はCコードに近いフォームになっており、C#augを押さえた写真はこちら。
![C#augを押さえているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/11/Caug.webp)
1弦と6弦を鳴らさないのがポイントです。
1弦は人差し指を寝かせて軽く触れるようにミュートしましょう。
6弦は左手でのミュートがややきついので、右手のピッキングで6弦を弾かないように意識しましょう。
また、中指が薬指は寝かせると下の弦に触れてしまうので、しっかり指を立てましょう。
![C#augでは中指、薬指はちゃんと立てる](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/C-sharp-aug_2.webp)
人差し指は寝かせつつ、中指・薬指はしっかり立てるというのが最初は難しいです。
他のコードでも人差し指だけ寝かせるというパターンは割と多いので、焦らずに時間をかけて手に覚えさせましょう。
C#augの色んなコードフォーム
![C#augの色んなコードフォーム](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/C-sharp-aug_3.webp)
パターン①
パターン②
パターン③
C#augでよく使うコードフォームは上記の3種。
といっても、C#aug自体がアコギだとあんまり出てきません。
特にクリシェで使う場合は、カポタストや半音ダウンチューニングでCメジャーキーかDメジャーキーに変えてしまいます。
なので、出てくる場合はVの代理コードや装飾音的な登場が多いです。
例えば…
![C#augのコード進行例](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/C-sharp-aug_4.webp)
このコード進行だと、V7の装飾音的な役割でC#7の前にC#augが置かれてます。
普通にC#7だけ弾くときと比べてみると、少し凝ってる感じがしますよね。
V7の装飾音で使う場合はパターン②もしくはパターン③が使いやすいです。
![C#augのコードフォームパターン](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/C-sharp-aug_5-1024x298.webp)
単発でC#augが登場する場合は、前後のコード進行からパターン①が楽な場合が多いですね。
フレットを平行移動させよう
![C#augを平行移動させるとコードが変わる](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/C-sharp-aug_6-1024x478.webp)
C#aug自体は登場シーンがあまり多くないので、フォーム自体を覚えてどこのフレットで押さえると何のコードになるのかを覚えましょう。
下の図が5弦・6弦の各フレットの音です。
![5弦と6弦のフレット毎の音程](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/11/5F-6F-pitch.webp)
5弦ルートであれば、4フレットで押さえるとC#augになりますね。
6弦ルートだと9フレットで押さえるとC#augになります。
先ほどのよく使うコードフォーム3パターンも、上記のルール通りですね。
![C#augのコードフォームパターン](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/C-sharp-aug_5-1024x298.webp)
このフォーム自体を覚えて、あとは何フレットで弾くと何のコードになるかを覚えるという考え方はかなり重要です。
フォームを1つ覚えてしまえば、一気に大量のコードを覚えることができるからです。
また、色んなキーやコード進行に瞬時に対応できるようになります。
アコギの場合は5弦ルート・6弦ルートでコードを演奏することが多いので、まずは5弦・6弦の各フレットの音を覚えましょう。
特にaug、dim、m7-5といった特殊コードはフォームだけ覚えて、フレットの位置で何のコードになるのかを覚えるのは有効です。
C#augコード まとめ
![PCとスマホ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/movie-pc.webp)
- ド#・ファ・ラで構成される3和音コード
- アコギだと使用頻度は高くない
- フォームを覚えて、どこのフレットで押さえると何のコードになるのかを覚えると良い
ぎたすけ
たけしゃん
C#augの解説でした。
忘れたころにたまーに使うことあったりするんですよね。
なので、augの基本コードフォームだけ覚えてフレット位置で何のコードになるかを判断できるようにすると良いですね。
C#(D♭)ルートのコード解説記事一覧 |
|||
D♭ | D♭6 | C#7 | D♭maj7 |
C#m | C#m6 | C#m7 | C#mM7 |
C#m7-5 | D♭dim | D♭sus4 | C#7sus4 |
D♭add9 | C#aug | C#9 | C#m9 |
C#7(♭9) | C#7(#9) | D♭maj9 | C#7(#11) |
C#7(13) | C#7(♭13) |
augコードの解説記事一覧 |
|||
Caug | C#aug | Daug | E♭aug |
Eaug | Faug | G♭aug | Gaug |
A♭aug | Aaug | A#aug | Baug |
![CとCaugの比較](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/03/aug6-160x160.webp)
![ギターでF#dimのコードフォームを押さえているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/07/Fsharpdim-3-160x160.webp)
![ギターでBm7-5を押さえているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/07/Bm7-5-9-160x160.webp)
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