パターン①
パターン②
パターン③
A#augの主なコードフォームは上記3種類。
アコギだとA#aug自体があまり出てこないですが、普通に使うならパターン①ですね。
あと、僕は下記の省略フォームもよく使います。
A#augを使うシーンは下降型のクリシェが多いのですが、その場合は上記の省略フォームが一番合うんですよね。
僕はBm7からのクリシェのコード進行でA#augをよく使っています。
ベースラインがB→A#→A→G#と下降していく定番のクリシェパターンです。
アコギ弾き語りだと「Bm→BmM7→Bm7→G#m7-5」とする人が多いですが、僕はベースラインでクリシェを作りたいので上記のコード進行を採用しています。
バンドだとベースがベースラインでクリシェを作るのが定石になってるのもあって、ベースラインのほうがしっくりくるんですよね。
また、違うパターンのクリシェ活用例としては下記のパターンもありますね。
このコード進行はback numberの「あかるいよるに」の冒頭で使用されていますね。
YouTubeに本家がないので僕のカバー動画ですが、ライブで手元を見たら清水依与吏さんも上記のコードフォームを選択されてました。
また、Aメロ繰り返し部分では同じコード進行をハイフレットに移動させてますが、その際は先ほどの省略フォームのA#augを使ってます。
A#augはあまり登場しないものの、登場する場合は印象的なフレーズであることが多いです。
基本フォームと省略フォームの両方を押さえておくと、忘れた頃に役に立つコードですね。
A#aug(B♭aug)の構成音
A#augはラ#・レ・ファ#で構成されるコードです。
かなり不気味な音がするので、単独で使うよりはクリシェのコード進行に組み込む使い方が多いです。
A#augは異名同音にB♭augがありますが、ギタースコアではA#augの方が断然多いです。
アコギ弾き語りではA#augはDメジャーキーのクリシェ以外ではほとんど登場しないためです。
逆にピアノで五線譜を使う人はたぶんB♭augの方が見る機会が多い気がします。
このあたりはカポタストを多用して演奏キーを調整するアコギ文化特有なところがありますね。
B♭ルートのコード解説記事一覧 | |||
B♭ | B♭6 | B♭7 | B♭maj7 |
B♭m | B♭m6 | B♭m7 | B♭mM7 |
A#m7-5 | A#dim | B♭sus4 | B♭7sus4 |
B♭add9 | A#aug | B♭9 | B♭m9 |
B♭7(♭9) | A#7(#9) | B♭maj9 | B♭7(#11) |
B♭7(13) | B♭7(-13) |
augコードの解説記事一覧 |
|||
Caug | C#aug | Daug | E♭aug |
Eaug | Faug | G♭aug | Gaug |
A♭aug | Aaug | A#aug | Baug |
よく読まれている記事
初心者が覚えるべき ギターコード 10個を練習用の譜例付きで解説
男性の音域を平均・低め・高めの3種類で解説。音域チェックできる音源付き
コンデンサーマイク おすすめ17選【2024年】。ボーカルレコーディングで定番の製品を徹底比較。
初心者向けアコースティックギター おすすめ6選。購入するギターの選び方を107名のアンケート調査付きで解説
ギターのストロークパターンを練習しよう。弾き語りでよく使う譜例 10パターンで解説
ギターのカポタストでキー変更するための上げ方、下げ方を役立つ早見表と合わせて解説
ギター初心者も弾ける簡単な曲 おすすめ50選。練習時のポイント解説付き
SYNCROOM(シンクルーム)の使い方、設定、遅延対策を解説。無料で自宅セッションを楽しもう!
女性の音域を平均・低め・高めの3種類で解説。参考アーティストも合わせて紹介
アコギ メーカー11社を解説。ブランドごとの特徴やおすすめのギターを紹介