パターン①
パターン②
パターン③
A#dimの主なコードフォームは上記の3種類。
アコギ弾き語りではパターン①がメインですね。
秦基博さんの楽曲をコピーしていると、パターン①のA#dimがほんとによく出てきます。
A#dimはdimコードの中ではトップレベルに登場回数が多いコードですね。
また、UフレットなどではA#dimは下記のフォームが出てきますが、A#dimではありませんので注意してください。
このフォームはEdimです。
EdimとA#dimは構成音は一緒で音を積み上げる順番が異なるコードです。
- Edim→ミ・ソ・ラ#・ド#
- A#dim→ラ#・ド#・ミ・ソ
バンドのエレキギターの場合はベースがいるので、ギターがルート音を意識しないで弾いても問題はありません。
ベースがちゃんとベースラインを整備してくれますからね。
しかし、アコギ弾き語りの場合はベースも自分なのでEdimとA#dimを一緒にしているとコード進行のベースラインがガタガタになるので注意してください。
A#dimのパッシングディミニッシュ
A#dimが絡むコード進行といえば、これ!というくらいによく出てくるコード進行です。
上記の進行におけるA#dimはパッシングディミニッシュと呼ばれます。
このコード進行は本当に色んな曲で使われてますが、代表的な楽曲としては秦基博さんの鱗ですね。
鱗ではサビの「鱗のように身にまとったものは捨てて」の部分でA7→A#dim→Bm7が登場します。
秦基博さんはA→A#dim→Bm7を使っている楽曲が非常に多いですね。
A#dimの構成音
A#dimはラ#・ド#・ミ・ソで構成される4和音コードです。
単独だと不安定で不吉な響きですが、パッシングディミニッシュに組み込むと滑らかなコード進行を演出してくれます。
A#dimは異名同音のB♭dimでもありますが、ギタースコアに表記される場合はほぼA#dimです。
アコギ弾き語りで使用されるパターンもDメジャーキーでのパッシングディミニッシュが大半なのでA#dimです。
A#dimを見てパッとコードフォームが出てくるように慣れましょう。
B♭ルートのコード解説記事一覧 | |||
B♭ | B♭6 | B♭7 | B♭maj7 |
B♭m | B♭m6 | B♭m7 | B♭mM7 |
A#m7-5 | A#dim | B♭sus4 | B♭7sus4 |
B♭add9 | A#aug | B♭9 | B♭m9 |
B♭7(♭9) | A#7(#9) | B♭maj9 | B♭7(#11) |
B♭7(13) | B♭7(-13) |
dimコードの解説記事一覧 |
|||
Cdim | D♭dim | Ddim | D#dim |
Edim | Fdim | F#dim | Gdim |
G#dim | Adim | A#dim | Bdim |
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