ぎたすけ
たけしゃん
歌ってみたに必要な機材
![audio technica AT4050 ポップガード付き](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/AT4050-28.webp)
歌ってみたとは、主にボーカルのカバー動画を指します。
なので、歌ってみたに必要な機材とはボーカルをレコーディングするための道具となります。
![Volt 276 Studio Pack](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/12/volt276-studiopack.webp)
必要なアイテムは地味にかなり多いですが、一度買ってしまえば、そうそう買い換える必要はありません。
また各アイテムで低予算向けと本格的にやる人向けの両方を紹介していくので、予算に応じて検討してください。
機材名タップで解説に飛びます
機材 | 予算 | 備考 |
![]() マイク | 6,000円~ | USBマイクより XLRマイク推奨 |
![]() オーディオ インターフェイス | 10,000円~ | |
![]() マイクケーブル | 2,000円~ | 自宅用なら 3mが良い |
![]() マイクスタンド | 2,000円~ | 自宅だと マイクアームが楽 |
![]() ポップガード | 1,000円~ | |
![]() ヘッドホン | 5,000円~ | イヤホンでも可 |
![]() リフレクションフィルター | 6,000円~ | 必須ではなく 推奨アイテム |
![]() 動画編集ソフト | 0円~ | 動画編集を誰かに 頼むなら不要 |
![]() DAW | 0円~ |
マイク
![MPM-1000 本体](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/01/MPM-1000_9.webp)
歌録りのメイン機材となるマイクです。
歌ってみたで使うマイクはコンデンサーマイクがおすすめです。
![コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/09/mic-con-din.webp)
コンデンサーマイクは音の感度が高く、繊細な表現もしっかり再現してくれます。
また、コンデンサーマイクの中でも接続端子がUSBタイプのものと、音楽用途で一般的なXLRタイプのものがあります。
![USB端子とXLR端子](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/06/AT2020USB_14.webp)
歌ってみた、歌枠などの音楽配信ではXLRマイクがおすすめです。
USBマイクだと音の遅延などが発生しやすいので、音楽用途だとXLRマイク&オーディオインターフェイスという組み合わせが間違いないです。
マランツプロ MPM-1000
![MPM-1000 本体](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/01/MPM-1000_9.webp)
項目 | 機能・スペック |
指向性 | 単一指向性 |
最大SPL | 136dB |
S/N比 | 77dB |
重量 | 約300g |
実売価格 | 約6,000円 |
6,000円程度で買える人気のコンデンサーマイク マランツプロ MPM-1000。
安いですが、かなり良い音で録れます。
音にクセもなく、低ノイズなので歌ってみたの入門マイクとしては十分なレベルです。
MPM-1000でボーカル、アコギを別々に録った動画がこちら。
6,000円でも、このレベルの音質で録れるのはすごいですね。
また、MPM-1000は豊富な付属品も魅力です。
![MPM-1000 本体と付属品を上から摂った画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/11/MPM-1000_2.webp)
造りはさすがに安っぽいものの、マイクケーブル、ショックマウント、ウィンドスクリーンは普通に使えます。
とりあえず、低予算で歌ってみたを始めたい人には非常に良い製品です。
audio technica AT4040
![audio technica AT4040](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/07/AT4040-23.webp)
マイクタイプ | XLRコンデンサーマイク |
指向性 | カーディオイド |
周波数特性 | 20~20,000Hz |
最大音圧レベル | 145dB SPL (1kHz THD1%) |
本体機能 | ローカットフィルター、PAD |
寸法 | 170 × 53.4mm |
重量 | 360g |
実売価格 | 35,000円程度 |
歌い手からDTMerまで、幅広い層から人気のaudio technica AT4040。
フラットな特性で原音に忠実な音が録れるコンデンサーマイクです。
原音に忠実ですが、物足りなさもなく、魅力的で解像度の高い音が録れます。
AT4040でボーカル、アコギを別々に録った動画がこちら。
AT4040はどこの帯域も目立つことなく、良いバランスで録れますね。
低価格帯のマイクと比べると、音の距離感も近くてリアリティもあります。
AT4040は仕事で使っている人も多いので、歌ってみたを本気でやっていきたい人にもおすすめのマイクです。
![audio technica AT4050 ポップガード付き](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/AT4050-28-160x160.webp)
オーディオインターフェイス
![MOTU M2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/05/M2-26.webp)
続いて、PCやスマホとXLRマイクを接続するのに必要となるオーディオインターフェイスです。
マイクの音を端末に送る以外にも、外部スピーカーに音を出したり、ライブ配信時のエフェクト調整など色んな役割を担う重要機材です。
歌ってみたの観点で選ぶ場合に重要となるのは以下の4点です。
- XLR端子があるか?
- ファンタム電源があるか?(コンデンサーマイクを使うのに必要)
- (Windows限定)ASIO対応しているか?
- DAWは付属するか?
3点目のASIOはPCとオーディオインターフェイスを繋ぐドライバです。
Windowsの場合はOS標準ドライバがしょぼいのでASIOドライバがないと録音時に音が遅延しがちです。
本章では低予算、配信でも使いやすい機種、音質重視で3製品を紹介します。
M-audio M-Track Solo
![M-Audio M-Track solo](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/04/M-audio-solo1.webp)
項目 | 機能・スペック |
アナログ入力 | コンボジャック ×1 LINE ×1 |
サンプリングレート | 48kHz/16bit |
接続端子 | USB 2.0 |
ループバック | × |
内蔵エフェクト | × |
対応OS | Win、Mac、iOS |
付属DAW | Pro Tools First M-Audio Edition |
実売価格 | 約6,000円 |
低価格でもちゃんと使える、コスパ最高のオーディオインターフェイスM-Track SOLO。
6,000円程度でASIOドライバーも用意されており、Windowsでも安定動作します。
音質もまずまずで、歌ってみたで十分使えます。
ボーカルレコーディングで必要な機能は一通りそろっています。
また、DAWのPro Tools(First M-Audio Edition)がついてくるのも良いですね。
一方でループバックや内蔵エフェクトの機能はありません。
![M-Audio M-Track soloを上から撮った写真](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/04/M-audio-solo9.webp)
主には歌ってみた、DTM、シンプルなライブ配信といった用途で使うと良いでしょう。
USBカメラアダプタを介せば、iOSでも利用できます。
なお、製品バリエーションとしてコンボジャックが2つになったM-Track DUOがあります。
![M-Audio M-Track soloとM-Track Duo](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/04/M-audio-solo11.webp)
価格差は1,000円程度です。弾き語りをやる人はマイク2本挿せた方が良いのでM-Track DUOを選択しましょう。
Steinberg UR22C
![Steinberg UR22C](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/UR22C-32.jpg)
項目 | 機能・スペック |
アナログ入力 | コンボジャック ×2 |
サンプリングレート | 192kHz/32bit |
接続端子 | USB 3.0 |
ループバック | 〇 |
内蔵エフェクト | 〇 |
対応OS | Win、Mac、iOS |
付属DAW | Cubase AI Cubasis LE |
実売価格 | 約17,800円 |
歌ってみた、ライブ配信のどちらでも使いやすいSteinberg UR22C。
機能面も充実しており、非常に人気があるオーディオインターフェイスです。
マイクプリはYAMAHA D-PREが採用されており、クリアで低ノイズ。
![Steinberg UR22C](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/UR22C-30.webp)
サンプリングレートも192kHz/32bitまで対応しており、ハイレゾ音源も作れます。
UR22Cを使って録った動画がこちら。
歌ってみた、DTMなど色んな用途で使いやすいです。
また、UR22CはWindows、Mac、iOSで動作する専用アプリが用意されています。
![UR22CのDSPミキサー画面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/03/UR22C_16.webp)
専用アプリを経由して、ループバックや内蔵エフェクトを使うことができます。
そのため、PCやスマホからのライブ配信でも非常に使いやすいです。
![UR22Cのコンプレッサー設定](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/03/UR22C_32-1024x580.webp)
歌ってみたの制作からライブ配信まで、1台で万能にこなせるおすすめ製品です。
MOTU M2
![MOTU M2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/05/M2-3.webp)
入力端子 | コンボジャック×2 |
出力端子 | 1/4 “TRSライン出力×2 RCA ×2 ヘッドホン端子 ×1 |
サンプルレート | 192kHz |
接続端子 | USB-C |
対応OS | Win,Mac,iOS |
寸法(幅×奥×高) | 約190 x 108 x 45mm |
付属DAW | Performer Lite |
実売価格 | 約30,000円 |
音質の良さに定評があるMOTUのM2。
高級機に使われるような高品質なパーツを使っており、3万円近辺ではトップレベルの音の良さです。
音がクッキリしており、解像度も高いですね。
M2を使って録った動画がこちら。
M2は録音の音質だけでなく、再生音の質が非常に良いです。
ヘッドホンから返すモニターの音が良いので、歌のレコーディングもやりやすいですね。
更にM2はループバックにも対応しています。
専用アプリなどはないため、配信の利便性はUR22Cより劣りますが、普通に配信でも使っていけます。
![MOTU M2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/05/M2-26.webp)
歌ってみたの音質を重視したい人にはおすすめのオーディオインターフェイスです。
![AUDIENT EVO4 駆動しているところ。Macbookとセットで撮影](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/08/EVO4-11-160x160.webp)
マイクケーブル
![TPS7182](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/02/TPS7182-9.webp)
マイクとオーディオインターフェイスに使うケーブルです。
XLRという端子のオスメスタイプを使います。
![XLRケーブルのメスとオス](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/mic-cable9.webp)
安物のケーブルはノイズの発生、音痩せの原因になるので、有名どころのケーブルを買っておくことを強くおすすめします。
audio techncica ATL458A
![audio technica ATL458A](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/atl458a-1.webp)
audio technicaのXLRケーブル ATL458A。
安価で丈夫、音質も良好で人気の製品ですね。
音質はクリアでナチュラルです。
マイク以外にミキサーやスピーカー接続用途などにも使えます。
ATL458Aで録った動画
手頃な価格で安定した品質のケーブルなので、低予算の人におすすめです。
audio technica BX9/3.0
![audio technica BX9/3.0](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/07/BX9-2.webp)
2022年7月に発売されたaudio technicaの高品位なマイクケーブル BX9/3.0です。
プロ仕様の素材を使いつつ、自宅でのレコーディング・ライブ配信で使いやすいように作られた製品です。
原音に忠実なピュアな音質で外来ノイズにも強く、非常に安定しています。
BX9/3.0でボーカル録りした音源
ケーブルの硬さも程々でしなやかなので、自宅での取り回しも楽です。
また、ケーブルタイがついており、必要な長さのケーブルだけ出して後はまとめられます。
![](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/07/bx10.webp)
ATL458Aと比べると、音が太くて安定している感じがしますね。
マイクやオーディオインターフェイスにそれなりに予算をかける人はBX9を選択してほしいですね。
![audio technica ATL458A](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/atl458a-1-160x160.webp)
マイクスタンド
![AT8700JでAT4040を取り付けした様子](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/07/AT8700J-23.webp)
マイクを取り付けるマイクスタンドは机に付けるマイクアームと自立するマイクスタンドに分かれます。
![Blue Compassの接続部分](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/01/compass4.webp)
![ブームスタンド](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/micstand.webp)
レコーディング場所がPCデスクなどの場合はマイクアームが良いですね。
一方で取付できる机がない場合や撮影などに使いたい人はマイクスタンドを選択しましょう。
KTSOULマイクアーム
![AKG C214をKTSOULのマイクアームに取付した2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/01/ktsoul6.webp)
安くて人気のマイクアームKTSOULです。
安いですが、マイクアームとしての役割はしっかり果たしてくれます。
いろいろと試した感じでは、800gくらいまでのマイクなら任意の位置で固定できます。
重たいマイクでなければ、大体はいけます。
![KTSOULのマイクアーム アーム部分](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/01/ktsoul4.webp)
また、KTSOULはポップガードやショックマウントなどが付属します。
![KTSOULの付属品一式](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/01/ktsoul7.webp)
これで、2,580円程度なのでコスパは非常に良いですね。
audio techncia AT8700J
![AT8700JでAT4040を取り付けした様子](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/07/AT8700J-23.webp)
audio technicaが2021年に発売したマイクアーム AT8700J。
価格は8,000円程度で耐久性や安定度が抜群に良いので、人気があるマイクアームです。
素材からして、数千円のマイクアームとは格が違います。
![AT8700Jの可動域部分](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/07/AT8700J-28.webp)
スプリングやネジは隠れており、ルックスもシックでおしゃれです。
アームが固めなので、調整するには両手が必要ですが、その分安定感は抜群です。
検証テストでは2kgある製品を載せても安定して固定できました。マイクなら重くても余裕で安定します。
![audio technica AT8700JでAT4040を取り付けした写真](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/07/AT8700J-16.webp)
ユーザーがネジ調整する部分もないので、ネジ締めが発生しないのも良いところですね。
レコーディングや配信でマイクが徐々に落ちてくる心配もありません。
レコーディングを頻繁にやりたい人はやや高くても、AT8700Jを買っておくと安心です。
![RODE PSA1のアームを伸ばした状態。左から撮影](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/09/PSA1-22-160x160.webp)
KC MBCS02
ストレート部分 | 約780~1480mm |
ブーム部分 | 約790mm |
本体重量 | 約1.9kg |
付属品 | ソフトケース マイクホルダー 5/8 変換アダプタ |
実売価格 | 約3,000円 |
軽めのブームスタンドのおすすめKC MBCS02です。
色んな所で使われている定番のブームスタンドですね。
安価で安定性も高く、携帯性も良い優れものです。
![C414XLIIでギターのレコーディングしているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/12/C414-XLII-10-160x160.webp)
ポップガード
![ポップガードpro-screen101を取付した画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/12/pro-screen101-2.webp)
ポップガードは息の音など、吹かれとかポップノイズと呼ばれる「ボッ」という音を防ぐアイテムです。
歌ってみたには必須のアイテムです。
色んな製品が出てますが、僕は洗いやすくて音にも影響が少ない金属製をおすすめします。
![ポップガードの材質の違いと特徴](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/12/mic-arm2.webp)
GRANPRO ポップガード
![ポップガード Granpro](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/12/Granpro2.webp)
項目 | スペック |
材質 | メッシュ |
外形 | 縦8cm × 横7cm |
取付 | マイク取付式 |
実売価格 | 約1,800円 |
安くて取付も手軽なことから人気のGRANPRO。
マイクに直接取付して、使うタイプのポップガードです。
![ポップガード Granproをコンデンサーマイクに取付した](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/12/Granpro1.webp)
ポップガードが小さいので、PC画面を見ながらのレコーディングもやりやすいです。
なお、形状が特殊なBlueのマイクも含めて、記事制作時に自宅にあったコンデンサーマイク 8本は全部使えました。
![マイク取付タイプのポップガードをGranpro4は特殊形状のマイクでも割といける](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/12/Granpro3.webp)
マイクカプセル部分が特殊形状だと取付けられないこともあるので、注意しましょう。
STEDMAN PROSCREEN101
![STEDMAN proscreen101](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/pop-screen101-8.jpg)
項目 | スペック |
材質 | メタル |
外形 | 12cm |
取付 | クランプ |
実売価格 | 約6,500円 |
プロの使用者も非常に多い、STEDMAN PROSCREEN101です。
僕も自宅のREC用で使っています。
![STEDMAN PROSCREEN101](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/12/pro-screen101-3.webp)
メタル製でポップガードとしての性能はもちろん良いですが、グースネックの質が良くて固定するのが楽なところを気に入っています。
直径12cmというサイズ感もちょうどよくて、PCデスクで使うにも使い勝手が良いです。
![ポップガード Pro Screen101を取付した画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/12/pro-screen101-1.webp)
レコーディングをたくさんしていると、グースネックの自由度はすごく大事なことがわかります。
数千円くらいのポップガードはなかなか任意の位置で止まってくれません。
PROSCREEN101は好きな位置でピタッと固定できるので、めちゃくちゃ良いです。
![TLM102にキクタニポップガードPO-08を付けたところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/09/PO-8-10-160x160.webp)
ヘッドホン
![SONY MDR-7506](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/MDR7506-5.jpg)
レコーディング時のモニターや録った音の確認などに使うモニターヘッドホンです。
音漏れするとマイクが拾ってしまうので、遮音性の高い密閉型のヘッドホンを購入しましょう。
ちなみに歌を録るだけならイヤホンでも割と大丈夫です。
自分でmixしたり、ボーカルエディットまでやる人は正確に音を把握できるようにヘッドホンの購入を推奨します。
audio technica ATH-M20x
![audio technica ATH-M20x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/05/ATH-M20x-2.webp)
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー径 | φ40mmデュアル CCAWボイスコイル |
ヘッドホンジャック | 3.5mm ※6.3mm変換アダプタ付属 |
インピーダンス | 47Ω |
重量 | 190g |
audio technicaモニターヘッドホンのエントリーモデル ATH-M20x。
5,000円台で購入でき、低価格帯の中で非常に良くできた製品です。
低価格帯はサウンドに偏りがあるヘッドホンが多いですが、ATH-M20xはその中で一番フラットに近いと感じました。
![audio technica ATH-M20x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/05/ATH-M20x-3.webp)
付け心地は、買った初期はやや側圧が強く感じました。
![audio technica ATH-M20xの可動域](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/05/ATH-M20x-8.webp)
僕は使っていく中で側圧もほどほどで大丈夫になっていきました。
予算5,000円程度でモニターヘッドホンらしい製品を選ぶなら、ATH-M20xが良いですね。
SONY MDR-7506
![SONY MDR-7506](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/MDR7506-6.jpg)
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー径 | φ40mm、ドーム型 |
プラグ | 3.5mm ※6.3mm変換アダプタ付属 |
インピーダンス | 63Ω |
重量 | 230g |
世界的に有名なモニターヘッドホン SONY MDR-7506です。
日本だとMDR-CD900STが主流ですが、海外だとMDR-7506が業界標準機になっています。
![SONY MDR-CD900ST](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/MDR-CD900ST-2.jpg)
MDR-7506はフラット寄りなサウンドになっており、レコーディングからミックスまで万能に使えます。
![SONY MDR-7506](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/MDR7506-5.jpg)
ちなみにMDR-7506は映像業界でもよく使われています。
側圧も優しく、装着感も良いです。
MDR-CD900STと比べると万人向けで、初心者からプロまで幅広い層から支持されているヘッドホンです。
![モニターヘッドホン 6台](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/monitor-headphone1-160x160.jpg)
リフレクションフィルター
![Reflexion Filter Pro 下から撮った](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/11/Reflexion-Filter-Pro-3.webp)
リフレクションフィルターは部屋の反響音の混入を防いでくれるアイテムです。
一般住宅だと音が反射しまくるので、マイクに混入して音像がぼやけてしまうんですよね。
![リフレクションフィルターの効果](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/08/filter-min.webp)
歌ってみただとmixで音圧をガッツリ上げることが多いので、部屋の反響音もかなり大きくなります。
そのため、できればリフレクションフィルターで反響音の混入を押さえたほうが良いです。
クラシックプロ CAR900
![CAR900 正面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/08/CAR900-2-1024x683.webp)
リフレクションフィルターなし
CAR900あり
サウンドハウスのプライベートブランド Classic ProのCAR900です。
6,300円程度とリフレクションフィルターの中では安価ですが、吸音性能はなかなかよいです。
![CAR900 接続部分](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/08/CAR900-4-1024x683.webp)
CAR900は手の力で開閉できるバーンドアタイプになっています。
そのため、使用しない際は畳んでしまっておくことができます。
![リフレクションフィルターとマイクスタンド](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/08/CAR900-3-1024x683.webp)
低価格ですが、よくできたアイテムです。
KAOTICA EYEBALL
![KAOTICA EYEBALL](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/09/eyeball-1.webp)
EYEBALL 未使用
EYEBALL 使用
マイクをすっぽり包むタイプのリフレクションフィルター KAOTICA EYEBALL。
軽いため、マイクアームでも使えるところが非常に便利な製品です。
![KAOTICA EYEBALLをBlue Babybottle SLにつけた](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/09/eyeball-11.webp)
見た目通りで、反響音を防ぐ能力はかなり高いです。
一方でやや音がこもり気味にはなりますので、部屋鳴りがうるさい環境のほうが恩恵は大きいですね。
また、EYEBALLは直径1.5~2.75インチ(38~70mm)のマイクに対応しています。
![KAOTICA EYEBALL 中央の穴からマイクを入れる](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/09/eyeball-13.webp)
![KAOTICA EYEBALL 下の穴からマイク下部分を出す](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/09/eyeball-14.webp)
普通の形状のコンデンサーマイクなら問題なくいけます。
購入前に使っているマイクのサイズを調べておくと良いでしょう。
![SE ELECTRONICS RF-X 横から撮った](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/11/RF-X-2-160x160.webp)
動画編集ソフト
![Adobe Premiere Proで弾き語りカバー動画を編集している画面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/09/Premiere-Pro.webp)
音声と映像を合成して、テロップなど入れる動画編集ソフトです。
歌ってみただと、大した編集はしないことが多いので、まずは無料のもので良いかなと思います。
本サイトの歌ってみた制作講座でも、無料ソフトのiMovie(Mac、iOS)とAviUtl(PC)を解説しています。
![iPhoneを机に載せた画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/10/iPhone-12-160x160.webp)
![aviutlで動画編集している画面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/aviutl16-160x160.webp)
映像と音声の合成やテロップを入れるくらいなら簡単にできるので、まずは上記のソフトでやってみることをおすすめします。
DAW
![Cubaseのミキサー画面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/09/Cubase-mix-1024x692.webp)
DAWは総合音楽制作ソフトのことです。
打ち込み、録音、ミックス、マスタリングと音源制作するためのすべての工程を行うことができます。
歌ってみたで使う分にはどれを選んでも大差ありません。
オーディオインターフェイスを購入する際に付属でついてくるDAWで十分対応できます。
![MOTU perfomer lite](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/05/pefomer-lite.webp)
DAWが付属しないオーディオインターフェイスを買った場合は無料で使えるStudio One Primeがおすすめです。
なお、当サイトではYAMAHA、Steinberg、ZOOMなどに付属するCubaseでの音源制作を解説していきます。
以上で歌ってみたに必要な機材の紹介は終了です!
歌ってみたで使うアイテムはライブ配信にも使えるものが多いです。
![ライブ配信している部屋](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/09/live-streming.webp)
歌い手の活動ではライブ配信はとても重要なので、機材を購入する際は配信でも使いやすいかは考えたほうが良いですね。
今回紹介しているアイテムは配信でも使いやすいものを選んでいるので、ぜひ参考にしてください。
弾き語り動画制作講座(初級編)
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