モニターヘッドホン おすすめランキング10選。DTM・歌ってみた・配信で使いやすい製品を徹底解説

モニターヘッドホン 6台

ぎたすけ

モニターヘッドホンって音楽制作とかで使うヘッドホンだよな

たけしゃん

そうだよ。最近は制作だけじゃなく、配信やリスニングで使っている人も多いね
この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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モニターヘッドホンの選び方

audio technica ATH-M50x
audio technica ATH-M50x

モニターヘッドホンは主に音楽制作、映像制作などに用いられるヘッドホンです。

モニターヘッドホンの主な用途

  • レコーディングする際に自身の音をモニターする
  • レコーディングした音源の確認
  • ライブ会場での演奏音の確認
  • ミックス・マスタリング
  • 動画編集…など

サウンドにおかしなところがないかチェックするのが主な用途です。

そのためリスニング用途とは違い、フラットで原音そのままに再現するチューニングとなっています。

DAWで音楽制作している人

リスニング用のヘッドホンで聴くと気にならない部分が、モニターヘッドホンで聴くと気になったりしますね。

そのため、音楽制作・動画制作などをやる人は1台持っておくべきアイテムです。

モニターヘッドホンの選び方 目次

密閉型と開放型

audio technica ATH-M50x
密閉型
audio technica ATH-R70x
開放型

モニターヘッドホンには密閉型と開放型のヘッドホンがあります。

特徴をザックリまとめると以下の通りです。

タイプ特徴
SENNHEISER HD 280 PRO
密閉型
低音が出やすい
遮音性が高い
音がこもりやすい
SENNHEISER HD 600 PRO
開放型
音の抜けがよい
音場が広い
聴き疲れしにくい
遮音性は低い

密閉型はハウジングが閉じており、音が密閉されるタイプです。

audio technica ATH-M70x

音漏れすることなく、低音が出やすいです。

そのため、レコーディングからミックス・編集まで様々な用途で使用されます。

対して、開放型はハウジングが開放されており、音の抜けや広がりが良いです。

audio technica ATH-R70x

スピーカー環境に近い聴こえ方で、正確にモニターしやすく、音疲れもしにくいです。

また、本体が軽いため、長時間作業においては密閉型より圧倒的に楽ですね。

audio technica ATH-R70x

一方で音漏れするため、レコーディングのモニターなどで使うのは難しいです。

どちらが良いかというと、理想は両方とも持っておくことです。

エンジニアの方だと、両タイプを使い分けている方が多いです。

とはいえ、予算的に厳しい人も多いかと思うので、その場合は密閉型をおすすめします。

特にボーカルなど、レコーディングのモニター用途がメインとなる人は遮音性の高い密閉型にしましょう。

イヤーパッドの種類

種類特徴
audio technica ATH-M50x
オーバーイヤー
耳を覆うタイプ
遮音性が高い
audio technica ATH-M60x
オンイヤー
耳に載せる感覚で
耳にフィットするタイプ
Senheiser IE 40 PRO
インイヤー
耳に差し込むタイプ
主にカナル型イヤホン

モニターヘッドホンは耳を覆うタイプのオーバーイヤーが主流です。

遮音性が高く、装着時の安定感も高いです。一方で本体重量は高いものが多いですね。

audio technica ATH-M50x
オーバーイヤー

長時間使っていると、疲れやすいため、程々に休憩を取りながら使うのが良いです。

オンイヤータイプは耳に載せる感覚で装着するタイプです。

audio technica ATH-M60x

コンパクトで軽い装着感で、長時間でも比較的楽に作業を続けられます。

代わりにオーバーイヤーと比べると、遮音性は低い傾向にあります。

どちらを選んでも困ることはないですが、まずはオーバーイヤータイプの購入をおすすめします。

製品の選択肢がオーバーイヤーのほうが圧倒的に多いです。

Bluetooth

AKG K371-BT
AKG K371-BT

最近はモニターヘッドホンもBluetooth対応の製品が多いです。

ただ、制作用途だと音響機器が基本的にBluetooth非対応なので、使用する場面はほとんどありません。

Universal Audio Volt 476
オーディオインターフェイスはほぼBluetooth非対応

そのため、リスニング用途でも使う人向けの機能と言えます。

Bluetooth対応のモニターヘッドホンは有線と両対応なので、リスニング時だけBluetoothで聴くことが可能です。

AKG K371-BT-Y3の各種端子

その代わり、Bluetooth非対応版から価格は数千円ほど高くなります。

補足

audio technicaなどは同じ製品でBluetooth対応・非対応の2種類が用意されている

また、本体が20~30g重くなるので、制作用途メインの人は基本的にBluetoothなしを推奨します。

たけしゃん

長時間作業においては、20~30g重いと疲労感が大分違います

メイン用途によって選ぶ製品を変えよう

SONY MDR-7506

モニターヘッドホンは用途別で適した製品が変わります。

例えば、レコーディングメインではSONY MDR-CD900STをおすすめする人が多いと思います。

SONY MDR-CD900ST

一方でMDR-CD900STはフラットとは言い難いので、ミックスでは別のヘッドホンを薦めることが多いです。

このように用途別で最適な製品は変わります。

そのため、使用者が何をやる人なのかでおすすめされる製品も変わってきます。

AKG K361-BT-Y3

ただ、3万円くらいからはフラットかつ音の分離に優れた製品が増えるので、どの用途でも万能に対応できるものが増えますね。

たけしゃん

このあとの製品紹介では、僕の所感で各用途の使い勝手も記載します

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モニターヘッドホン おすすめランキングベスト10

モニターヘッドホンをたくさん並べた写真

それでは、おすすめのモニターヘッドホンをランキング形式で紹介していきます。

所有しているもの、メーカーさんからお借りしたものなど、計26製品を聴き比べして選びました。

なお、筆者はボーカル・アコギのレコーディング、ミックス、動画編集でモニターヘッドホンを使用しています。

ベテルギウス / 優里 【アコースティックCover】

ボーカリストとしての使用がメインなので、評価軸はエンジニアではなくプレイヤー寄りです。

そして、ランキングを一覧化した表がこちらです。

製品名タップで解説に飛びます

順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
製品SONY MDR-7506
MDR-7506
audio technica ATH-M50x
ATH-M50x
SENNHEISER HD 400 PRO
HD 400 PRO
audio technica ATH-M20x
ATH-M20x
SONY MDR-CD900ST
MDR-CD900ST
AKG K-271MKII
K271 MKII
audio technica ATH-R70x
ATH-R70x
audio technica ATH-M70x
ATH-M70x
SENNHEISER HD 200 PRO
HD 200 PRO
マランツプロ MPH-1
MPH-1
メーカーSONYaudio technicaSENNHEISERaudio technicaSONYAKGaudio technicaaudio technicaSENNHEISERマランツプロ
タイプ密閉型密閉型開放型密閉型密閉型密閉型開放型密閉型密閉型密閉型
イヤーパッドオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤー
側圧優しいやや強い普通やや強い優しい普通普通普通優しいやや強い
コメント世界的に有名な機種
安くて使い勝手もいい
プロ使用者も多数
正確にモニタリングできる
スピーカー環境に近い
開放型の強みが出ている
低価格帯の中で
最もフラットにできている
レコスタの超定番
レコーディングに最適
便利機能が色々ある
開放型に近い聴こえ方
開放型の人気製品
音質・装着感ともに〇
オーテクの上位モデル
音の解像度が非常に高い
リスニング・編集用に
ちょうどいい製品
安いがまともに使える
低音が大分強い
価格約10,980円約19,000円約32,000円約5,800円約16,500円約14,600円約35,000円約32,000円約8,000円約4,000円
ECサイトAmazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
公式サイト
Amazon
楽天市場
サウンドハウス
Amazon
楽天市場
イケベ楽器
サウンドハウス
公式ストア
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楽天市場
サウンドハウス
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楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
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公式ストア
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公式ストア
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サウンドハウス
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Yahoo!
サウンドハウス

10位 マランツプロ MPH-1

マランツプロ MPH-1
用途 項目

普段使い
低音が強いが
普通に使える
マイクを設置しているスタジオ
DTM
低音が強いが
普通に使える
ライブ配信している人のイラスト
ライブ配信
音もクリアで
普通に使える
型式密閉ダイナミック型
ドライバー径40mm
ヘッドホンジャック3.5mm
※6.3mm変換アダプタ付属
インピーダンス32Ω
重量260g

4,000円程度という激安価格で、普通に使えるマランツプロ MPH-1。

この価格帯でモニターヘッドホンとして、ちゃんと使えます。

音質は低音が強く、こもり気味でややバランスに偏りは感じます。

マランツプロ MPH-1

とはいえ、音はクリアで使えるレベルでまとまっています。

遮音性も高く、厚みと弾力あるイヤーパッドは付け心地も上々です。

マランツプロ MPH-1のイヤーパッド内側

安い割にはかなり良くできています。

できるだけ低予算で、使えるレベルのモニターヘッドホンが欲しいという人にはうってつけの製品です。

9位 SENNHEISER HD 200 PRO

SENNHEISER HD 200 PRO
用途 項目

普段使い
音質良好
付け心地も良い
マイクを設置しているスタジオ
DTM
聴きとりやすい
mixは低音が目立つ
ライブ配信している人のイラスト
ライブ配信
音質良好
長時間でも疲れない
型式密閉ダイナミック型
周波数特性20 ~ 20,000 Hz
プラグ3.5mm
6.3mm変換プラグ付属
インピーダンス32 Ω
重量(ケーブルを除く)184g

ゼンハイザー モニターヘッドホンのエントリーモデル、 HD 200 PRO

1万円以下で買える製品の中でも、音が良く、初心者にもおすすめできる製品です。

音質は低音域がやや目立ちますが、クリアで明瞭なサウンドです。

SENNHEISER HD 200 PRO 横から撮った

1万円以下の製品の中では、トップレベルに音が良いですね。

また、本体重量が軽く、側圧も優しいので、長時間付けていても疲れにくいのも良いところです。

SENNHEISER HD 200 PRO 下から撮った

一方で遮音性はやや弱めです。

といっても、レコーディングに支障が出るレベルではないので、モニターヘッドホンとしての役割は十分果たせます。

1万円以下の価格帯で音質・付け心地が良いものを探している人はHD 200 PROを検討してほしいですね。

ゼンハイザー(Sennheiser)
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8位 audio technica ATH-M70x

audio technica ATH-M70x
用途 項目

普段使い
音質・機能ともに
使いやすい
マイクを設置しているスタジオ
DTM
フラットな特性で
使いやすい
ライブ配信している人のイラスト
ライブ配信
フラットな特性で
使いやすい
型式密閉ダイナミック型
ドライバー径φ45mm
CCAWボイスコイル
プラグ3.5mm
※6.3mm変換アダプタ付属
インピーダンス35Ω
重量280g

audio technica Mシリーズの上位モデル ATH-M70x

プロミュージシャン、エンジニア向けに開発されたフラッグシップモデルです。

フラットでバランスの取れたサウンドで、非常に音の解像度が高いヘッドホンです。

audio technica ATH-M70x 下から撮った

タイトで深みもある低音、明瞭な高音域がちょうど良いバランスで聴こえてきます。

細かい音の変化、それぞれの楽器の音も掴みやすく、モニターに最適です。

装着時の付け心地も良好で、遮音性も非常に高いです。

audio technica ATH-M70x 正面から撮った

側圧はやや強いですが、没入感高くサウンドに集中しやすいですね。

実売価格32,000円程度しますが、付属品の質も良く、価格に見合う品質を兼ね備えています。

audio technica ATH-M70x ケースに収納した

7位 audio technica ATH-R70x

audio technica ATH-R70x
用途 項目

普段使い
音質・装着感
ともに良好
マイクを設置しているスタジオ
DTM
フラットな特性で
正確にモニターできる
ライブ配信している人のイラスト
ライブ配信
遮音性は低いので
やや不向き
型式オープンバックダイナミック型
ドライバー径φ45mm
プラグ3.5mm
※6.3mm変換アダプタ付属
インピーダンス470Ω
重量210g

audio technicaの開放型モニターヘッドホン ATH-R70x

フラットな特性で、クリアで抜けの良い中高音が良い距離感で聴こえてきます。

audio technica ATH-R70x

低音の存在感もしっかり出ており、サウンドに厚みと迫力がありますね。

また、音場が広く、各楽器の音に輪郭がしっかり出ているため、個別に色んな音を聴き取りやすいですね。

audio technica ATH-R70x 斜め上から撮った

本体は非常に軽く、頭部分にフィットするウィングサポートで装着感も良好です。

audio technica ATH-R70x
両イヤーパッドの上部にあるのウィングサポート

聞き疲れもしにくいので、長時間使っても疲労がたまりにくい点も良いです。

筆者は密閉型でミックス・動画編集を続けてやることが多いですが、ATH-R70xだと疲労感も大分少なかったです。

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6位 AKG K271 MKII

AKG K-271MKII
用途 項目

普段使い
音に広がりがある
低音はやや控えめ
マイクを設置しているスタジオ
DTM
フラットな特性で
モニターしやすい
ライブ配信している人のイラスト
ライブ配信
フラットな特性で
モニターしやすい
構造密閉型
感度(1kHz)91dB SPL/mW
プラグ3.5mm
※6.3mm変換アダプタ付属
インピーダンス55Ω
重量240g

AKGの密閉型モニターヘッドホン、K271 MKII-Y3です。

色んな工夫がなされており、便利なモニターヘッドホンになっています。

AKG K271MKII-Y3 上から撮った

音はフラットな特性で低音はやや控えめです。

面白いのは開放型のような広がりのあるサウンドになっている点ですね。

AKG K271MKII-Y3 斜め下から撮った

これは「バスチューブ機能」というものを内蔵させ、開放型のようなサウンドを実現させているためです。

遮音性はしっかりキープしているので、密閉型と開放型の良いとこ取りしたような造りになっています。

また、ミュート機能が搭載されており、ヘッドホンを外すと自動で音が止まります。

AKG K271MKII-Y3

更には、装着するだけでヘッドバンドの長さを調整できるセルフアジャスト機能を採用しています。

AKG K271MKII-Y3

パッと装着するだけで頭にフィットするサイズ感に変形するので、かなり便利ですね。

一方で、あえてフィットさせないような付け方は難しいので一長一短ある機能ではあります。

全体を通して、良くできた優等生という感じのヘッドホンですね。

型番について

型番にY3があるものはヒビノ取扱品、ないものはサウンドハウス取扱品で中身は同じ製品です。

5位 SONY MDR-CD900ST

SONY MDR-CD900ST
用途 項目

普段使い
普通に使えるが
音にややクセがある
マイクを設置しているスタジオ
DTM
RECに最適
MIXはやや不向き
ライブ配信している人のイラスト
ライブ配信
モニター用途に最適
型式密閉ダイナミック型
ドライバー径φ40mm、ドーム型
プラグ6.3mm
インピーダンス63Ω
重量200g

日本のレコーディングスタジオの業界標準機、SONY MDR-CD900STです。

どこのスタジオでも置いてあるというレベルでよく見る定番製品ですね。

MDR-CD900STはクリアで高音域が独特なサウンドです。

僕もボーカル、アコギ録りで長年使ってますが、アタック感などもクッキリ出るので演奏しやすいです。

MDR-CD900ST

一方でミックスや普段聴きに向いているとは言い難いです。

ミックスも普通にこなせますが、他のイヤホンやスピーカーでも確認しないと偏りが生まれやすいです。

MDR-CD900STは付け心地もソフトで、頑丈なのでガンガン使っていけるところが良いですね。

SONY MDR-CD900ST

僕も15年くらい使ってますが、イヤーパッドを何度か交換したくらいで問題なく使えています。

MDR-CD900STは特性からも、開放型など別のヘッドホンと組み合わせて使っている人が多い印象ですね。

SONY MDR-CD900ST

レコーディングや配信でのモニター用には非常に良いヘッドホンです。

4位 audio technica ATH-M20x

audio technica ATH-M20x
用途 項目

普段使い
フラットな特性で
可もなく不可もなし
マイクを設置しているスタジオ
DTM
REC・MIXともに
使いやすい
ライブ配信している人のイラスト
ライブ配信
フラットな特性で
聴き取りやすい
型式密閉ダイナミック型
ドライバー径φ40mmデュアル
CCAWボイスコイル
ヘッドホンジャック3.5mm
※6.3mm変換アダプタ付属
インピーダンス47Ω
重量190g

audio technicaモニターヘッドホンのエントリーモデル ATH-M20x

5,000円台で購入でき、低価格帯の中で非常に良くできた製品です。

低価格帯はサウンドに偏りがあるヘッドホンが多いですが、ATH-M20xはその中で一番フラットに近いと感じました。

audio technica ATH-M20x

予算5,000円程度でモニターヘッドホンらしい製品を選ぶなら、ATH-M20xが良いですね。

また、装着時の付け心地も上々です。サイズ調整幅も余裕があります。

audio technica ATH-M20xの可動域

側圧はやや強めなので、圧迫感を感じやすい人は購入初期は少しきついかもしれません。

5,000円前後の製品の中で数少ないちゃんとモニターヘッドホンになっている製品で、さすがオーディオテクニカだなと思いました。

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3位 SENNHEISER HD 400 PRO

SENNHEISER HD 400 PRO
用途 項目

普段使い
フラットで高音質
スマホ直はやや音量不足
マイクを設置しているスタジオ
DTM
フラットな特性で
正確にモニターできる
ライブ配信している人のイラスト
ライブ配信
遮音性は低いので
やや不向き
型式ダイナミック 開放型
周波数特性6 – 38,000 Hz
プラグ3.5mm
6.3mm変換プラグ付属
インピーダンス120Ω
重量(ケーブルを除く)240g

ゼンハイザーの開放型モニターヘッドホン、HD 400 PRO

2022年3月発売の製品で、スピーカー環境に近い感覚でモニターできるヘッドホンです。

音の解像度が高く、音の広がり、分離の良さ、バランスなど申し分ないです。

SENNHEISER HD 400 PRO

定位もリアルで、ライブ音源などを聴くと会場の空気や臨場感まで感じられます

なお、開放型なので遮音性は低いです。

SENNHEISER HD 400 PROのイヤーパッド

レコーディングなどでの利用は厳しいですね。

ミックス、編集作業、リスニングといった用途で活躍するヘッドホンです。

また、本体重量は比較的軽めで、聞き疲れもしにくいため、長時間作業にも適しています。

SENNHEISER HD 400 PRO

側圧もほとんど感じないレベルなので、集中力も保ちやすいですね。

スピーカーを大きく鳴らしづらい環境の方には、非常におすすめのヘッドホンです。

ゼンハイザー(Sennheiser)
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2位 audio technica ATH-M50x

audio technica ATH-M50x
用途 項目

普段使い
音がクリアで
どのジャンルもOK
マイクを設置しているスタジオ
DTM
REC・ミックス
何でもOK
ライブ配信している人のイラスト
ライブ配信
フラットな特性で
モニターしやすい
型式密閉ダイナミック型
ドライバー径φ45mm
CCAWボイスコイル
プラグ3.5mm
※6.3mm変換アダプタ付属
インピーダンス38Ω
重量285g

プロユーザーも多く、世界的に有名なaudio technica ATH-M50xです。

全世界累計販売数100万台を超える、人気製品ですね。

audio technica ATH-M50x 立てて撮った

重低音に深みがあり、迫力あるサウンドです。

それでいて、中高音域もクリアに聞こえてくるので、全体のバランスはフラットで使いやすいです。

audio technica ATH-M50x

音場も広く、各楽器の分離も良く、正確にモニターできます。

ボーカルRECでは、自身の声がクリアに聞こえつつ、リズム隊の音が把握しやすいので歌いやすかったです。

また、側圧はやや強めで、耳にしっかりフィットします。

audio technica ATH-M50x 上部分

密閉度も高いため、音に没入できます。

ただ、長時間作業となると、耳が蒸れやすく、疲れも感じるので適度な休憩が必要ですね。

このクオリティで2万円以内で買えるため、比較的手も出しやすいヘッドホンです。

レコーディングからミックス、動画編集作業まで1台で全部こなせる万能な製品ですね。

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1位 SONY MDR-7506

SONY MDR-7506
用途 項目

普段使い
音質も良く
聴きやすい
マイクを設置しているスタジオ
DTM
フラットで
モニター用途に最適
ライブ配信している人のイラスト
ライブ配信
フラットで
モニター用途に最適
型式密閉ダイナミック型
ドライバー径φ40mm、ドーム型
プラグ3.5mm
※6.3mm変換アダプタ付属
インピーダンス63Ω
重量230g

こちらも世界的に有名なモニターヘッドホン SONY MDR-7506です。

日本だとMDR-CD900STが主流ですが、海外だとMDR-7506が業界標準機になっています。

MDR-7506はフラット寄りなサウンドになっており、レコーディングからミックスまで万能に使えます。

SONY MDR-7506

バランスも良く、サウンドの全体像も掴みやすいですね。

ちなみにMDR-7506は音楽制作だけでなく、映像業界でも良く使われているヘッドホンです。

本体は軽く、側圧もほとんど感じないため、付け心地も良好です。

SONY MDR-7506を上から撮った

価格も10,980円程度とモニターヘッドホンの中では、安価な部類に入ります。

そのため、初心者からプロまで幅広い層から支持されています。

MDR-7506は万人向けで、どの用途でも使いやすいという点が最大の強みですね。

最初に買うモニターヘッドホンとしても、とてもおすすめの製品です。

モニターヘッドホン まとめ

順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
製品SONY MDR-7506
MDR-7506
audio technica ATH-M50x
ATH-M50x
SENNHEISER HD 400 PRO
HD 400 PRO
audio technica ATH-M20x
ATH-M20x
SONY MDR-CD900ST
MDR-CD900ST
AKG K-271MKII
K271 MKII
audio technica ATH-R70x
ATH-R70x
audio technica ATH-M70x
ATH-M70x
SENNHEISER HD 200 PRO
HD 200 PRO
マランツプロ MPH-1
MPH-1
メーカーSONYaudio technicaSENNHEISERaudio technicaSONYAKGaudio technicaaudio technicaSENNHEISERマランツプロ
タイプ密閉型密閉型開放型密閉型密閉型密閉型開放型密閉型密閉型密閉型
イヤーパッドオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤーオーバーイヤー
側圧優しいやや強い普通やや強い優しい普通普通普通優しいやや強い
コメント世界的に有名な機種
安くて使い勝手もいい
プロ使用者も多数
正確にモニタリングできる
スピーカー環境に近い
開放型の強みが出ている
低価格帯の中で
最もフラットにできている
レコスタの超定番
レコーディングに最適
便利機能が色々ある
開放型に近い聴こえ方
開放型の人気製品
音質・装着感ともに〇
オーテクの上位モデル
音の解像度が非常に高い
リスニング・編集用に
ちょうどいい製品
安いがまともに使える
低音が大分強い
価格約10,980円約19,000円約32,000円約5,800円約16,500円約14,600円約35,000円約32,000円約8,000円約4,000円
ECサイトAmazon
楽天市場
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サウンドハウス
公式サイト
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イケベ楽器
サウンドハウス
公式ストア
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サウンドハウス

ぎたすけ

なるほど。プロの世界でも1万円台のヘッドホンが標準機になってたりするんだな

たけしゃん

業務用で使い倒すにはコスパも重要だしね。個人所有のほうが高級機を選ぶ人は多いね

モニターヘッドホンについての解説でした!

個人的にはモニターヘッドホンは1万円以上の製品をおすすめしたいですね。

演奏の上達には、自分の演奏を正確にモニターして課題を考えることが大事です。

フラットで音の解像度も高い、モニターヘッドホンでしっかり演奏を確認するようにしたいですね。

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