ぎたすけ
たけしゃん
歌ってみた、弾き語りカバー動画制作講座の第2話は投稿するプラットフォーム選びです。
以前はYouTubeかニコニコ動画の2択というイメージでしたが、最近はTikTokやインスタも人気が高いです。
なので、今回は僕なりに色々と調査してみた結果を基に各プラットフォームの特色を解説していきます。
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カバー動画を投稿するプラットフォーム
まず、ザックリと主要プラットフォームをまとめると上記の通りです。
Twitterは2022年現在でJASRACやNextoneと著作権の利用許諾契約を結んでいません。
そのため、JASRAC・Nextoneに信託されている楽曲のカバー動画を投稿するには投稿者が楽曲使用料を支払う必要があります。
そういった事情で本記事では解説しません。
目次
YouTube
- ユーザー数が最も多い
- ジャンルも幅広くて何でもある
- 年代も幅広く、老若男女誰でもいる
- ちゃんとした機材やソフトで作りこまれた動画が多い
まずは何ともいっても一番大きいプラットフォームであるYouTubeです。
ユーザー数が最も多く、影響力も一番大きい場所ですが、その分競争も激しく動画の質も高いものが多いです。
正直、YouTubeだとスマホ一発録りで人気を得るのはかなり難しいです。
たまにスマホ一発録りで登録者数が多い人はいますが、大抵はインスタかTikTokで既に人気が出ている人です。
YouTubeをメインに投稿して人気を得ようと考える人はそれなりに機材とソフトを揃えるか、外注で制作補助してもらうなど環境を作りましょう。
また、大抵の人がどこかのプラットフォーム&YouTubeの2か所に同じ動画を投稿してます。
最近の傾向で行くと、YouTubeはマストだけどメインのプラットフォームはYouTubeではない…という人が大分増えてる印象ですね。
ニコニコ動画
- ユーザー数は普通かやや少ない程度
- ボカロ・アニソンが主流
- 20代~30代が中心だが、10代も割と多い
- mix師、エンコ師、絵師などクリエイターと繋がりやすい
続いてはニコニコ動画です。
ニコニコ動画はやはり、ボカロ・アニソンのいわゆる歌ってみた文化が主流です。
ボカロ・アニソンジャンルをメインにやっていく人は必須と言えるプラットフォームです。
一方でJ-POPなどの普通のジャンルをやっていく人はそんなに選択しないプラットフォームでもありますね。
歌ってみた文化の発祥の地でもあるので、mix師、エンコ師、絵師の方々の活動場所でもあります。
なので、そういった方々と連携して制作するのであればニコニコ動画もやっていたほうが何かと楽だったりはします。
たけしゃん
- ユーザー数がそれなりに多い
- 最近の曲をカバーしている人が多い
- 20~30代が多く、特に女性が多い
- スマホ一発録りの人が多い
- 動画投稿は15秒、30秒、60秒、15分までの4パターン
最近はYouTube並みに投稿者が多い感じがするインスタグラム。
動画収益化も可能になったため、今後はもっと増えそうかなという印象はあります。
インスタの特徴は20代が中心で、最近の楽曲を投稿している人が多いことですね。
また、TikTokと一緒でメディアでは全然取り上げられない無名アーティストが流行ってたりするのも特徴です。
インスタとかTikTok経由でブレイクするパターンは増えてますからね。
インスタの動画投稿パターンは4パターンあります。
フィード投稿 | いわゆる通常投稿 60秒までの動画を投稿可能 |
ストーリーズ | 30秒までの動画を投稿可能 |
reels | 15秒までの動画を投稿可能 TikTokに近い感じ |
IGTV | 15分までの動画を投稿可能 1万フォロワー以上は60分まで |
カバー動画だと基本はフィード投稿かIGTVが多いですね。
TikTokと一緒で画面がスマホの縦撮影に最適化されているので、スマホ一発録りの人が多いです。
あと割と多いのはフィード投稿で60秒verを投稿してフルで聴きたい人はYouTubeで~といった流れにしている人ですね。
PCがある人は予約投稿とかも可能なので、計画的に動画投稿することもできます。
Instagram, Inc.無料posted withアプリーチ
TikTok
- ユーザー数がそれなりに多い
- 最近の曲をカバーしている人が多い
- 10~20代が多い
- スマホ一発録りの人が多い
- 動画投稿は15秒、60秒、3分までの3パターン
10代中心にユーザーが多いTikTok。
TikTokでもカバー動画を上げている人は多いです。
最近は動画時間が3分まで伸ばせるようになったので、今後はもっと増えるかもしれませんね。
インスタと一緒でスマホの縦撮影に最適化されているので、スマホ一発録りの人が主流です。
また、メディアには出てこない無名アーティストが流行ってたりするのも、特徴の1つですね。
一方でエンタメ性が強いSNSなので、音楽で聴かせる!みたいな人は不向きかなと思います。
流行っているものをみていると、演奏力よりは面白い企画力とかタレント性のほうが重要な感じです。
TikTok ティックトック
TikTok Pte. Ltd.無料posted withアプリーチ
- ユーザー数が普通
- 昔の曲をカバーしている人が多い
- 40代以上の人が多い
- スマホ一発録りの人が多い
- 拡散したい人よりは身内に見せたいという人が中心
最後はFacebookです。
Facebookは他のSNSと色合いが違って、年代が上の人が多く、拡散したいというよりは身内に見せたいだけの人が多いです。
現状を考えてもFacebookで拡散されるパターンはなかなかないかな…と思うので使い分けが大事ですね。
一方でFacebookだと中学、高校の友達と繋がってたりするので、動画投稿がきっかけで昔の友達と交流できたりもします。
他のSNSと違って、身内や昔の友達との交流目的で動画をアップしている人が多いですね。
動画投稿先はYouTubeとSNSの2か所が良い
フォロワーを増やす目的で継続的にカバー動画を投稿するのであれば、僕の結論としては「YouTubeとSNS1つ」の2か所運用がおすすめです。
人気のユーザーさんを見てると、下記のパターンが多いですね。
- YouTubeはカバー動画をひたすら投稿
- SNSはカバー動画を投稿しつつ、プライベートな面も出してユーザーと交流
もちろん、逆の人もいるので最適な運用は個々人で検討しましょう。
どこかのプラットフォームに1点集中するのも有効ですが、2か所でも同じ動画を使いまわすので労力はそんなに変わりません。
また、2か所運用すべきかどうかの判断はユーザーとコミュニケーションを取るかどうかです。
双方向でユーザーと交流する場合はYouTubeよりはSNSのほうが適しています。
ユーザー交流も考えるとインスタが優秀なので、YouTubeとインスタの2か所運用している人が多いですね。
たけしゃん
カバー動画での収益化
カバー動画の活動を始めるときに気になるであろう部分が動画の収益化です。
今やどこのプラットフォームも広告収入もしくは投げ銭などで収益は可能となっています。
実際にカバー動画は収益を上げやすいのか?というと広告収入についてはかなり厳しいです。
その理由が下記の2点。
- カバー動画は広告単価が低くなりがち
- カバー動画は著作者と収益分配される
YouTubeなどでの広告収入は動画の時間が長い方が有利ですが、カバー動画は5分くらいが多いので単価は低くなりがち。
しかも、著作者の方と収益分配される仕組みになっています。
そのため、一般的に言われている再生単価よりも大分低くなる傾向にあります。
たけしゃん
なので、稼いでる人の大半は投げ銭やCD、グッズ、有料ライブなどの売上がメインとなっています。
広告収入というよりは集客して、自身の商品を買ってもらう形が主流ですね。
動画投稿するプラットフォームまとめ
- YouTubeとSNSの2か所運用がおすすめ
- スマホだけで動画制作する人はインスタかTikTokが良い
- 広告収入は期待しないほうが良い
ぎたすけ
たけしゃん
カバー動画を投稿するプラットフォーム選びについてでした。
個人的にはPCでガッツリ動画制作できる人はYouTube、スマホとかで簡易に作る人はインスタとTikTokメインが良いかなと感じます。
また、最初から2か所運用するよりは1か所での運用が安定して継続できる状態になったら、もう1か所も始めるのが良いかなと思います!
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