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メジャースケールとは
メジャースケールとは「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」という法則で配列した7つの音を指します。
なお、半音は1つ横の音、全音は2つ横の音ですね。
ギターのフレットで言うと1F横が半音。2F横が全音となります。
なぜ、このメジャースケールが重要なのか?というと、ポップス曲の大半はメジャースケールを基にメロディーやコードが構成されているからなんですね。
ぎたすけ
たけしゃん
面白いことに、このメジャースケールは現代人の体に染みついてます。鼻歌で適当に歌うと勝手にメジャースケール内の音だけでメロディーを作ってしまうんです。
じゃあ、メジャースケールを覚える必要はないか?というとそんなこともないんですよね。
メジャースケールを理屈として把握することで、メジャースケール外の音を上手く組み込んだり、楽器で自由にメロディーを奏でたりできるようになります。
メジャースケールの種類
メジャースケールは 「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」 という法則に則った7つの音の並びです。
そのため、音の数だけスケールの数もあるわけで全12種類のメジャースケールが存在します。
メジャースケール一覧
ド(C)から始まる、Cメジャースケールは「ドレミファソラシド」と言う並びになるので、もっともわかりやすく有名なメジャースケールです。
ピアノの鍵盤でみたときにCメジャースケールは白鍵盤のみの構成になるので、音楽理論の説明でもよく用いられますね。
メジャースケール自体は全てのパターンで音の並びは一緒です。
例えば、Dメジャースケールの場合はレ(D)からスタートして 「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」 となります。
スタート位置が変わるだけで、音の間隔は一緒というのがポイントです。
だからこそ、最後のサビで半音上に転調してもメロディーラインは同じ構成だったり、カポタストをつけてキーを変えてもメロディーの構成は一緒だったりするわけなんですね。
メジャースケールとギターの指板
ギターの場合は白鍵盤や黒鍵盤はなく、フレットのみの構成なのでメジャースケールの形は決まってます。
形を覚えてしまえば、スタート位置を変えるだけなので実はピアノより覚えやすいんですよね。
その決まった形と言うのが下図の並びです。5弦ルート、6弦ルートの両方を覚えられると良いですね。
上記の図でルート音に指定されている音がスケールの開始位置です。
例えば、5弦3F(C)からスタートするとCメジャースケール。5弦5F(D)からスタートすればDメジャースケールになります。
形さえ覚えてしまえば、曲のキーが分かるだけで適当にメロディーを弾けるようになります。
たけしゃん
まずは上図の形をなぞるところから始めましょう。運指の基礎練習にちょうどいいです。
一方で、なぞってるだけだと全然使えるようにならないので曲に合わせて適当に色々弾いてみるのが重要です。
例えばですが、あいみょんのマリーゴールドはDメジャーキーなので、マリーゴールドを流しながら5弦5Fをルートにしたメジャースケールで適当にメロディーを弾いてみましょう。
マリーゴールド(AIMYON BUDOKAN -1995-)/あいみょん(YouTube)
Dメジャースケール図の●部分を適当に行ったりきたりするだけで曲に合ったメロディーになります。
最初はなかなかできなくても、何度か繰り返してると適当なメロディーが弾けたと思うんですよね。
こういった練習を繰り返してると、アドリブで適当に弾けるようになってきます。
メジャースケールをギター指板に落とし込めると、アコギ2本構成の伴奏も作りやすいので便利ですよ。
たけしゃん
メジャースケール まとめ
- メジャースケールとは「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」 といった音の並びのこと
- ポップス曲の大半がメジャースケールを中心に構成されている
- メジャースケールをギター指板で自由に使えると、曲に合わせてアドリブでメロディーを入れられる
ぎたすけ
たけしゃん
メジャースケールについての解説でした。
まあ、正直なところ作曲においては当たり前に使ってるものなので、音楽理論として覚える必要はそんなにないんですよね。
一方で楽器で対応力をつけるためには、かなり重要な話だったりします。
ギターソロとか弾く場合は色んなスケールを覚えていく必要がありますが、その第一歩がメジャースケールなので、ぜひチャレンジしてみてください。
第1章 音や楽譜の読み方を覚えよう
第2章 キーやスケールを理解しよう
第3章 コード進行のバリエーション
第4章 ノンダイアトニックコードの導入
第5章 応用的な音楽理論の活用
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