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5万円のアコギ(エレアコ)
予算5万円のアコギは主に初心者向けの価格帯です。
価格 | 特徴 |
1万円 | 無名メーカーが中心 造りが荒いものが多い |
3万円 | 大手メーカーの入門モデル デザイン・仕様の選択肢は少ない |
5万円 | エレアコや色んなギターが登場 品質自体は3万とそこまで差はない |
10万円 | 有名メーカーのエントリーモデルが登場 プロの使用者もいる |
予算3万円のアコギと比較しても、音質や品質自体に大きな差はありません。
一方でデザインや製品仕様のバリエーションが一気に増えます。
仕様の面ではアンプに繋いで使えるエレアコの選択肢が一気に増えるのが大きいですね。
ちなみに107名を対象にしたアンケート調査において、最初に買ったギターの値段は5万円前後が一番多かったです。
「軽音学部に入る」「音楽教室に通う」など、自宅以外での利用を考えた時に予算5万円にたどり着く人が多いのかなと感じますね。
予算3万円に比べると、色んな場面に対応できるギターが多くなりますからね。
予算5万円のおすすめメーカー
予算5万円でギターを探す場合は大手メーカーを選択するのが間違いないです。
5万円程度のアコギを販売している大手メーカーはこちら。
メーカー名 | 特徴 |
YAMAHA | 初心者からプロまで使用者多数 信頼度の高い国内メーカー |
Morris | ソロギターで人気が高い 質が良くて有名な国内メーカー |
Fender | 世界的に有名なギターメーカー Fenderのアコギは女性に人気 |
Epiphone | 世界的に有名な老舗メーカー 現在はGibson傘下で安価製品が中心 |
Martin | 最も有名なアコギメーカー 予算5万だとミニギターのみ |
予算5万円だと、やはりYAMAHAが優秀ですね。
エレアコやデザインに優れたアコギなどラインナップも豊富です。
ミニギターであれば、Martinのリトルマーチンが有力ですね。
エド・シーランが使用していたことで世界的に有名になったミニギターです。
一方でYAMAHAやリトルマーチンは人気が高く、2020年以降は品薄状態が続いています。
たけしゃん
そのため、最近では在庫があるときに決断して買っておくのも大事になってます。
予算5万円の中古ギター
予算5万円で中古ギターに手を出すのはおすすめできません。
ギターは比較的、消耗パーツが多いので中古だと交換するまでの期間がどうしても短くなります。
そして、アコギの修理費用はほとんど人件費なので、アコギの価格に関係なく万単位のお金がかかります。
そんなわけで、低価格のアコギを中古で買うとメンテナンス費が高くついてトータルで損する確率が高いです。
なので、長く使える新品を買いましょう。
たけしゃん
予算5万円のおすすめアコギ 5選
それでは、予算5万円のおすすめアコギを5本紹介していきます。
それぞれタイプが異なるので、まずは一覧表でまとめてみました。
製品名タップで解説に飛びます
予算5万円になると色んなギターがありますね。
何を買うか迷ったら安定は「YAMAHA LL6 ARE」です。
アンケート調査でもLL6 AREを買ってる人が一番多かったですね。
YAMAHA LL6 ARE
シェイプ | トラッドウェスタン |
トップ材 | イングルマン・スプルース |
サイド&バック | ローズウッド |
ナット | ローズウッド |
サドル | ローズウッド |
付属品 | ライトケース |
実売価格 | 50,000円程度 |
初心者から上級者まで、人気の高いYAMAHA Lシリーズの中からエントリーモデルのLL6 AREです。
トップ材にYAMAHA独自のA.R.E.処理を施して熟成された木材の鳴りを再現させています。
アコースティックギターらしい鳴りになっており、演奏性も良好です。
また、パッシブタイプのピックアップ搭載したエレアコとなっています。
そのため、自宅での練習から発表会や文化祭といったステージでの活用まで幅広く対応できます。
保管・携帯用にはクッション材が入ったライトケースが付属します。
ソフトケースよりは衝撃に強いので、持ち運び時も安心ですね。
そして、Lシリーズには3種類のボディシェイプが用意されています。
標準的なサイズはLL6 AREですが、女性は小ぶりのLS6 AREのほうがしっくりくる人も多いですね。
音質や演奏性はどのボディサイズでも問題ないので、好みで選ぶといいでしょう。
YAMAHA STORIA
シェイプ | フォークタイプ |
トップ材 | スプルース(単板) Ⅱ・Ⅲはマホガニー |
サイド&バック | マホガニー |
ナット | ユリア |
サドル | ナトー |
ピックアップ | パッシブタイプ |
実売価格 | 51,000円程度 |
2019年に発売された人気ギター YAMAHA STORIAです。
少し小ぶりなサイズ感、押弦しやすいネック、優れたデザインで特に女性から人気が高いです。
STORIAは3種類のデザインバリエーションが用意されています。
どれもおしゃれな色合いでインテリアとしても重宝しそうですね。
また、初心者向けにネックを滑らかで細めに加工し、弦高も低めのセッティングをしています。
ネックを細くして、弦高を下げることで初心者でも弦を押さえるのが楽になります。
特に手が小さい方は最初は押弦が辛いので、助かるポイントですね。
更にSTORIAはパッシブタイプのピックアップを内蔵したエレアコになっています。
発表会などでは、アンプに繋いで音を出すことも可能です。
デザイン、演奏性、使い勝手と隙がない完成度の高い製品ですね。
たけしゃん
Martin LX1
トップ材 | シトカ・スプルース |
サイド&バック | HPL |
スケール | 約584.2mm (自分で測りました) |
付属品 | ソフトギグバッグ |
実売価格 | 54,000円程度 |
ミニギターの代名詞的な存在、Martin LX1です。
通称、リトルマーチンと呼ばれているミニギターですね。
ちなみに僕は旧型で現在は販売終了となったLXMを長年使ってます。
リトルマーチンは通常ギターの2/3くらいの大きさです。
小さい分、音質がシャカシャカとした感じになりますが、さすがにMartinだけあってしっかり弾けます。
LXMの音
チューニングはレギュラーサイズに比べると狂いやすいですが、ミニギターの中ではかなり精度良いほうですね。
また、リトルマーチンはボディが小さいので抱えながら、書き物したり、PC操作するのが楽です。
プロでも自宅の作業用ギターとして買ってる人が結構います。
また、外出時も電車のドアなどに引っかからないので移動が非常に楽です。
ギターを持って外出する予定がある人、気軽に触れるギターが欲しい人にはうってつけですね。
なお、LX1が通常のアコギ。LX1Eはエレアコになっています。
自身の用途に合わせて、選択しましょう。
Fender Redondo Player
シェイプ | Redondo |
トップ材 | スプルース(単板) |
サイド&バック | マホガニー |
ネック | マホガニー |
ブリッジ | ウォルナット |
ピックアップ | Fishman (アクティブ) |
実売価格 | 44,000円程度 |
エレキギターで世界的に有名なFenderのアコギ Redondo Playerです。
Fenderらしく、アコギの中にもエレキギターに似た要素が組み込まれています。
ボディシェイプはFender独自のRedondoを採用しています。
アコギの通常サイズであるドレッドノートに近い大きめなボディサイズです。
ストロークでかき鳴らしたときの音量やバランスが良い感じのギターです。
そして、ヘッドはエレキギターでよくある6連ペグを採用しています。
ネック自体もスリムになっていて、エレキギターにやや近い感覚で弾ける仕様になってます。
Fenderはエレキギターがメインなのもあり、アコギとエレキを持ち変えやすいように作ってるんですよね。
そして、Fishmanと共同開発したピックアップが内蔵されたエレアコになっています。
デザインなど全体的にエレキギターに寄せたルックスなので、好みの人にはハマる製品ですね。
YAMAHA NTX1
シェイプ | スマートスタイル カッタウェイ |
トップ材 | シトカスプルース(単板) |
サイド&バック | ナトーまたはオクメ |
ナット | ユリア樹脂 |
サドル | ユリア樹脂 |
ピックアップ | System73 |
実売価格 | 51,000円程度 |
最後はクラシックギター(ガットギター)のYAMAHA NTX1です。
クラシックギターですが、アコースティックギターと自然に持ち替えられるようにネックなど調整されています。
ポロンポロンとガットギターらしいサウンドを奏でつつ、アコギに近い感覚でプレイできます。
普段、アコギだけ弾いているとガットギターはナット幅が広くて弾きづらいですが、NTX1は割とそのまま使えます。
サウンドはちゃんとガットギターなので便利なやつです。
また、ピックアップ内蔵のエレアコになっており、ボディ横にコントローラーパネルがついています。
予算5万円だとエレガットで良いものはあまりなかったので、NTX1の登場は大きいですね。
最近はガットギターで弾き語りする人も増えているので、ポロンとした音色が好きな人にはおすすめです。
予算5万円のアコギ まとめ
- 予算5万円だとデザインや仕様のバリエーションが一気に増える
- 予算5万円ならYAMAHAなど大手メーカーが安定
- 予算5万円で中古ギターに手を出すのは危険
ぎたすけ
たけしゃん
予算5万円のアコギについての解説でした!
周りを見ても、予算5万円で買えるギターでアコギを始めた人は多いですね。
5万円のギターなら耐久性もいいですし、弾き倒すには十分な品質ですからね。
長い付き合いができるギターを手に入れる事ができます。
- 予算3万円のおすすめギター
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