ぎたすけ
たけしゃん
アコギ初心者が練習する内容をまとめた入門講座 第4話はチューニングの方法です!
ギターを弾くときに必ずやることなので、本記事を見ながら何回かやってみましょう。
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アコギ 初心者講座 全19話で初心者がやるべきことを徹底解説
ギター用チューナーの種類と特徴
ギター用チューナーは主にクリップ型、アプリ、ペダル型、カード型に分かれます。
それぞれ、特徴はあるもののアコギ初心者におすすめはクリップ型チューナーもしくはスマホのチューナーアプリです。
スマホのチューナーアプリの強みは無料で使えることです。
スマホ内蔵マイクで音を拾うため、周りの音に左右されてしまうのが欠点ですが静かな場所なら普通に問題ありません。
GuitarTuna: ギターチューナー
Yousician Ltd無料posted withアプリーチ
僕も上記のGuitar tunaを使ってますが、普通に使えます。スマホはほんとすごいです。
一方で、周りがうるさいと環境音を拾って正確に反応しなくなります。
また、スマホを置ける台的なものがないといけないので、ステージ上などで使うのは難しいです。
やはり、万能かつ手軽に使えるクリップチューナーは1台持っておくべきでしょう。
クリップチューナーであれば、ギターヘッドにつけて使えるので台も必要ないですからね。
KORG Pitchclip2なら1,000円程度で音の精度も良く、操作性もシンプルなのでおすすめです。
チューナーのモードについて
クリップチューナーはいくつかのモードが用意されている製品が多いです。
最もよく使うのは半音階ごとに反応するクロマチックモードです。
クロマチックモードは弦の音を半音単位で感知して、アルファベット表示してくれるモードです。
ほとんどの製品がデフォルトでクロマチックモードが設定されています。
その他に楽器ごとに対応した「ギターモード」「ベースモード」「ウクレレモード」などがあります。
このモードは各楽器でチューニングを正しく行った場合の開放弦の音のみに反応するモードとなっています。
ギターの場合は各弦の開放弦の音は下図のようにチューニングするようになっています。
そのため、ギターモードではこの6つの音以外が鳴っても反応しません。
色んなアルファベットが出て混乱しないように設計された、初心者向けのモードと言えます。
個人的には最初からクロマチックモードで合わせることをおすすめします。
ギターモードはカポタストを使ったチューニングなどでは使えないので、結局不便です。
ギターのチューニング方法
ギター演奏には欠かせない作業であるチューニング。
気持ちよく演奏するためにも、耳を良くするためにも、日頃から正しい音程で練習したいものです。
チューニングはギターヘッドについているペグを回すことで音程を変化させて調整を行います。
ギターのペグは各弦ごとについており、ギターは全6弦なのでペグも6個ついてます。
そして、最初は混乱してしまうのがペグを回す方向です。
ギターペグはペグを正面に見て時計回りで音程が下がり、反時計回りで音程が上がります。
回す方向は逆になるため、混乱しがちですが「ペグを正面から見て時計回りで音程が下がり、反時計回りで音程が上がる」と覚えましょう。
ただし弦を張った時に逆方向に巻いてしまっていると、音程の上げ下げの回す方向も逆になります。
弦をはじいた状態でペグを回すと音程が変化するので、どっちに回せば上がるのか下がるのかの判断は容易です。
なので、どっち巻きにしたかわからなくなった場合はペグを回した音程の変化でどっち向きに回すと音が上がるのか判断しましょう。
各弦の音程
フレットをどこも抑えずに弦を鳴らすことを開放弦と呼びます。
チューニングは主に開放弦を用いて合わせていきます。
レギュラーチューニングで、各弦の開放弦の鳴る音は以下の通り。
6弦 | 5弦 | 4弦 | 3弦 | 2弦 | 1弦 |
E | A | D | G | B | E |
そして、ギター用のクリップチューナーをギターヘッドにつけて音を鳴らすとディスプレイに音程に合った英字が表示されます。
※6弦の開放弦を鳴らすとEが鳴っている
チューナーを付ける位置はギターヘッドであれば、どこでもいいですがてっぺんのどこかにつけるのがベターですね。
※大体の機種は上記の付け方でOK
スマホのチューナーアプリを使う場合はスマホをギターの前に置きましょう。
内蔵マイクがギターの音を拾って、ディスプレイにアルファベットが表示されます。
各弦の開放弦を鳴らした時に、チューナーのディスプレイに下記の英字が表示されるよう調整していきます。
参考までにピッタリ合った時の各弦の音をサンプルで聞いてみましょう。
6弦(E)
5弦(A)
4弦(D)
3弦(G)
2弦(B)
1弦(E)
弦交換してすぐのチューニングでは1オクターブ異なる音程で合わせることがないように気を付けましょう。
各弦をチューニングしてみよう
音程に合わせて、ペグを回す方向は下記の通りでしたね。
ペグを正面に見て反時計回りで音程が上がり、時計回りで音程が下がります。
各弦の音程を合わせたら、最終チェックでもう一度全弦の音程を確認します。
1つの弦のチューニングが変わると他の弦のチューニング状態にも影響するためです。
なお、チューニングの順番は6弦から順番に行い、最後に1弦をチューニングしましょう。
低音弦のほうが他の弦のチューニングへ大きく影響するため、初めにチューニングしてしまったほうが効率がよいためです。
カポタストを付けた場合のチューニング
カポタストをつけると開放弦の音程が変化するため、各弦に対応する文字も変わってきます。
チューニングの方法としては2パターンあります。
- チューニングしたあとにカポタストをつける
- カポタストをつけて対応する音程でチューニングする
①でもOKですが、理想を言うと②です。
カポタストをつけるとチューニングが若干狂うからです。
そして、カポタストの位置別の開放弦を一覧化した表がこちら。
また、カポタストではないですが、全弦半音ダウンチューニングも良く使います。
6弦 | 5弦 | 4弦 | 3弦 | 2弦 | 1弦 |
E♭ D# | A♭ G# | D♭ C# | G♭ F# | B♭ A# | E♭ D# |
色んなアーティストの楽曲で使いますが、BUMP OF CHICKENや星野源さんは半音ダウンチューニングの曲が特に多いので覚えておきましょう。
なお、#や♭はチューナーによって表示方法が異なります。
ディスプレイが大きめのチューナーは普通に#、♭が表示されます。
ディスプレイが小さい製品は#のときはアルファベットの隣に点が付く製品が多いですね。
基本的なチューニングについての解説は以上です。
慣れてきたら、チューナーがなくてもチューニングできる方法も勉強しましょう。
ギターのチューニングをチューナーなしでやる方法。音声や図で具体的に解説第1章 必要なアイテムと使い方
第2章 コードを弾いてみよう
第3章 基本テクニックを覚えて曲を弾こう
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