ぎたすけ
たけしゃん
飛ばし読みガイド
Fコードの押さえ方
Fの音
ギター初心者の壁として有名な難関コード、F。
人差し指で複数弦を押さえるバレーコードの代表的な存在です。
Fコードが初心者の壁と言われる理由は主に2つあります。
- バレーコードは慣れるまで指が痛い上にキレイに鳴らない
- 初心者向けの簡単アレンジにしても避けて通れない
②がやっかいなんですよね。
初心者向けの簡単アレンジというのは、要は簡単なコードばかり出てくる調に移調してるんです。
そこで選ばれる調が、F以外に基本はバレーコードが出てこないCメジャーキー。
よって、楽曲を覚えるにあたりFだけは避けて通れないパターンが非常に多いんです。
そんなわけで、避けては通れないFコードを攻略するための3つのポイントを解説していきます。
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最初は省略コードで避けるべし
F(簡単コード)の音
鳴らす音を3音だけに絞ることで簡易にしたFコードです。
音数が少ないため、少し寂しかったり、アルペジオでは使い辛かったりもしますが伴奏は十分成立します。
バレーコードのFはコツを押さえても、急に弾けるようにはなりません。
初心者がFを押さえられない理由は以下の2点が大きいです。
- 指の柔軟性がない
- 指の皮が柔らかい
上記2点はコツというよりは時間をかけて慣らすしかないんですよね。
なので、Fコードができるようになるまで次のステップに行くのをストップするとギターを辞める可能性大です。
Fコードは毎日数分くらいでいいからチャレンジしつつ、簡単コードを活用して次のステップに進んでしまうのがFコード攻略のコツです。
なお、簡単verのFコードは中級者になっても普通に使います。
特に親指で押さえる音を追加した、下記のコードフォームはバレーコード以上に使います。
僕も実際に使用する頻度で言うと、バレーコードよりも上記のコードフォームが多いですね。
なので、Fの簡単コードをマスターすることは決して無駄になりません。
Fコード攻略のポイント 一覧
- 最初は省略コードで避けるべし(重要!)
- 人差し指の横部分で押さえる
- 人差し指で押さえるのは3本だけ
人差し指の横部分で押さえる
バレーコードの人差し指は少し斜めにして側面で押さえるようにするのがコツです。
人差し指の正面で押さえると、関節の溝部分が邪魔して一部の弦がキレイになりません。
指を少し斜めにして横部分で押弦すれば、関節の溝が邪魔になりません。
また、人差し指の力も横にしたほうが入れやすかったりもしますので、角度を色々と試してみましょう。
Fコード攻略のポイント 一覧
- 最初は省略コードで避けるべし(重要!)
- 人差し指の横部分で押さえる
- 人差し指で押さえるのは3本だけ
人差し指で押さえるのは3本だけ
人差し指は全部の弦を押さえるものの、実際に押弦するのは1弦・2弦・6弦の3本だけです。
3弦・4弦・5弦は他の指が押弦しています。
人差し指は1弦・2弦・6弦だけ押弦しているというイメージを持つのは、かなり重要です。
押弦するのが3本だけなら、最適な人差し指の角度や力の入れ具合が大分変わりますからね。
1弦・2弦・6弦が鳴ればOKと思って、人差し指は押さえるようにしましょう。
Fコードのポイントは以上です。
一番大事なことは「Fコードを押さえられるようになるには日数がかかる」と認識することですね。
しかも、1日に何時間も練習したところで、あまり効果はありません。
指がギター弦を押さえるに適した状態に育つまで待つ必要があるので、どうしても日数がかかります。
Fコードの練習だけに注力するのではなく、他の練習と並行して、どんどん先に進んでしまうのが挫折しないためのポイントです。
Fコード攻略のポイント 一覧
- 最初は省略コードで避けるべし(重要!)
- 人差し指の横部分で押さえる
- 人差し指で押さえるのは3本だけ
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Fコードの色んなコードフォーム
パターン①
パターン②
パターン③
アコギのFコードでよく使うのはパターン①とパターン②です。
僕はパターン②を使うことが多いですね。
バレーコードより音がスッキリしているのと、コードフォームが楽なんですよね。
1弦はミュートしていることが多いです。
ただ、パターン①の基本形はF以外でも平行移動して、色んなコードフォームで使います。
そのため、キレイに鳴らせるように日頃から練習しておくことは重要ですね。
Fの分数コード
Fコードは主要コードなこともあり、分数コードを使用することも多いです。
主に使用される分数コードは上記の4種類ですが、特に多いのは「F/G」ですね。
CメジャーキーでGの代用として使うことが多いですが、響きが微妙に変わります。
Gコード
F/G
こういった細かい引き出しを持っておくのが、アコギ弾き語りでは非常に重要ですね。
Fコード まとめ
- Fコードはファ・ラ・ドを積み上げて構成されたコード
- 初心者向けアレンジをしても、避けられないコードなので初心者の壁になる
- 簡単コードを併用して、Fコードの練習だけに注力しないことが重要
ぎたすけ
たけしゃん
Fコードの解説でした。
ギター弾ける人にFコードをどうやって乗り越えたのか?を聞くと、大抵は「気づいたらできるようになってた」と言われるんですよね。
もちろん、努力を重ねてできるようになるのは良いことです。
ただ、飽きちゃってやめちゃう可能性が高いんですよね。
Fコード攻略の最も重要なポイントは「Fコードが弾けなくても、先に進むこと」です。
Fコードはまだ弾けないけど、人前での演奏にチャレンジしている人とかも普通にいます。
Fコードはそのうち、絶対にできるようになるので、他の練習と並行して気長にやりましょう。
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