A#m7-5(Aシャープマイナーセブンスフラットファイブ)の押さえ方

A#m7-5の主なギターコードフォーム 3種類

パターン①

パターン②

パターン③

A#m7-5の主なコードフォームは上記3種類。

アコギではパターン①とパターン②の使い分けですね。

ギターでA#m7-5コードを押さえているところ

僕の場合はA#m7-5の次に何のコードが来るかでパターン①とパターン②の選択を変えてます。

A#m7-5を使うときは大体、下記のパターンが多いですね。

A#m7-5のコードフォームはそのあとのコードによって選択を変える

フォームの選択は人によって違うとは思うので、一つの参考例として見てもらえると嬉しいです。

ちなみに秦基博さんも大体同じ選択をされてます。

例えば、Girlという楽曲はA#m7-5がよく出てくる楽曲ですが、上記のようにフォームを使い分けて演奏されていますね。

Girl/秦基博(YouTube)

補足

Girlは半音ダウンチューニングで演奏されています

A#m7-5はm7-5の中では割と登場するコードなので、フォームバリエーションを持っておいて使い分けできるようにしたほうが良いですね。

また、僕はパターン①のフォームでは1弦をミュートしてます。

A#m7-5のギターコードフォーム

A#m7-5は1弦を鳴らしても鳴らさなくてもどっちでも良いのですが、このフォームはフレットを平行移動させて他のm7-5としても使うんですよね。

その際に他のm7-5だと1弦を鳴らすと不協和音になっちゃうコードが多いんですよ。

A#m7-5のときだけ1弦を鳴らしてると、とっさに別のm7-5弾くときにミュート忘れそうなのでA#m7-5含めて、このフォームは1弦ミュートで統一させてます。

もちろん正解は人それぞれなので、コードフォームの選択と合わせて自身がやりやすいように選択してください。

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この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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A#m7-5の構成音

A#m7-5の構成音とギターコードフォーム

A#m7-5はラ#・ド#・ミ・ソ#で構成される4和音コードです。

譜面上ではA #m7-5、A#m7(♭5)などと記載されます。

また、ディミニッシュコードに構成が近いため、ハーフディミニッシュコードとも呼ばれます。

A#m7-5は異名同音でB♭m7-5がありますが、譜面上ではA#m7-5と表記されていることが多いです。

特に弾き語りのギタースコアだと登場するのはEメジャーキーばかりなので、ほぼA#m7-5です。

まずはA#m7-5でパッとコードフォームが出てくるようにしましょう。

B♭ルートのコード解説記事一覧
B♭ B♭6 B♭7 B♭maj7
B♭m B♭m6 B♭m7 B♭mM7
A#m7-5 A#dim B♭sus4 B♭7sus4
B♭add9 A#aug B♭9 B♭m9
B♭7(♭9) A#7(#9) B♭maj9 B♭7(#11)
B♭7(13) B♭7(-13)    
m7-5コードの解説記事一覧
Cm7-5 C#m7-5 Dm7-5 D#m7-5
Em7-5 Fm7-5 F#m7-5 Gm7-5
G#m7-5 Am7-5 A#m7-5 Bm7-5

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