AUDIENT evo 4をレビュー。コンパクトで音も良いハンディサイズのオーディオインターフェイス

AUDIENT EVO4 左斜め

評価:4

ぎたすけ

コンパクトでおしゃれな見た目だな~。持ち歩くのも楽そうでいいな

たけしゃん

ハンディサイズだから色々便利だよね。音もなかなか良いよ
evo 4の評価
音質
 (4)
機能性
 (4)
コスパ(20,900円程度)
 (4)
総合評価
 (4)
メリット
デメリット
  • 音質はかなり良い
  • 自動音量調整機能あり
  • ループバックあり
  • スマートでコンパクト
  • 本体機能が豊富
  • スピーカーとヘッドホンを同時利用できない
  • 本体操作がわかりにくい
  • DSPエフェクトはない

サンプルボーカル

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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AUDIENT evo 4

AUDIENT EVO4 上
入力端子コンボジャック×2
1/4 “ライン入力×1
出力端子1/4 “ライン出力×2
ヘッドホン端子 ×1
※同時出力できません
サンプルレート96kHz / 24bit
接続端子 USB-C
対応OSWindows 7以降
macOS 10.7.5 (Lion)以降
iOS
公式サイト

音質に定評がある1997年設立のイングランドのオーディオメーカーAUDIENT。

そのAUDIENTの低価格帯の小型オーディオインターフェイスがevo 4です。

コンパクトなボディに必要な入出力や操作スイッチを盛り込んでいます。

AUDIENT EVO4 駆動しているところを右斜めから撮影

音質もこの価格帯にしてはかなり良く、ループバックやスマートゲインなどの機能も搭載しています。

使い方をマスターするのがやや難しいですが、スペック的には非常に優秀な製品です。

まずはevo 4の製品仕様から解説していきます。

補足

基本的な使い方も解説するため、本章はやや長くなっています

飛ばしてレビューを読みたい方は<evo 4をレビュー>を参照ください。

2イン2アウト

AUDIENT EVO4 正面
AUDIENT EVO4 背面
入力
出力
  • コンボジャック×2
  • 1/4″ライン入力×1
  • 1/4″ライン出力×2
  • ヘッドホン端子×1

evo 4は少し紛らわしい構成ですが、2イン2アウトになっています。

まず、入力は本体背面のコンボジャック2基です。

AUDIENT EVO4 背面
右側の端子がコンボジャック

XLRと1/4”ライン入力に対応しています。

48Vのファンタム電源も供給できるようになっています。

AUDIENT EVO4 駆動しているところを上から撮影2
左上の48Vボタンでファンタムを供給可能

また、コンボジャックにラインレベルの楽器を接続すると、自動的にレベルが調整される仕様となっています。

ラインレベルの楽器

ここではキーボードやドラムなどを指す

更に前面にはギターやベース用にインストゥルメント入力が用意されています。

AUDIENT EVO4 正面
左がインストゥルメント入力

インストゥルメント入力はハイインピーダンス入力のDIポートです。

なお、この入力はCH1に送られるため、コンボジャック1と共用になっています。

補足

インストゥルメント入力にケーブルを挿すと、コンボジャック1はOFFになります

入力のVolumeは本体上面左側の「1」「2」から調整したいチャンネルを選択し、大きいノブで調整します。

AUDIENT EVO4 入力の音量調整方法

ちなみに本体操作はほとんど共通で「対象を選択して、大きいノブで調整」という流れです。

あとは専用ソフトも用意されており、PCからの調整も可能となっています。

AUDIENT EVO4の専用ソフトウェア

AUDIENTはハードウェアのメーカーというイメージでしたが、ソフトもなかなか良い造りです。

続いては出力です。背面に1/4”ライン出力がついています。

AUDIENT EVO4 背面
真ん中左の2つが出力

また、本体前面にヘッドホン端子がついています。

AUDIENT EVO4 正面
右がヘッドホン端子

なお、ヘッドホン端子にケーブルが刺さっていると、背面のライン出力はミュートされる仕様です。

そのため、スピーカーから出力する際はヘッドホンケーブルを抜かないといけません。

mixで使うにはちょっと面倒な仕様ですね。

出力の音量調整は本体上面の右下のボタンを押すと、大きいノブで調整できます。

AUDIENT EVO4 出力の音量調整方法

出力に関しても、専用ソフトから調整することも可能です。

また、本体操作でステレオリンクやミュート機能も使えるようになっています。

他機能の操作方法などは公式の取扱説明書を参照ください。

スマートゲイン

AUDIENT EVO4 斜め上

evo 4にはスマートゲインという自動音量調整機能がついています。

スマートゲインは設定時に10秒ほど音を入力する時間が設けられており、その音を基にゲイン調整されます。

そのため、配信向けによくあるリアルタイムで音量上げ下げするタイプとは仕組みが異なります。

AUDIENT EVO4を左から撮影

スマートゲインの設定手順はちょっと面倒です。

一応、手順も書いておくので、必要な方は参照ください。

スマートゲインを押す

本体左下のスマートゲインボタンを押す

AUDIENT EVO4 スマートゲインの設定方法1
対象CHを選択

「1」「2」のボタンが点滅するため、調整したいチャンネルを押す

AUDIENT EVO4 スマートゲインの設定方法2
スマートゲインを押す

調整するチャンネルを押したら、再度スマートゲインボタンを押す

AUDIENT EVO4 スマートゲインの設定方法3
音を入力する

スマートゲインボタンが赤く点灯したら、接続したマイク・楽器に音を入力する(10秒程度)

AUDIENT EVO4 スマートゲインの設定方法4
完了

スマートゲインボタンが緑に2回点灯したら調整完了

AUDIENT EVO4 スマートゲインの設定方法5

リアルタイム処理ではない代わりに、音量にムラは出ません。

AUDIENT EVO4 スマートゲインのビフォーアフター

ただ、ボーカル録りではかなり低めにゲイン調整されてしまうため、使い勝手は正直微妙なところです。

用途によっては活躍しそうですが、目玉機能というほどではないかなと思いました。

ダイレクトモニタリング

AUDIENT EVO4を左斜めから撮影

evo 4はPCを介さずに直接入力音をモニターできる、ダイレクトモニタリングに対応しています。

PCを介さないので、遅延なく、自身の声などをモニターできます。

ダイレクトモニタリングは本体右のボタンでPCの再生音との音量バランスを調整できます。

AUDIENT EVO4 ダイレクトモニターとPCの再生音のバランスを調整

LEDが左側に行くほど、ダイレクトモニターの音量が大きくなり、PCの再生音が下がります。

AUDIENT EVO4 ダイレクトモニターとPCの再生音のバランスを調整2

逆にLEDを右側に持って行くと、ダイレクトモニターの音量が下がり、PCの再生音が大きくなります。

ダイレクトモニタリングを切りたい場合はLEDを右端まで持って行きましょう。

ちなみにECサイトの口コミをみるとダイレクトモニターの音量が小さいという意見が多数ありました。

筆者が試したところ、他機種と比べても特段小さくはなかったです。

AUDIENT EVO4 駆動しているところを右斜め上から撮影

もしかすると、書いてる方は上記のMIXバランスの調整が偏っていたのかもしれませんね。

ループバック

ループバック機能の説明図解

evo 4は配信で便利なループバックにも対応しています。

ただ、SteinbergやYAMAHAとは仕様が異なるため、使い方を理解する必要があります。

ここではWindowsでの使い方を解説します。Macは公式の取扱説明書を参照ください。

まず、ループバックのON/OFFは入力チャンネルの選択で行います。

DAWや配信アプリなどで入力設定画面を開くとevo 4の入力チャンネルが多数出てきます。

AUDIENT EVO4 ツイキャスで入力設定する画面
ツイキャスの設定画面

「Mic/Line」がループバックOFFのチャンネル、「Loop-back」がループバックONのチャンネルです。

なので、Loop-backがついているチャンネルを選択します。

補足

モノラルならLoop-back 1、ステレオならLoop-back 1/2を選択しましょう

続いて、タスクトレイに入っている「e」アイコンを右クリックし、Loop-back Mixerを起動します。

AUDIENT EVO4 WindowsでLoop-back Mixerを起動するところ

Loop-back Mixerは画面が閉じた状態で起動するので、端をドラッグして横に広げます。

AUDIENT EVO4 Loop-back Mixer。閉じた状態
画面が閉じた状態
AUDIENT EVO4 Loop-back Mixer。開いた状態
開いた状態

このソフトウェアはループバックチャンネルに何の音をどのくらいの音量で流すか設定できるものです。

PCの再生音を流したい場合はMAIN OUTPUT 1/2のフェーダーを上げましょう。

AUDIENT EVO4 Loop-back Mixer。PCの再生音だけ流す

ただ、これだとマイクの入力音が配信に流れないため、左のMIC 1のフェーダーも上げましょう。

AUDIENT EVO4 Loop-back Mixer。開いた状態

あとは前述の通り、配信アプリの入力設定でLoop-back 1/2を指定するとマイクとPCの再生音の両方が流れます。

AUDIENTのループバックは使い方を覚えるのがやや大変ですが、覚えてしまえば自由度が高いので便利です。

付属品

AUDIENT EVO4 付属のUSBケーブル

evo 4の付属品はUSBケーブル(A to C)です。

他にダウンロード形式で下記のソフトがバンドルされています。

ソフト概要
Cubase LE総合音楽ソフト(DAW)
CubaseのLite版
Cubasis LEiOS、Androidで動く
総合音楽ソフト(DAW)
Retrologue 2ヴァーチャルシンセサイザー
M-Tron Pro LEMelltronのエミュレーション
ソフトウェア
Torpedo Wall of Soundスピーカーとマイキングの
シミュレーションソフト
Subito Pianoピアノ音源
Waldorf Edition 2 LEシンセ系プラグイン
Loopcloudサンプリング集

Cubase LEが付属しているので、音楽制作にもすぐに取りかかれますね。

Cubase AIのMixConsole画面
Cubase

なお、evo 4はiOSでも使用することができます。

iOSでの使用はAppleカメラコネクションキットとセルフパワータイプのUSBハブが必要です。

補足

USB-CのiPad ProならUSB-C接続のバスパワーで使用可能

セルフパワータイプのUSBハブが必要だと、やや携帯性は悪くなりますね。

iOSだとループバックを使うのも難しいため、基本的にPCで使うことをおすすめします。

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AUDIENT evo 4をレビュー

AUDIENT EVO4 駆動しているところ。Macbookとセットで撮影
evo 4の評価
音質
 (4)
機能性
 (4)
コスパ(20,900円程度)
 (4)
総合評価
 (4)

それでは、evo 4を細かくレビューしていきます。

はじめにメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

メリット
デメリット
  • 音質はかなり良い
  • 自動音量調整機能あり
  • ループバックあり
  • スマートでコンパクト
  • 本体機能が豊富
  • スピーカーとヘッドホンを同時利用できない
  • 本体操作がわかりにくい
  • DSPエフェクトはない

非常に良くできた製品です。

音質も良く、機能も豊富なので音楽制作から配信まで万能にこなせます。

ただ、使い方を理解するのがやや難しく、初心者には少し薦めづらいです。

音は録音・再生ともにかなり良い

AUDIENT EVO4 駆動しているところを右斜め上から撮影

さすがAUDIENTだけあって、evo 4は価格の割に音質は大分よいです。

マイクプリは柔らかめな音ですが、クリアで明瞭です。2万円でこの音質はかなり良いですね。

サンプルボーカル

ゲインのレンジや最大入力レベルも歌録りで使うのに十分なので、歌ってみたなどの録音に適しています。

比較用でFocusrite Scarlett Solo 3rd GenとSteinberg UR22Cのサンプルボーカルも用意しました。

Scarlett Solo

Focusrite Scarlett Solo 3rd Gen 右斜め

Steinberg UR22C

Steinberg UR22C

どれも大きな差はないですが、Scarlett Soloは気持ちクッキリした音でevo 4は柔らかい音ですね。

このへんは好みかなと思います。

続いて、再生音ですが、evo 4は再生音もかなり良いです。

AUDIENT EVO4 駆動しているところを左斜めから撮影

広いダイナミックレンジのコンバーターを搭載しており、予算2万円の製品ではトップレベルに良いと思いました。

意外と予算2万円で音質重視の製品は少ないので、配信よりも歌ってみたなどの制作がメインの方にはすごく良い製品だと思いました。

初心者向けとは言い難い

AUDIENT EVO4 左斜め

価格の割に音が良く、機能も充実しているevo 4ですが、使い方は少し難しいですね。

まず、本体はコンパクトな代わりに複数ボタンとの組み合わせ操作ばかりなので、覚えるまで時間が必要です。

AUDIENT EVO4 駆動しているところを上から撮影

また、歌い手や配信者の使用者が少ないため、情報が少ないです。

さらにループバックなどの仕様がSteinbergやYAMAHAと異なるため、他機種の情報を参考にすることもできません。

AUDIENT EVO4 Loop-back Mixer。開いた状態

そのため、各種配信ソフトの設定や使い方は自力で何とかする必要があります。

たけしゃん

この記事で説明した内容を理解すれば、大抵のことは問題ないと思います

機械の取扱に自信がない人はSteinbergやYAMAHAのほうが良いかなと思いました。

コンパクトでルックスも良い

AUDIENT EVO4を左から撮影

evo 4はコンパクトでルックスが良い点も良いですね。

他のオーディオインターフェイスと比べても一回りほど小さく、縦横の幅はスマホと変わらないサイズ感です。

AUDIENT EVO4とiPhone 13 Pro
高さ(厚み)はスマホより大分ある

本体重量も360gと軽いので、外出時に持ち歩くにも適しています。

ただ、iPhoneで使うにはセルフパワータイプのUSBハブが必要なので、携帯性はいまひとつですね。

ノートパソコンと持ち歩くのに適した製品です。

AUDIENT EVO4 駆動しているところ。Macbookとセットで撮影

ルックスも洗練されており、デスクにあるとおしゃれ感が出ます。

おしゃれなガジェット的な感覚で置けるのが良いですね。

競合製品との比較

製品AUDIENT EVO4 左斜め
evo 4
Steinberg UR22C
UR22C
Focusrite Scarlett Solo 3rd Gen 右側面
Scarlett Solo
メーカーAUDIENTSteinbergFocusrite
アナログ入力コンボジャック×2
1/4″ライン入力×1
コンボジャック×2コンボジャック×1
1/4″ライン入力×1
ループバック×
エフェクト××
Phone12
対応OSWindows、Mac、iOSWindows、Mac、iOSWindows、Mac
USB-CのiPad Pro
実売価格約20,900円約19,700円約17,000円
ECサイトAmazon
楽天市場
サウンドハウス
Amazon
楽天市場
サウンドハウス
Amazon
楽天市場
サウンドハウス

最後は競合製品との比較です。

ここでは価格帯も近い、Steinberg UR22CFocusrite Scarlett Solo 3rd Genを選出しました。

それぞれ系統がやや異なるので、自身の用途に合った製品を選びましょう。

Steinberg UR22Cとの比較

Steinberg UR22C

まずは大人気のオーディオインターフェイスSteinberg UR22Cとの比較です。

音質的にはevo 4のほうが若干優れていると感じました。

特に再生音はevo 4のほうが明瞭でレンジも広いので聴きやすいですね。

AUDIENT EVO4 駆動しているところを右斜め上から撮影

また、本体機能もevo 4はPAN振りやスマートゲインがあり、制作用途では使いやすいです。

そのため、DTMなど制作面においてはevo 4のほうが優れていると感じました。

一方で配信においてはUR22Cのほうが断然強いです。

ループバックはもちろん、DSPエフェクトを搭載しており、コンプレッサーやリバーブを使用できます。

UR22CのDSPミキサー画面
UR22Cの専用アプリ

さらにUR22CはiPhoneでの使用もUSBカメラアダプタとモバイルバッテリーなどでの電源供給で動作します。

補足

evo 4はセルフパワータイプのUSBハブが必要

iPhone、iPad向けの専用アプリも用意されているため、iOSでの使用も快適です。

iOSのdspmix画面
UR22CのiOS版専用アプリ

そのため、制作・配信・iOSでの利用など幅広い用途で総合的に考えるとUR22Cのほうが強いです。

一方でPCでのDTMや歌ってみたといった制作用途に限定すれば、evo 4のほうが良いと感じました。

Focusrite Scarlett Solo 3rd Genとの比較

Focusrite Scarlett Solo 3rd Gen 右斜め

続いてはDTMerに人気のFocusrite Scarlett Solo 3rd Genとの比較です。

ちなみに比較対象としては入出力構成・価格帯も同じScarlett 2i2 Gen3のほうが適切かと思いますが、筆者が触ったことがないため、Scarlett Soloで比較します。

Scarlett 2i2 G3

まず、音質面を比べるとほぼ互角です。

Scarlett Soloは気持ちクッキリした音でevo 4は柔らかい音という印象ですね。

Focusrite Scarlett Solo 3rd Gen 右斜め上(鋭角)

再生音はevo 4のほうがややレンジが広く、明瞭に聴こえます。

どちらの製品も2万円近辺ではかなり音は良いと思いました。

本体の操作性においては各種ノブが独立しているScarlett Soloのほうがわかりやすいです。

Focusrite Scarlett Solo 3rd Gen 正面

逆に機能面はスマートゲインやPAN機能などがついているevo 4のほうが優れています。

AUDIENT EVO4 上

また、配信においてもループバックがあるevo 4のほうが優れています。

一方でバンドルするプラグインはScarlett Soloのほうが使えるものが多いですね。

Scarlett Soloにバンドルされたソフト

なので、DTMに関してはScarlett Soloのほうが若干有利です。

ここまでの内容を踏まえると、筆者の意見は以下の通りです。

  • DTM、配信両方をやるならevo 4
  • DTMだけやるならScarlett Solo(もしくはScarlett 2i2 Gen3)

配信をやる場合はループバックが使えるevo 4のほうが楽です。

逆に配信はやらずにDTMをやる場合は即戦力のバンドルがついてくるScarlett Soloが良いですね。

なお、Scarlett SoloとScarlett 2i2 Gen3は主に以下の点が異なります。

製品Scarlett SoloScarlett 2i2
入力コンボジャック×1
1/4”ライン入力×1
コンボジャック×2
出力VolMAIN・Phone
共通ノブ
MAIN・Phone
独立ノブ
実売価格約17,000円約20,900円

Scarlett Soloはコンボジャック1基なので、マイクは2本同時に使えません。

また、MAIN OUTとPhoneのボリュームノブが共用なので、スピーカーとヘッドホンを別個に音量調整できません。

Focusrite Scarlett Solo 3rd Gen 正面右
大きいノブがスピーカー・ヘッドホン共用になっている

それ以外は仕様書を見る限りはほぼ一緒なので、DTM利用の方はScarlett 2i2 Gen3をおすすめします。

補足

Mixをやる際にヘッドホンとスピーカーの音量を別個に調整できないと結構不便

逆に歌い手やシンガーソングライターの方はevo 4のほうが合うと思います。

AUDIENT evo 4 まとめ

AUDIENT EVO4 正面
  • コンパクトで音質も良いオーディオインターフェイス
  • ループバックはややクセはあるが、自由度は高い
  • 配信もやれるが、どちらかというとDTMなど制作向け

ぎたすけ

見た目だけじゃなくて音も良いんだな。机に置いてあるとカッコ良くていいな

たけしゃん

スタイリッシュで良いよね。ノートPCで使うのにちょうどいいサイズ感だよ

AUDIENT evo 4のレビューでした。

AUDIENTなので、音は良いだろうなと思っていましたが、この価格帯でもしっかりした音質でした。

初見で感覚で使うのはかなり厳しいため、取扱説明書などをきちんと読み込んだ上で使用しましょう。

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