ぎたすけ
たけしゃん
クロマチックチューナーとは
![micawber MW-2058 チューニングがあっていない状態](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/mw-2058-14.webp)
クロマチックチューナーとは12平均律の半音階単位で音階を表示・測定するチューナーを指します。
C・C#・Dというふうに半音単位で表示できます。
![mw-2058でEのチューニングがあった時の画面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/mw-2058-13.webp)
楽器のチューニングで使うチューナーは主にクロマチックチューナーです。
なので、「普通のチューナー=クロマチックチューナー」と覚えてもらって大丈夫です。
そして、多くの楽器用チューナーはいくつかの測定モードが用意されており、本体ボタンで切り替えできます。
![micawber MW-2058の電源スイッチ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/mw-2058-5.webp)
本記事ではクロマチック以外のモードについても、仕様や使い方を解説していきます。
各測定モードをタップで解説に飛びます
測定モード | 概要 |
クロマチック | 半音階単位で測定するモード メインの測定モード |
ギター/ベース | 各楽器の開放弦に該当する 音階にだけ反応するモード |
ストロボ | クロマチックと同じ半音階で 高精度に測定するモード |
ポリフォニック | 全弦を一度に測定するモード |
ギター/ベースモード
![micawber MW-2058](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/mw-2058-2.webp)
ギター/ベースモードは各楽器の開放弦に該当する音階にだけ反応するモードです。
ギターモードであればギターの開放弦、ベースモードであればベースの開放弦で鳴る音階にだけ反応します。
ギターの開放弦の音
![レギュラーチューニングの各弦の音](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/12/regular2.webp)
6弦 | 5弦 | 4弦 | 3弦 | 2弦 | 1弦 |
---|---|---|---|---|---|
E | A | D | G | B | E |
ギターモードであれば、上記の音にしか反応しません。
関係のない音階には反応しないため、初心者でも扱いやすいモードになっています。
また、レギュラーチューニング以外も半音下げやカポタストをつけた状態のチューニングにも対応できるものが多いです。
![](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/AW-4G-5.webp)
KORGではフラットモード、カポタストモードを用意して、半音下げチューニングやカポタストをつけたチューニングに対応しています。
なお、変則チューニングなどには対応できません。
![ギターをチューニングしているところ2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/05/acoustic-guitar-21.webp)
そのため、早い段階でクロマチックモードに慣れた方がいいですね。
ちなみに最近ではギター/ベースだけでなく、ウクレレモード、バイオリンモードなども用意されているチューナーもあります。
ストロボモード
![UNITUNE CLIP 正面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/12/UNITUNE_10.webp)
ストロボモードは高精度なチューニングに対応したモードです。
測定は半音階単位で行うため、クロマチックモードの高精度版といえます。
クロマチックモードは表示メモリが真ん中になるように合わせます。
![チューニングがあった状態のクリップチューナー](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/11/chroma-1.webp)
一方でストロボモードはメモリ単位ではなく、メモリの流れる速さでチューニングのずれを表すものが多いです。
![ストロボモードの画面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2018/08/KORG-Strobe.webp)
中央にメモリを合わせるモードでは測定できない、微妙なズレも検知できます。
レコーディングなどシビアに音を合わせたい場合に使うモードですね。
TC ELECTRONIC UNITUNE CILPは±0.02セントと超高精度なストロボモードを備えています。
ポリフォニックモード
![Polytuneクリップ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Polytune.webp)
ポリフォニックモードはギター全弦のチューニングを同時に確認できるモードです。
TC ELECTRONIC POLYTUNEシリーズに搭載されている機能ですね。
全部の弦をジャラーンと鳴らすと、一気に全ての弦の状態を表示してくれます。
![ポリフォニックモードでチューニングしているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/09/Tuner-poly.webp)
このモードは不要と感じる人と便利に感じる人で分かれますね。
僕はちょっとしたズレを確認するのに使ってます。
あったら便利な時もあるという程度の機能です。
チューナーの測定方法 まとめ
![PW-CT-17でチューニングしているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/PW-CT-17-10.webp)
- 半音階単位で計測するクロマチックチューナーが主流
- 多くのチューナーは本体ボタンで測定モードを切替えできる
- 基本的にはクロマチックモードだけでOK
ぎたすけ
たけしゃん
チューナーの測定モードについての解説でした!
クロマチックモードだけあれば十分ですが、他のモードも知っておいて損はありません。
特にレコーディングなどをする方はストロボモードも使えるものを一台持っておいた方がいいですね。
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![クリップチューナー](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2018/08/tuning_4-160x160.webp)
![ギターをチューニングしているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/05/guitar-turning-160x160.webp)
![](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2016/04/Clip-tuner-160x160.webp)
![楽器用チューナー3種類を説明した資料](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/06/tuner-type-160x160.webp)
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