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micawber MW-2058
視認性が高く、多機能なクリップチューナーmicawber MW-2058。
文字が大きく、色的に見やすいところが良いですね。
可動域も広いため、色んな楽器で使いやすい仕様になっています。
まずは、MW-2058の製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<MW-2058をレビュー>を参照ください。
製品仕様の目次
チューニングが合うと色が変わる
MW-2058はチューニングがあっていない状態だとオレンジ、合うと緑になります。
文字が大きく、色合いも見やすいので視認性は非常に良いですね。
複数の楽器モードを搭載
MW-2058は5つの測定モードが用意されています。
モード | 概要 |
クロマチックモード | 音程を半音単位で表示 基本はこれ |
ギターモード | ギターの開放弦の 音程のみに反応する |
ベースモード | ベースの開放弦の 音程のみに反応する |
ウクレレモード | ウクレレの開放弦の 音程のみに反応する |
バイオリンモード | バイオリンの開放弦の 音程のみに反応する |
基本はクロマチックモードで大丈夫です。
特定の楽器でレギュラーチューニングしか使わないなら楽器モードもありですね。
各モードはサイド上にある電源ボタンを短押しすると切り替わります。
ボタンを1回押すごとに液晶表示も切り替わるので、画面を確認しながらやりましょう。
ちなみに長押判定がかなり短いため、一瞬で離さないと長押しと認識されて電源が落ちます。
410Hz~490Hzまで対応
MW-2058は周波数を410Hz~490Hzまで1Hz単位で変更できます。
変更はサイドの下にあるボタンで行い、短押しが1Hzアップ、長押しが10Hzアップとなっています。
ディスプレイの左上に現在の周波数が表示されているので、確認しながら変更しましょう。
ちなみにボタン操作でHzは下げられません。
なので、例えば441Hzにするところを442Hzにしてしまったら、周波数を上げ続けて1周回ってくるしかありません。
なお、ボタン押しっぱなしにすると、10Hz単位で自動で上がっていくので、短時間で1周できます。
可動域
MW-2058は可動域が非常に広いです。
ディスプレイ自体が360度回転し、ネック部分も前後180度、横は360度回転できます。
これだけ自由自在に動くチューナーは少ないので、可動域で困ることはまずないでしょう。
micawber MW-2058をレビュー
それでは、micawber MW-2058をレビューしていきます。
はじめにメリット・デメリットを箇条書きでまとめると以下の通りです。
全体的に見ると、非常によくできたチューナーです。
精度も結構良いので、自宅での利用では使いやすいですね。
一方で電源ボタンがモード切替と兼用なので、ライブでは誤操作に注意しましょう。
レビューの目次
視認性はすごく良い
MW-2058は文字が大きく、ライトも明るいので暗い場所でもハッキリ見えます。
また、ステージでライトが当たっても、見えにくくなることもなかったです。
また、可動域も広いので、ディスプレイが客席からは見えないように設置することも可能です。
ディスプレイ表示のリバース機能はないですが、ディスプレイ自体が360度回転するので問題ありません。
視認性の良さ、可動域の広さで自由度は非常に高く、かなり便利です。
ボタンの誤操作には注意
MW-2058は電源ボタンにモード変更も入ってるため、気を付けないと誤操作が起きます。
特に注意しないといけないのは電源を落とそうとして、モード変更してしまうことですね。
ただ、かなり短時間で長押し判定されるので、慣れれば大丈夫かなと思います。
また、誤操作してもクロマチックモードに戻せば良いだけなので、わかっていれば大した問題ではないですね。
精度は良いが、やや合わせづらい
MW-2058はピッチ精度は良いです。Polytune Clipと比較しても同等ですね。
一方でピタッと止まってくれないことが結構多いです。
一瞬、緑になってからすぐにオレンジに戻ることが多くて合わせるのがやや難しいです。
レコーディング時は緑でピタッと安定するレベルまで合わせるべきですが、普段はそこまでこだわらなくていいかもしれません。
あと、たまに文字が全然違うキーを指すことがありますね。
ただ、数週間使ってみた感じは全体的に精度も良く、優秀だと感じました。
micawber MW-2058 まとめ
- 視認性が良く、多機能なクリップチューナー
- 可動域が非常に広く、設置の自由度も高い
- 電源ボタンがモード切替と兼用のため、誤操作に注意が必要
ぎたすけ
たけしゃん
micawber MW-2058のレビューでした。
視認性が良く、可動域も広いので使いやすかったですね。
設置の自由度が高いため、複数の楽器で使う人にもおすすめです。
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