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アコギ 初心者講座 全19話で初心者がやるべきことを徹底解説
アコギに必要なもの
![アコギに使うアイテム](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/11/guitar-item.webp)
アコースティックギターをはじめるにあたって、必要になるアイテムは意外と多いです。
しかも、一度買ったら当面は買い換えないものが多いので、はじめにそこそこちゃんとしたものを買うのが大事ですね。
本記事ではアコギをはじめるにあたって、「必須アイテム」と「あったら便利なアイテム」に分けておすすめ製品を紹介していきます。
必須アイテム(画像タップで解説に飛びます)
機材 | 概要 |
![]() アコギ弦 | 初心者は細めがおすすめ コーティング弦が楽 |
![]() カポタスト | 出番が多いアイテム 挟むタイプが安価 |
![]() チューナー | 音程を調整するアイテム クリップチューナーが良い |
![]() ピック | アコギ弾き語りなら おにぎり型の薄めが良い |
![]() 清掃グッズ | ギターを清掃するグッズ 適応したものを選ぶこと |
![]() 工具 | 主に弦交換で使う |
あったら便利(画像タップで解説に飛びます)
アコギ弦
![Martin MA540](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/Martin-MA540.webp)
まずは消耗品であるアコースティックギター用の弦です。
初心者がアコギ弦を選ぶ際は弦の太さに注意しましょう。
![ギター弦の太さによる違いと特色をまとめた図](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/Strings9.webp)
基本的には万能なLIGHTをおすすめしてますが、初心者の方にはEXTRA LIGHTをおすすめすることが多いです。
![アコースティックギターとギター弦](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/04/guitar-item3.webp)
細いほうが押弦は楽なので、指が慣れるまでは細い弦を選びましょう。
また、ギター弦には通常の弦とコーティング弦があります。
![普通のアコギ弦とコーティング弦の違いを説明した図](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/Strings8.webp)
コーディング弦のほうが弦交換の頻度を減らせるのでおすすめです。
ただ、最初のうちは弦交換に失敗しがちなので、安い通常弦で弦交換に慣れるところからスタートしましょう。
おすすめの弦は通常弦ならDADDARIO EJ15、コーディング弦はElixirのEXTRA LIGHTです。
通常弦
コーティング弦
アコギ弦 おすすめランキングベスト10。20種類を聴き比べできるサンプル音源付き
![アコースティックギター用のギター弦を16種類並べた写真](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/Strings18-160x160.webp)
アコギの弦交換を覚えよう!ポイントや流れを画像でわかりやすく解説
![弦交換しているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/10/string-change_15-160x160.webp)
カポタスト
![Wingo JX-09](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/jx-09-2.webp)
カポタストは演奏のキーを手軽に変えられる便利アイテムです。
アコギだとバレーコードが頻出しないようにカポタストで演奏キーを調整することが非常に多いですね。
![カポタストを移動させると曲のキーが変わる](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/11/capo-use8.webp)
Uフレットなどコードサイトでも、カポタストの位置がちゃんと指定されています。
![Uフレットのキー調整機能画面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/11/u-fret-key.webp)
カポタストがないと弾ける楽曲が大分絞られてしまうので、ギターと一緒に買っておきましょう。
初心者におすすめのカポタストはMARTISAN NC-20です。
![MARTISAN NC-20](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/nc-20-5.webp)
1,000円程度で買えますが、品質はかなり良いです。
![MARTISAN NC-20](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/nc-20-1.webp)
![MARTISAN NC-20をギターの2Fに取付](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/nc-20-7.webp)
素材も頑丈なので、安くても長期的に使える良いカポタストです。
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![Wingo JX-09 斜め](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/jx-09-5-160x160.webp)
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![MARTISAN NC-20をギターの2Fに取付](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/nc-20-7-160x160.webp)
チューナー
![KORG Pitch Clip2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_1.webp)
ギターの音程を正しく合わせるためのアイテム、チューナです。
楽器の上達には正しい音程感を身に着けることが重要なので、チューナーも重要なアイテムです。
![DADDARIO PW-CT-17をギターヘッド裏に設置](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/PW-CT-17-6.webp)
チューナーも色んな種類がありますが、ギターヘッドに取付けられるクリップチューナーがおすすめです。
![ギター弾き語りが喋りながら楽にチューニングできる角度](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/10/polytune-9.webp)
また、チューナーは色んな機能が搭載されていますが、初心者には不要なものばかりです。
そのため、できるだけシンプルなチューナーをおすすめします。
僕がおすすめするのはKORG PitchClip 2です。
![KORG Pitch Clip2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_1.webp)
ボタンは電源ボタンのみで、計測モードも1つだけ。
非常にシンプルで誤操作の心配がないため、初心者にうってつけです。
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ピック
![ピックを6種類並べた画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/pick10.webp)
ギターの弦を弾く際に必要となるピックです。
色んなピックが販売されていますが、初心者は「形状」と「厚さ」に注目しましょう。
![ギターピックの形状についての説明](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/pick4.webp)
![ギターピックの厚さについての説明](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/pick6.webp)
人によって好みは分かれますが、弾き語りではトライアングルのTHINが弾きやすいです。
なので、まずはトライアングルのTHINを買いましょう。
おすすめはDUNLOP TORTEX トライアングル 0.6mmです。
![JIM DUNLOP TORTEX TRIANGLE](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/pick1.webp)
プロアマ問わず、使用者が非常に多い人気のピックです。
すごく使いやすいので、10枚ほどまとめ買いしておくと良いですね。
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![リトルマーチンでYouTube動画のレコーディングしているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/11/miniguitar-youtube-160x160.webp)
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ギター清掃グッズ
![](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/10/string-change_4.webp)
アコースティックギターをキレイに保つためのアイテムです。
何でもいいようで専用のアイテムを使わないと傷がついたり、塗装が剥がれたりするため、気を付けましょう。
ギターの清掃で必要になるアイテムはギタークロスとポリッシュです。
ギタークロスは布でも代用できますが、ギターが傷つかないようにソフトで目が細かい専用クロスを用意しましょう。
![fernandes 625s](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/fernandes-625s.webp)
ポリッシュをつけて拭く用、乾拭き用で2枚は用意しておきましょう。
ポリッシュはギター清掃用のワックスですが、適当なものを買うと塗装が剥がれたりします。
必ず、楽器用のものを選択しましょう。
工具
![ニッパーで弦を切ってるところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/string-change_37.webp)
工具は主に弦交換する際に必要となるアイテムです。
弦を切るためのニッパー、ピンを外すためのピンプラー、ペグを回すためのワインダーがあると便利ですね。
![MARTISAN NC-20はブリッジピン抜きにもなる](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/10/nc-20-11.webp)
![ワインダーで弦を回しているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/10/string-change_17.webp)
ニッパーだけあれば、何とかなりますが、ピンプラーとワインダーもあったほうが断然楽です。
おすすめはニッパー、ワインダー、ピンプラーが一体化されたPro-Winder DP0002です。
ニッパー、ワインダー、ピンプラーを個別に用意するとかさばるので、一体化されたアイテムだと携帯時も便利です。
アコギであったら便利なもの
![小さめのアコースティックギター](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/08/guitar-sim.webp)
続いては必須まではいかないですが、あったら便利なアイテムです。
最初から買う必要はないですが、楽器を外に持ち歩いたり、人前で演奏する際に必要になるものが多いですね。
ギターケース
![ギターケース ギグバッグ 立てた状態](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/04/guitar-case5.webp)
楽器を収納、携帯する際に使うギターケースです。
基本的にはギター付属のケースでよいですが、安価なギターの付属ケースは衝撃には強くありません。
![Fender CC-60S Concert 付属のソフトケース](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/03/CC-60S-4.webp)
電車移動や自転車での移動で使う場合は、パッドなど緩衝材が入ったケースを買ったほうが良いです。
おすすめはSKBの1SKB-GB18です。
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/s/skb_gb18ca.jpg)
内側がパッド入りナイロンで構成され、衝撃に強くなっています。
外に持ち運ぶ機会が多い人はソフトケースだと不安なので、1SKB-GB18くらいのケースにしたほうが良いですね。
ギタースタンド
![立てかけのギタースタンド](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/04/guitar-stand5.webp)
ギターを置いておくためのギタースタンドです。
ギタースタンドは必須アイテムではないですが、できるだけ買ったほうが良いです。
なぜなら、ギタースタンドの有無でギターに触る機会が大きく変わるからです。
ギターが上手くなるために重要なことは「ギターを触るまでの障害をできるだけ減らす」ことです。
![白い部屋にアコギが置いてある写真](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/06/acoustic-guitar9.webp)
なので、ギターケースに収納するのではなく、日ごろからギタースタンドにかけて出しておいたほうが良いです。
ギタースタンド自体は安いもので大丈夫です。
おすすめはキクタニ GS-102Bです。ライブハウスやスタジオでもよく見る定番品ですね。
ホチキスで使える壁掛け型マイクスタンド ギターヒーロもおすすめです。
![壁掛け型ギタースタンド Guitar Hero](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/04/guitar-hero18.webp)
![壁美人ギターヒーローで3本のギターを並べた](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/07/guitar-hero_18.webp)
壁掛けだと部屋を広く使える上に、掃除するときも楽でよいです。
ギターストラップ
![KC PGS-1001/BK](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/04/PGS-1001-4.webp)
立って演奏する際に必要となるギターストラップです。
自宅で練習する際は不要ではありますが、立って弾く練習をすると自然とフォームもよくなります。
なので、ギターストラップを買って、たまに立って弾く練習をすると良いです。
おすすめのギターストラップはKC PGS-1001です。
![KC PGS-1001/BK 折り畳んだ状態](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/04/PGS-1001-5.webp)
1,000円以下で買えるものにしては質が良いです。
また、紐も付属しているため、ストラップピン有無にかかわらず使えます。
![Fender CC-60S Concert ストラップピン](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/03/CC-60S-14.webp)
ギターにストラップピンがついており、紐なしのものが良い人は定番のERNIE BALL P04037も良いですね。
1,000円程度ですが、エリック・クラプトンなどプロで使っている方もたくさんいます。
![ERNIE BALL P04037 横から撮った](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/04/P04037-2.webp)
![ギターヘッドにストラップを取り付けたときの写真](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/03/strap12-160x160.webp)
譜面台
![譜面台](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/04/music-stand.webp)
最後は譜面やスマホ・タブレットを置くための譜面台です。
譜面台も必須ではないですが、ギターを弾く姿勢をよくするために割と大事です。
床に座ってギターを弾く際に譜面台がないと、譜面も床や机に置くことが多く、姿勢が悪くなってしまうんですよね。
![ギターを弾く女性](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/04/guitar-women.webp)
なので、弾く環境によっては譜面台をちゃんと用意したほうが良いです。
なお、譜面台は折り畳んで携帯できるタイプを買っておくと、外出先でも使えるので便利です。
また、机で使う場合は卓上型の譜面台を選択しましょう。
僕も自宅での撮影や録音で卓上型譜面台を使っています。
以上でアコースティックギターで必要になるアイテムの解説は終了です。
一気に全部買う必要はないですが、必須のアイテムは必要となるため、早めに買いそろえてしまいましょう。
第1章 必要なアイテムと使い方
第2章 コードを弾いてみよう
第3章 基本テクニックを覚えて曲を弾こう
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