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PreSonus Studio 24c

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 入力 | コンボジャック×2(XLR/TRS) |
| 出力 | TRSバランス×2 |
| ヘッドホン | 1/4″ TRS×1(背面) |
| MIDI | 5ピンDIN IN/OUT |
| サンプルレート | 最大24bit/192kHz |
| 接続 | USB-C(バスパワー) |
| 対応OS | Windows / macOS / iOS |
| 付属ソフト | Fender Studio Pro(6か月トライアル版) |
| 実売価格 | 約17,600円(税込) |
PreSonus Studio 24cは2020年に発売された、2in 2outのオーディオインターフェイスです。
上位には、2in 4outのStudio 26cや4in 4outのStudio 44cといったラインナップがあり、Studio 24cはその中でもコンパクトかつ必要十分な入出力を備えた、バランスの良いモデルと言えます。

本体にはXMAX-Lマイクプリアンプを搭載し、最大24bit/192kHzまで対応。
金属筐体で堅牢な作りになっているので、自宅はもちろん外に持ち出して使うのにも安心感があります。
まずは、製品仕様から解説します。
仕様を飛ばしてレビューを見たい方は<Studio 24cをレビュー>を参照ください。
入出力端子

- 入力:コンボジャック 2基
- 出力:1/4″ TRSバランス出力 2基
- MIDI入出力
Studio 24cの入力は、前面のコンボジャック2基です。

コンボジャックは、マイク接続用のXLRとギターや楽器を接続するTSの両方に対応しています。
48Vファンタム電源にも対応しているので、コンデンサーマイクも問題なく使えます。

出力は、背面のTRSバランス出力×2で、モニタースピーカーなどに接続します。
ヘッドホン端子も背面にあり、1/4″ TRS端子が1つ用意されています。

個人的には、ヘッドホン端子は前面に欲しかったですね…。
とはいえ、ヘッドホン端子のボリュームノブは前面にあるので、そこまで使い勝手は悪くないです。
なお、背面にはMIDI入出力も用意されています。
最近ではUSB接続が主流になってはいますが、MIDIキーボードなどを繋ぐ際に使えます。
ループバック対応

Studio 24cは、ループバック機能に対応しています。
ループバックとは、PCで再生している音声をインプット側にループさせる機能で、ライブ配信でBGMを流したいときなどに使います。
ループバックを使うには、専用ソフトのインストールが必要です。
入力を見ると、従来の入力チャンネルとは別の「Virtual 1/2」というチャンネルが存在します。

このチャンネルの動作方法を専用ソフト側で切り替えます。
3種類あり、デフォルトではオフです。

- オフ:ループバックオフ
- バーチャル:Virtual 1/2にPCの再生音がループバックされる
- Mix 1/2:Mic/Inst/Line in 1/2にPCの再生音がループバックされる
バーチャルを選択すると、「Virtual 1/2」にPCの再生音がループバックで入ります。
マイクの入力音と個別のチャンネルで管理できるため、音量調整などに便利です。
Mix 1/2を選択すると、マイク入力などが入る「Mic/Inst/Line in 1/2」にPCの再生音も一緒に入力されます。
ライブ配信アプリはチャンネルを1つしか選べない仕様なのでOBSなどを使わない場合はこちらが便利かと思います。
ただし、マイク入力もPCの再生音も一緒くたになるので、個別に音量調整はできません。
たけしゃん
付属品

- USB-C to USB-Cケーブル
- USB-C to USB-Aケーブル
- ゴム足
- Fender Studio Pro(6か月の無料トライアル)
Studio 24cには、USB Type-C to CケーブルとType-C to Aケーブルの2本が付いています。

Studio 24cの端子がUSB Type-Cなので、接続するPCの端子にあわせて使い分けましょう。
ソフトウェアには、「Fender Studio Pro」が付属しています。
6か月間のトライアルとなっているので、6か月使用した後は契約が必要となる形だと思います。
付属のエフェクトプラグインも使い勝手がいいものが揃っているので、これ1台でDTMを始めることができます。
ただ、付属のDAWが6か月トライアルなのは初心者にはおすすめしづらいですね…。
PreSonus Studio 24cをレビュー

それでは、Studio 24cを細かくレビューしていきます。
総評としては、「1万円台で何でもそつなくこなせる万能型インターフェイス」です。
DTMはもちろん、ライブ配信にも使いやすく、iOSでも動作します。
この機能性で、コンボジャック2基搭載して1万円台なのでコスパは非常に良いです。
とはいえ、いろんな点を加味するとYAMAHA UR22MK3やScarlett 2i2 Gen4を選ぶのが無難というのが筆者の結論でした。
入力の音質は良好。ゲインレンジは狭め

Studio 24cにコンデンサーマイクを接続して、ボーカルとアコースティックギターを録音してみました。
クリアで音の輪郭もしっかり出てます。
1万円台後半という価格帯で、コンボジャック2基搭載してこれなら十分満足できます。
一方、マイクプリアンプのゲインレンジは50dBと狭いです。
コンデンサーマイクで録っているときも、ゲインを結構上げないとだったので上限値が低い気がします。
- Studio 24c:50dB
- UR22MK3:54dB
- Audient EVO 4:58dB
- Scarlett 2in2 Gen4:69dB
感度の高いコンデンサーマイクは良いとして、感度の低いダイナミックマイクを使うと音量が足りない可能性が出てきます。
ダイナミックマイクをメインで使う方は、YAMAHA UR22MK3やScarlett 2i2 Gen4を選ぶのが無難だと思います。
ヘッドホン端子も出力がやや弱い

Studio 24cにハイインピーダンスの開放型ヘッドホンをつなげて、モニタリングを行いました。
音自体は悪くないのですが、ハイインピーダンスのヘッドホンを鳴らすには出力が足りてない感じがしました。
スペック表を見てもヘッドホン端子のダイナミックレンジは83 dB (A-Weighted, 56Ω Load)と低めです。
とはいえ、ローインピーダンスのモニターヘッドホンなら問題はありませんでした。
また、音質自体はそんな悪いわけでもないので、こちらもマイクプリと一緒で接続する機器次第という感じです。
Studio 24cは価格の割に機能が豊富なので、その分細かいところは削って工夫してるのかなと印象を受けました。
ヘッドホンについても、ハイインピーダンス製品を使用するならYAMAHA UR22MK3やScarlett 2i2 Gen4を選択したほうが良いと思います。
さまざまな用途で万能に使える

Studio 24cの強みは、さまざまな用途に対応できる万能さです。
DTMはもちろん、ライブ配信での使い勝手も良く、iOSにも対応しています。
コンボジャック2基搭載して、1万円台の価格を考えると素晴らしいコストパフォーマンスと言えます。

ループバックも、最初は特殊な印象を受けましたが、使ってみるとかなり使いやすいと思いました。

一方で少し残念なのは、付属するDAWがFender Studio Proになってから、6か月のトライアル版になってしまった点です。
6か月以降も使うなら、別途課金が必要で見たところ3万円程度するようです。
課金する覚悟が決まっている方はいいですが、そうでないなら無償で使い続ける選択肢も取れる他社製品を選んだほうが無難かなと思いました。
そんなわけで、現状だと繰り返しですが、YAMAHA UR22MK3やScarlett 2i2 Gen4あたりを選ぶのが無難だと思いました。
PreSonus Studio 24c まとめ

- 1万円台で買える、万能に使えるバランスの良いオーディオインターフェイス
- 付属のFender Studio Proは魅力的だが、6か月トライアル版
- 総合的に考えると、YAMAHA UR22MK3やScarlett 2i2 Gen4を選ぶのが無難
ぎたすけ
たけしゃん
PreSonus Studio 24cのレビューでした。
最初のオーディオインターフェイスとしてはすごく良いのですが、付属のDAWが6か月トライアルなのが痛いですね…。
そこが変わるだけでも、初心者の方に薦めやすくなるのですが…。
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