アーティストに最も必要なのは発信力、魅せ方、演奏スキルのどれか?

ぎたすけ

え~、ミュージシャンなんだし、演奏スキルなんじゃないの?

たけしゃん

この間、友達と飲んでるときにこの話題になってさ。面白いから掘り下げてみようかなと

先日、ミュージシャン友達 4人と飲んでいる時に上がった、お題。

アーティストにとって重要な順に「発信力」「魅せ方」「演奏スキル」の順位をつけよう。

 

結論は全員一致で…

  1. 発信力
  2. 魅せ方
  3. 演奏スキル

しかも、全員一致で大事なのはダントツで「発信力」という意見でした。

 

ちなみに僕を含め、4人ともそれなりに本格的に音楽をやってた30代、40代のおっさん達です。

僕以外の人は20代はメジャーで活動していたり、音楽教室の先生やってたり、レコード会社の新人発掘やってたり…という3人。

 

面白いお題なので、その時ことを思い出してブログで掘り下げて解説します。

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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発信力が最も重要な理由

たけしゃん

ダントツで重要な要素となった発信力。その理由考察していきます

アーティストにとって最も重要な力は「発信力」。

その理由は…

 

「発信し続けてれば、魅せ方も演奏スキルも勝手に身につくから」

 

僕も同じ意見なんですが、感覚的には間違いないんですよね。これ。

 

ブログでも、とりあえず100本記事を書けとか言いますが理屈は一緒。

下手でいいから、とりあえず発信し始めれば勝手に色んなスキルがつくんですよね。

 

発信力が高いことの強みを少し掘り下げて、解説していきます。

練習する最も強い動機は恥を書くこと

練習するための最も強い動機は恥を書くことです。

恥を書きたくないから、人は頑張って練習するのです。

 

なので、未熟でも自分の作品を発信することは重要。

人前で演奏する機会は最も自分を成長させてくれるきっかけになります。

 

発信する力がない人は結局、演奏スキルの成長も遅いことが非常に多いです。

人に見つけてもらうのが第一歩

インターネットが普及してスマホが普及して…。

今では誰でも気軽に全世界に発信できる時代になりました。

 

発信が気軽にできることで情報過多で見つけてもらうのが非常に困難。

演奏スキルや魅せ方が上手いところで、聴いてもらえなかったら意味がありません。

 

今回は話をしていた音楽仲間も、「知ってもらうのが第一歩」とみんな言ってましたね。

魅せ方は見られなきゃ身につかない

魅せ方もアーティストにとっては非常に重要な要素。

 

けど、意識するには人に見られる必要があるわけです。

なので、自然と発信力が大事になってきます。

 

なかなか、友達1~2名しか入らないライブハウスで演奏し続けても魅せ方って身に付きません。

色んな人に見てもらうための努力をして、初めて魅せ方の重要性気づきます。

 

発信力をつけるということは自身のセルフプロデュースをしっかり行うことでもあるのです。

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演奏スキルって大事じゃないの?

ぎたすけ

えー、発信力があれば演奏が下手でもよいの?

たけしゃん

人の心を惹きつける何かがあれば、演奏レベルってどうでもいい気がするよ

演奏スキルが最下位だった理由はこんな理由でした。

  • 発信してれば勝手につくから
  • プロ目指すなら演奏スキルはあって当たり前
  • 演奏スキル=魅力ではないから

発信してれば演奏スキルは勝手に身につく

まず、前提としては演奏スキルは重要。

ですが、「演奏スキルにフォーカスして練習するより、発信し続けたほうが演奏スキルは磨かれる」というのが共通見解でした。

 

そうなんだよなぁ。

何の分野でも、実戦に勝る訓練ってないですからね。

 

自宅でこもってひたすら練習しているより、定期的にライブハウスでライブやったり、路上ライブやったほうが絶対的に成長は早いです。

参考記事

ライブステージとアコースティックギターオープンマイクとは?初心者向けにルールや流れ、東京のおすすめライブハウスを解説

プロ目指すなら演奏スキルはあって当たり前

これもそうなんだよなぁ。

演奏スキルって上に行けば行くほど差別化できない要素なんですよねぇ。

 

大手レコード会社のオーディションとか受けると、ほんとに実感します。

上手い人ばかりなので、演奏スキルでの差別化は人間離れした能力がないと無理。

 

演奏スキルより、パーソナリティというべきか、人を惹きつけるブランド力的なものが重要になるんですよね。

 

若ければ演奏スキルはこれから何とでもなるから、人を惹きつける要素の有無が重要。

 

年齢層高ければ、演奏スキルはあって当たり前。

そこにプラスしてブランド力があるかどうかが勝負のポイントとなる。

参考記事

演奏スキル=魅力じゃないから

人を惹きつける、心を動かすための1つの手段が演奏スキル。

 

演奏スキルだけ磨いても、人の心は動かせない。

スキルに合わせて「ストーリー」や「魅せ方」が重要になってきます。

 

いわば、総合演出みたいなもんです。

こういった力は演奏スキルだけ磨いても身につかなくて、発信し続けて改善を繰り返して始めて身につくもの。

 

だから、発信し続けていく過程で演奏スキルも身に着けていくのが最も効率的…という意見が多かったですね。

参考記事

表現力アップ!曲のストーリーを意識すると感動させられる弾き語りになる

まとめ

  • 発信力が最も重要な理由は発信してれば様々なスキルがつくから
  • 演奏スキルは重要だが、それだけじゃ差別化できないし、人の心は動かせない

ぎたすけ

確かに行動している人ってあっという間に成長していくよな。たまに変わらない人もいるけど

たけしゃん

変わらない人は改善力が足りないんだよ。行動するにも改善していく意識は必要だね

「発信力」「魅せ方」「演奏スキル」の重要性についてでした!

まあ、夢破れしオッサンどもが酒の肴に語っただけの内容なので、1つの意見でしかないです(笑)。

 

ただ、音楽だけに限らず何のジャンルでも発信力がある人は伸びる傾向にあります。

発信することで新しく見えてくる世界がたくさんありますからね。

 

下手でも良いのです!恐れずにどんどんコンテンツを作って発信していきましょう!