ぎたすけ
たけしゃん
- ライブハウスで使われる用語の意味
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楽器・機材関連
たけしゃん
卓(たく)
音響担当の方が使うミキサー(コンソール)の事。
PAと呼ばれていることもあります。
「ギターは卓に送りますか?」
…と聞かれたら、ギター(エレアコ)の音はミキサーに送ってスピーカーから出力しますか?という意味になる。
つまり、ギターをマイク録りするのかエレアコとしてアンプ(スピーカー)から出力するのかを聞かれています。
D.I(ディーアイ)
D.I(ダイレクト・インジェクト・ボックス)、通称ダイレクトボックス。
写真の機材はライブハウスでは超定番D.IであるBOSS DI-1。
ステージと音響席は離れていることが多く、普通に機器を接続するとノイズが発生します。
そこで、間にD.Iを挟んでノイズに強い出力形式に変換してから卓に贈ることでノイズ発生を抑制するのです。
※イメージ図
つまり、あなたのエレアコと接続するのはアンプでなくD.Iとなります。
通常はステージ上にD.Iが設置されているので、D.IのINPUT(BOSS DI-1なら3つの穴の一番右)にギターシールドを挿します。
D.Iをもっと詳しく知りたい人は

ライン
いわゆるギターシールドのことを指します。
エレアコとD.Iを接続することを「ラインで接続する」と言ったりします。
楽器類は基本的にはラインで接続します。
音響用語ではアンバランス接続やTSフォンとも呼びますがライブハウスの現場では、あまり使用されません。
キャノン
マイクの接続などに使用するキャノンケーブルの事を指します。
音響用語ではバランス接続、XLRケーブルとも呼びますがライブハウスの現場ではキャノンが一般的。
ライン接続に比べて、ノイズに強く長いケーブルを使ってもノイズが載りにくいです。
ギター(エレアコ)はライン接続のため、ケーブルが長いとノイズが載ります。
そこでD.Iを挟んでキャノン接続に変換してミキサーに送ることでノイズ発生を抑制しているわけです。
モニター
演奏者向けにステージ内に設置されるモニタースピーカーのこと。
モニターというと画面を想像してしまうため、わかり辛い。
音響関連
たけしゃん
中音と外音
- 中音(なかおと)…ステージ上で聴こえる音。
- 外音(そとおと)…客席で聴こえる音
中音はモニタースピーカーから演者に聴こえる音です。
お客さんには外音用のスピーカーから音が流れるため、中音は演者のための音なので演奏しやすように調整しましょう。
音響側のミキサーは中音用のモニタースピーカーと外音用のスピーカーで音量などを別管理できるようになっています。
よって、ステージ上と客席では聴こえる音が異なります。
…が弾き語りだと音数が少なく、会場も小さいことが多いので「中音≒外音」になりがちです。
返し
モニタースピーカーから聴こえる音のこと。
リハーサルで「ボーカルの返しを強くしてください」とお願いすると、モニタースピーカーから聴こえるボーカル音が大きくなります。
この「返し」が演奏に大きく影響を及ぼします。
小さすぎても、大きすぎても正確に自身の音をモニタリングできません。
また、大きすぎるとハウリングを起こすので程々を心がけましょう。
ただし、注意が必要なのはお客さんがたくさん入る場合です。
リハーサル時は客席が空なので外音が反射して、ステージ上にも届くため自分の音が大きく聴こえます。
しかし、本番になって客席が満席になると人間が吸音して反射がなくなるので返しがモニタースピーカーからしか聴こえなくなります。
そのため、満席だと1曲目が終わったタイミングで演者が返しを強くしてほしいと音響にアクションすることが多いです。
あらかじめ、満席になりそうな時は音響さんに伝えておくと良いでしょう。
ロー・ミドル・ハイ
- ロー…低音
- ミドル…中音
- ハイ…高音
EQ(イコライザー)の設定で使われる音域です。
アコースティックギター弾き語りだとローが一番影響が出ます。
ステージ上で音がボヤっと感じる場合は大抵が低音がステージ上を回ってしまっています。
「ギターのローをカットしてほしい」とお願いするとスッキリすることが多いです。
逆にギターのピックアップがピエゾだとハイが強いと耳に刺さる音になりがちです。
ギラギラした音になっている場合はハイを切ってもらいましょう。
EQを勉強したい人は
弾き語りでライブするならEQ(イコライザー)は勉強しておこう

時計の時間
ミキサーのツマミは上記の画像の通り、くるくる回す形式が一般的。
そこで、ツマミの値代わりに良く使われるのが「時計の時間」です。
時刻とツマミの関係
- 9時…25%
- 12時…50%(真ん中)
- 3時…75%
使用するのは上記の3つあたり。
MAXの場合は時刻でなく「フルテン」と言いますし、細かい場合は〇〇%くらいということが多いです。
リハーサルの時に自身のプリアンプなどでギターの音量やEQ調整していると、音響さんから「ツマミって何時くらいですか?」と聞かれます。
音響さんに伝われば良いので回答は時刻でも良いですし、%でも良いです。
プリアンプって何?という方は
アコースティックギター用プリアンプの必要性と選び方を解説。-ギターアイテム解説シリーズ-

その他のライブハウス用語
たけしゃん
逆リハ
本番の順番と逆にしてリハーサルをすること。
本番のトップバッターが最後にリハーサルをすることで、そのままセッティング完了できるのが利点です。
ライブハウスのリハーサルは出演者都合が何かない限りは逆リハが採用されます。
ゲネプロ
全出演者が集まって本番さながらに通しで行われる、最終リハーサルのこと。
アマチュアのライブリハーサルではゲネプロまでやることは少ないです。
音楽というより舞台で使われる用語ですが、「リハーサルとゲネプロって何が違うんですか?」という質問が多いため掲載しました。
チャージ
お客さんがライブハウスに入る際に徴収される入場料のことです。
チャージ料金はブッキングライブだとライブハウス側が決めますが、ライブハウスを貸し切ってイベントする場合はチャージ料金は開催者の自由です。
バック
演者側への金額バックのこと。
一般的にはチケットノルマを達成した後の取り分の取り決めで使われる言葉です。
例えば…。
- 2000円のチケット × 10枚がノルマ
- 11枚目以降は50%バック
この場合に20枚チケットが売れたら「2000円 ×(20枚-10枚)× 50% = 10,000円」が演者に支払われます。
ライブハウスを貸し切る場合は貸し切り料金を支払うだけなので、バック制度は採用されないのが普通です。
挨拶
音楽業界は何故か時間問わず「おはようございます」が使用されます。
ライブハウスも練習スタジオも同一。
夜中に行っても「おはようございます」と言われますが、そういうもんだと理解しましょう。
終わりに
ぎたすけ
たけしゃん
ライブハウスで使われる用語解説でした!
ライブハウスでは専門用語が飛び交うことが多いものの、聞けば親切に教えてくれる人が多いです。
特にブッキング担当は良い人が多いので、わからなかったら聞きましょう。
素直に一生懸命やっていれば、みんな助けてくれます。
まずは怖がらずにライブハウスデビューしてみましょう!
デビュー戦はオープンマイクがおすすめです。





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