評価:4
ぎたすけ
たけしゃん
クリップチューナーは色々あるけど、使い方が簡単だから初心者にはもってこいだよ
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KORG Pitchclip 2について
![KORG Pitch Clip2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_1.webp)
- ピッチ検出…ピエゾ
- 測定モード…クロマチック
- 対応周波数…440Hz
今でもAmazonのベストセラー製品となっているKORG Pitchclip(生産終了)の現行機種KORG Pitchclip 2。
初代と比べて低音域の検出感度が上がり、ディスプレイ表示も見やすく改良されています。
機能はクロマチックモードによるピッチ測定のみ。
ボタンも電源ON/OFFスイッチの1つだけ。
![KORG Pitchclip 2の唯一ある電源ボタン](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_5.webp)
![電源を入れた時のPitch Clip2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_6.webp)
潔く、機能を必要最低限に絞りシンプル化した製品です。
まずはシンプルな仕様について解説していきます。
仕様はいいので、レビューを読みたいという方は<KORG Pitchclip 2をレビュー>を参照ください。
仕様の目次(項目タップで飛びます)
ピッチ検出
![6弦をチューニングしている時のPitch Clip2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_7.webp)
ギター本体の振動を検出するピエゾタイプです。
ギター用クリップチューナーでは一般的で自宅でもスタジオでも使いやすいですね。
測定モード
半音単位で鳴っている音を測定する、クロマチックモードのみです。
半音ダウンなど変則チューニングにも対応できるため、基本的にはクロマチックモードだけあれば困ることはありません。
高精度チューニングを求める場合はストロボモードがある、KORG AW-4Gなどの別機種を買いましょう。
対応周波数
A(ラ)=440Hzのみ対応しています。
POPSの演奏は440Hzが基準なので、困ることはないでしょう。
もし、クラシック系の方とセッションするなど、440Hz以外の周波数対応が必要になる場合はKORG AW-4Gなどの別機種を買いましょう。
ピッチクリップの電池
![Pitch Clip2の電池位置](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_3.webp)
電池を入れるところは挟むクリップ部分の上にあって、ふたを外して入れます。
電池はクリップチューナーに一般的に用いられるC2032です。
注意としては電池の向きを間違えないことです。
これが正解。
![Pitch Clip2の電池の向き](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_4.webp)
逆向きにいれると、めちゃくちゃフィットして外せなくなります(苦笑)。
逆で入れちゃった場合は、手では取れないのでピンセットやカッターなどを使って取りましょう。
なお、電池については付属で1つ付いています。
KORG Pitchclip 2をレビュー
![ピッチクリップ2 閉じた状態](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_2.webp)
たけしゃん
それでは、KORG Pitchclip 2のレビューをしていきましょう。
総評すると「シンプルイズベストでライブ向き」です!
初心者向けとしてはもちろんいいですが、ライブ用として使えます。
ボタンも機能も1つしかないので、誤操作しようがなく事故ることがないんですよね。
僕もかなり長い間、PitchClipをライブ用チューナーとして使ってました。
レビューの目次(項目タップで飛びます)
機能はPitchclip 2で十分
![KORG Pitch Clip2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_1.webp)
ライブしながらチューニングする場合はMCをしつつ、パッと済ませます。
なので、ライブでは「ピエゾ検出でクロマチックモード(440Hz)」だけしか必要ないんですよね。
ボタンが複数あったり、長押し・短押しで機能が分かれたりしていると誤作動が逆に心配。
KORG Pitchclip 2のように操作は電源ボタンだけが理想的です。
1,500円もあれば買えるので、ライブ専用機として1台購入しておくのはおすすめです。
可動域が広くて見やすい
![Pitch Clip2の可動域](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_8.webp)
液晶部分が90度まで可変可動します。
完全に折りたたむとこんな感じ。
![ピッチクリップ2 閉じた状態](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_2.webp)
これが良い感じでギターヘッドにつけてチューニングをする際にやや変な位置につけても、角度調整の範囲で対応できます。
また、電源ボタンを長押ししてONするとアルファベットがリバース表示されます。
![Pitch Clip2の通常表示とリバース表示](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_10.webp)
現在が通常表示なのか、リバースなのかを判断するのは音を鳴らしていないときのランプ点灯位置です。
音を鳴らしていない通常状態だと右上のランプが点灯しますが、ボタン長押しすると左上点灯のリバースモードに変わります。
![Pitch Clip2のランプ点灯位置でリバース表示なのかを確認する](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_9.webp)
ギターヘッドの裏側につけて、お客さんから見えないようにしたい人向けの配慮です。
ライブステージが暗闇でも、明るくても、ちゃんと文字が見えるため視認性も良好です。
チューニングの反応や精度は普通
![6弦をチューニングしている時のPitch Clip2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Pitch-Clip2_7.webp)
チューニングした時の反応の良さや精度は可もなく不可もなく。
普通に使う分には何の問題もありません。
高精度にチューニングしたい方はストロボモードが存在するチューナーを選択しましょう。
同じKORGのAW-4Gが手ごろな価格でストロボモードを搭載しています。
本格的な音楽活動をする人は併用がおすすめ
シンプルで非常に使いやすいKORG Pitchclip 2ですが、1台で全シーンを賄うのは厳しいです。
例えば、レコーディングの場合はチューニングをきっちり合わせたいもの。
そうすると高精度なストロボモードがついているチューナーも持っておきたいところです。
おすすめのパターンとしては初心者のうちはKORG Pitchclip 2を使い、必要な場面が出て来たら多機能かつ高精度なKORG AW-4Gやtc electronic PolyTuneあたりを追加で買って併用もしくは乗り換えという選択です。
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KORG Pitchclip 2 まとめ
![](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2018/11/rawpixel-679094-unsplash-min-1024x712.webp)
- Pitchclip 2は必要な機能を絞り込んだシンプルイズベストな製品
- ライブ使用では誤作動の心配がなく使いやすい
- 本格的な音楽活動をしている方は高機能チューナーとの併用がおすすめ
ぎたすけ
たけしゃん
KORG Pitchclip 2のレビュー記事でした!
まだまだ、Amazonランキングでは初代のKORG Pitchclipの方が上ですが、性能はKORG Pitchclip 2のほうが良いです。
初心者にとって、シンプルで非常に使いやすいチューナです。
また、中級者以上の方にはライブ用のチューナーとしてもおすすめです。
機能が1つしかないので事故りようがありません。
![Polytuneクリップ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/Polytune-160x160.webp)
![UNITUNE CLIP 正面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/12/UNITUNE_10-160x160.webp)
![SH-PRO](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/04/SH-PRO_8-160x160.webp)
![](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/01/AW-4G-min-160x160.webp)
![BOSS TU-10](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/04/BOSS-TU-10_1-160x160.webp)
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