ぎたすけ
たけしゃん
用途 | 項目 |
---|---|
普段使い | |
DTM | |
ライブ配信 |
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SENNHEISER HD 300 PRO
型式 | 密閉ダイナミック型 |
周波数特性 | 6 – 25000 Hz |
プラグ | 3.5mm 6.3mm変換プラグ付属 |
インピーダンス | 64Ω |
重量(ケーブルを除く) | 297g |
ゼンハイザーのハイエンドな密閉型ヘッドホン HD 300 PRO。
周辺環境に影響されず、精密な再生を可能にするプロユースのモニターヘッドホンです。
バランス、音の定位、付け心地など、どの面で見ても非常に優秀ですね。
低音域から高音域まで、正確に再現してくれます。
まずは、HD 300 PROの製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<HD 300 PROをレビュー>を参照ください。
製品仕様の目次
密閉ダイナミック型
HD 300 PROは遮音性の高い密閉ダイナミック型ヘッドホンです。
イヤーパッドはソフトで厚みがあり、音を鳴らしてみると奥行があって立体的ですね。
密閉型ではあるものの、音の鳴り方は開放型のような広がりも感じます。
そのため、聞き疲れもしづらく、非常に心地よい付け心地になっています。
なお、イヤーパッドは反転・回転するので、片耳聴きなども簡単にできます。
また、折り畳めるので、携帯性も良好です。
なお、HDシリーズはHD 400 PROからは開放型ヘッドホンになります。
サイズ調整幅
HD 300 PROはサイズ調整できる幅に余裕があります。
僕は頭がやや大きいですが、サイズを全開にするとかなり余ります。
なので、頭のサイズが大きい人でも、まず問題ないかと思います。
また、ヘッドバンドのパッドは厚みがあって、ソフトです。
長時間付けていても、頭頂部分が痛くなることがなく、付け心地も良好です。
付属品
HD 300 PROの付属品は6.3mm変換プラグです。
なお、コードは根本だけカールのストレートケーブル(1.5m)です。
SENNHEISER HD 300 PROをレビュー
それでは、HD 300 PROを細かくレビューしていきます。
はじめにメリット・デメリットを箇条書きでまとめると以下の通りです。
フラットな特性で、いかにもモニターヘッドホンという感じですね。
原音に忠実でレコーディングやミックスで使うのに最適です。
レビューの目次
フラットな特性でモニターに最適
HD 300 PROはフラットで原音に忠実なサウンドです。
低音域から高音域まで、過不足なく、バランスよいので正確にモニターできます。
音場も広く、分離も良いので各楽器の音が個別に聴きやすいのも良いですね。
ボーカルレコーディング、ミックスなどで使うのにちょうどいいサウンドです。
一方でリスニング用途にはやや不向きですね。
キレイに聞けますが、リスニング用途の製品と比べると高音の抜けなどは良くないです。
原音そのままに広く鳴ってる感じなので、物足りなさはあります。
正に業務用のモニターヘッドホンという感じですね。
音楽制作で使うには非常に適しています。
フィット感も良く、音疲れしない
HD 300 PROは側圧は優しめですが、フィット感は良好です。
密閉度も高く、周りの音をしっかり遮断してくれます。
それでいて、音の鳴り方は立体的で空間も広めなため、大きい音量で鳴らしていても聴き疲れしません。
夏場は長時間付けていると、やや耳が蒸れますが、長時間作業も問題ないですね。
競合製品との比較
最後は競合製品との比較として、audio technica ATH-M60xとSONY MDR-CD900STと比較しました。
まず、同価格帯のaudio technica ATH-M60xとの比較です。
ATH-M60xはコンパクトなオンイヤー型のヘッドホンです。
そのため、音の傾向は結構違っていて、ATH-M60xは近めに鳴っていて音場はそんなに広くないです。
対して、HD 300 PROはやや遠めに鳴っており、音場が広く立体的です。
どちらもフラットで音の解像度も高いです。
音に迫力が欲しい人はATH-M60x、広い音場で各楽器の分離を重視する人はHD 300 PROが良いですね。
また、ATH-M60xは非常に軽量で普段使いしやすいです。
なので、普段使いも重視する人はATH-M60xのほうが良いです。
逆に遮音性はHD 300 PROのほうが優れているので、レコーディングで使う人はHD 300 PROが安定です。
続いては、SONY MDR-CD900STとの比較です。
聴き比べてみると、MDR-CD900STは高音が大分耳に刺さりやすいですね。
高音域に特性があるので、ミックスで使うなら断然HD 300 PROを推します。
とはいえ、MDR-CD900STはワンランク安く、レコーディングのモニターで使う分には優秀です。
しかし予算的に問題なければ、万能に使えるHD 300 PROにしておくのが間違いないなと感じました。
SENNHEISER HD 300 PRO まとめ
- フラットな特性で正確にモニターできるヘッドホン
- イヤーパッド内の空間も広く、立体的な聴こえ方で音疲れしにくい
- 音楽制作で非常に使いやすい
ぎたすけ
たけしゃん
SENNHEISER HD 300 PROのレビューでした。
モニターヘッドホンらしい音の特性で、制作で日々使うのに最適なアイテムですね。
長年、安定して使い続けられそうな安心感があるヘッドホンです。
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