ぎたすけ
たけしゃん
飛ばし読みガイド
C#mコードの押さえ方
C#mの音
バレーコードの中でも、比較的使用頻度が高いC#mコード。
ストローク曲でよく使われる演奏キーの主要コードなので、ジャカジャカ弾くことが多い印象がありますね。
コードフォームはよく使用するBmコードをフレット2つ分、平行移動させただけです。
実際にコードを押さえている写真がこちら。
C#m自体がよく出てくるコードですが、このコードフォームは平行移動して使用する頻度がとにかく高いです。
特に演奏レベルが上がって、ローコードだけでなくハイコードも使いこなすと使用頻度がどんどん高くなります。
初心者のうちから、このコードフォームをしっかり鳴らせるように訓練するのは非常に大事ですね。
それでは押さえるポイント解説に進んでいきます。
基本的にはバレーコード共通のポイントをしっかりとこなすだけです。
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人差し指の横部分で押さえる
バレーコード共通のポイントですが、人差し指は正面ではなく横部分を使って押弦します。
正面で押さえると関節部分の溝が邪魔になって音がキレイに鳴りません。
なので、人差し指は斜めにして横腹で押弦することを意識しましょう。
人差し指を斜めにする角度はほんの少しで大丈夫です。
傾けすぎると、押弦自体が不安定になりがちなので自身で押さえやすい角度を探してみましょう。
また、指の横部分で押さえることを体に覚えさせるためにとにかく繰り返しましょう。
コードチェンジは瞬時に行う必要があるので、人差し指が勝手に横部分で押さえるようになるまで反復することが重要です。
人差し指が押弦する弦を意識する
人差し指がセーハになっているため、はじめはガチガチに力を入れて押さえがちです。
ですが、C#mの場合は人差し指が押弦するのは1弦と5弦だけでいいんです。
これがわかってるだけで、人差し指のどこに力を入れるべきを考えるので無駄な力が大分なくなります。
バレーコードを多用すると左手が疲れるので、力の入れ具合を工夫して疲れないフォームを作るのも大事なことですからね。
合わせて指1本ずつに力を入れる練習もすると、キレイに音を出しやすくなります。
有効なグッズがフィンガートレーナーです。
指1本ずつを鍛えることができます。
負荷も指ごとに調整できて、値段も1000円くらいで買える優れものです。
特に薬指と小指は意識的にトレーニングしないと思い通りに動くようにならないんですよねぇ。
フィンガートレーナーで少しずつ鍛えると、独立して動くようになります。
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C#mコードのよく使うコードフォーム
C#mはそんなにコードフォームのバリエーションはありません。
大半が基本形のパターン①を使います。
ただ、パターン①だとメロディーとの絡みで1弦がうるさく聴こえることがあってパターン②を使ったりもしますね。
パターン①
パターン②
パターン②だと、1弦の音が低くなるので存在感が少し弱まります。
秦基博さんはパターン②のフォームを結構使ってます。
あと、パターン②を更に簡略化したフォームでこちらもたまに使います。
3thの音(ミ)を省略してるので、万能に使えるフォームではありませんが割と使えます。
ちなみに1・2弦の開放弦を鳴らすとC#m7になります(C#m7として使うことのほうが断然多いです)。
こんな感じで、基本形のパターン①を中心に使うものの音色のバリエーションで省略コードを活用することがありますね。
C#mとC#m7の違い
C#m
C#m7
ギター弾き語りだけやってると、一緒くたにしてしまいがちなコードがC#mとC#m7です。
音の違いとしては7th(シ)が入っているかどうかだけです。
ピアノだと7thの音が最高音に配置されることが多く、C#mとC#m7だと大分印象が違います。
ところがギターだと楽器の特性上、7thの音が最高音にこないことが多くて違いがイマイチ出づらいんですよね。
※ギターのC#m・C#m7だと3弦で7thの有り無しを変えている
しかし、ちゃんとコードとメロディーを聴いていくと7thのありなしは割と大きいです。
どっちがメロディーに沿ったコードになっているかを自分の耳で聴いて感じる癖はつけましょう。
また、ピアノとのユニットやバンドアンサンブルに入ると、自分だけ7thの有無が異なるコードを鳴らすと割と目立ちます。
特にみんながmコードを弾いてる中で、アコギだけm7を鳴らしてると違和感出やすいです。
たけしゃん
弾き語りだけやってると、いざバンドでライブやるときにコードの取り扱いの粗さが悪目立ちしたりします。
普段からC#mとC#m7の違いを感じられるように意識しましょう。
C#mコード まとめ
- ド#・ミ・ソ#で構成される3和音コード
- アコギでよく使われる演奏キーの主要コードなので出番は割と多い
- 弾き語りだとC#m7と一緒くたにしがちだが、響きが違うので使い分けよう
ぎたすけ
たけしゃん
C#mコードの解説でした。
C#mコード自体もよく使う上にコードフォームを平行移動させて、他のコードとしても多用します。
なので、時間をかけて瞬時にキレイな音で鳴らせるように練習していきましょう。
FのコードフォームとC#mのコードフォームをクリアすれば、大抵の楽曲を演奏できるようになりますよ。
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