パターン①
パターン②
A♭の主なコードフォームは上記2種類。
パターン②はアコギだと位置が高すぎるので、基本的にパターン①で対応します。
A♭が登場するパターンとして多いのが、下記の2パターンです。
- 最後のサビで半音上に転調
- CメジャーキーでG#→Gと繋げる
アコギで最も多いであろうGメジャーキーで半音上に転調するとA♭キーになります。
そのため、A♭は最後のサビだけ登場することは割とあるんですよね。
ギター弾き語りの人が作る曲だと、思い切って全音転調して演奏しやすいAメジャーキーに飛ぶことも多いですが、A♭キーでの演奏もできると選択肢が広がりますね。
②のG#→Gと繋げる流れはギターロック系のバンド曲でちょいちょい使われるパターンですね。
ノンダイアトニックコードのG#で一瞬ハッとさせて、CメジャーキーのⅤにあたるGに即座に戻るパターンですね。
最近の曲だと、Saucy Dogの「sugar」で使われています。
Aメロの「時間が解決したら良い訳ではないよね 分かってる」の「分かってる」部分がG#→Gですね。
こんな感じでA♭(G#)は頻繁には出てこないものの、たまに出てくるコードというポジションです。
A♭コードの構成音
A♭はラ♭・ド・ミ♭で構成されたコードです。
A♭とG#のどちらで記載するかについては、曲のキーによって変わります。
主に出てくるパターンだと、下記の通りですね。
- A♭メジャーキー→A♭
- E♭メジャーキー→A♭
- D♭メジャーキー→A♭
- Cメジャーキー→G#
アコギの場合はダイアトニックコードとして登場する場合はA♭。
ノンダイアトニックコードとして登場する場合はG#のことが多いですね。
そのため、基本はA♭ですが、G#と記載されていてもパッとコードフォームが浮かぶようにしておきたいところです。
G#(A♭)ルートのコード解説記事一覧 |
|||
A♭ | A♭6 | G#7 | A♭maj7 |
G#m | G#m6 | G#m7 | G#mM7 |
G#m7-5 | G#dim | A♭sus4 | G#7sus4 |
A♭add9 | A♭aug | G#9 | G#m9 |
G#7(♭9) | G#7(#9) | A♭maj9 | G#7(#11) |
G#7(13) | G#7(-13) |
メジャーコード 解説記事一覧 | |||
C | D♭ | D | E♭ |
E | F | G♭ | G |
A♭ | A | B♭ | B |
よく読まれている記事
初心者が覚えるべき ギターコード 10個を練習用の譜例付きで解説
男性の音域を平均・低め・高めの3種類で解説。音域チェックできる音源付き
コンデンサーマイク おすすめランキングベスト10【2024年版】 〜プロアーティスト使用マイクも紹介〜
初心者向けアコースティックギター おすすめ6選。購入するギターの選び方を107名のアンケート調査付きで解説
ギターのストロークパターンを練習しよう。弾き語りでよく使う譜例 10パターンで解説
ギターのカポタストでキー変更するための上げ方、下げ方を役立つ早見表と合わせて解説
ギター初心者も弾ける簡単な曲 おすすめ50選。練習時のポイント解説付き
SYNCROOM(シンクルーム)の使い方、設定、遅延対策を解説。無料で自宅セッションを楽しもう!
女性の音域を平均・低め・高めの3種類で解説。参考アーティストも合わせて紹介
アコギ メーカー11社を解説。ブランドごとの特徴やおすすめのギターを紹介