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AKG C104

| 項目 | 仕様 |
| マイクタイプ | コンデンサー(エレクトレット型) |
| 指向性 | カーディオイド |
| 周波数特性 | 20 Hz – 20 kHz |
| 感度 | 11 mV/Pa(-39 dBV) |
| セルフノイズ | 21 dB(A) |
| S/N比 | 73 dB |
| 最大SPL | 143 dB(0.5% THD時) |
| 付属品 | スタンドマウント |
| 実売価格 | 約18,700円(税込) |
AKGは、長年プロの現場で使われてきたマイクの名門メーカーです。
そのAKGが、コンテンツ制作者向けに展開する新しい低価格コンデンサーマイクがC104。
2026年にAKGが新しく発売したC-Seriesのエントリーモデルにあたります。

使用した所感では、1万円台としては非常にクオリティが高いです。
これは、エントリーモデルのコンデンサーマイクの新定番になりそうだなと感じました。
一方、LEWITT LCT 240 PROと比べると、音質は同格ながら価格は2,000円程度高いので、少し分が悪いようにも感じました。

このへんも製品レビューで詳しく解説します。
まずは製品仕様からです。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<AKG C104をレビュー>を参照ください。
モダンなデザインで環境に配慮した素材を利用

AKG C104は、往年のAKGスタイルを踏襲しつつ、モダンなデザインとなっています。
1万円台にしては、かなり高級感ある質感で耐久性も期待できるルックスです。
ボディの素材は100%リサイクル金属で作られており、パッケージや付属品も環境に配慮した設計になっています。
持った印象も、かなりしっかりした造りだと感じました。リサイクル合金って地味にすごいんですね。
指向性はカーディオイド

AKG C104は、カーディオイド(単一指向性)のコンデンサーマイクです。
マイク正面の音を中心に拾い、側面や背面の音はあまり拾わないため、自宅でのレコーディングやライブ配信に適しています。
マイク本体は、トランスレスのFET回路を採用していて、セルフノイズが少ないのが特長です。
実際に録ってみても、「サー」というノイズがほとんど載らないのでキレイに録れます。
なお、コンデンサーマイクなので、使用するにはファンタム電源(+48V)に対応したオーディオインターフェイスが必要です。
付属品

- マイク本体
- スタンドマウントアダプター
付属するのは、マイク本体とスタンドマウントアダプターのシンプルな構成です。
スタンドマウントは、マイクスタンドにマイクを取り付ける際に使用します。

スタンドマウントの材質もしっかりしており、このあたりはさすがAKGですね。
なお、上位モデルにあたるC114は振動ノイズに強いショックマウントが採用されています。

スタンドマウントは、床からの振動ノイズが伝わりやすいため、カーペットなどで工夫しましょう。
また、マイクポーチは付属しません。
付けて欲しかったなとは思いつつも、保管はジップロックなどに入れればいいかなと思います。
AKG C104をレビュー

それでは、AKG C104を細かくレビューします。
総評すると、「1万円台の新定番になりそうな、クリアで万能なコンデンサーマイク」です。
レビューでは、同じ価格帯のAT2020やLCT 240 PROとの比較も交えて解説します。
クリアで抜けの良い優れた音質

C104をオーディオインターフェイスに繋いで、ボーカルとアコギを録ってみました。
第一印象は、音の抜けがよく、輪郭がはっきりした音という印象を受けました。
ボーカルもアコギも良い感じに録れており、1万円台でこれなら大満足です。
同じ1万円台で人気の製品であるaudio technica AT2020、LEWITT LCT 240 Proとも比べてみましょう。

AT2020がやや中音域に寄っていて、他の2本はAT2020より音の抜けが良い印象を受けます。
AT2020は他の2本よりは2,000~3,000円程度安いので、音質も少しだけ差があるかなという感覚です。
C104は、他の人気機種と比べても互角かそれ以上のクオリティだと感じました。
筐体の質がよく、耐久性も期待できる

AKG C104は、筐体にリサイクル合金を使用しています。
リサイクルというと安っぽい印象を持ってしまいがちですが、触った質感ではかなり良い感じです。
この価格帯にしては、耐久性もかなり期待できるので長く使っていけそうな印象を受けました。
ちなみに、指紋はやや付きやすいので、定期的にちゃんと拭いた方がよさそうです。
セルフノイズは少なく良好

AKG C104はトランスレスのFET回路を採用しており、セルフノイズが少ない点が特長です。
実際に録音してみても、サーというセルフノイズはほとんど聴こえないので配信やテレワークでも使いやすいマイクと言えます。
一方、AT2020やLCT 240 PROと比べるとほぼ一緒で特段優位なわけではないんだなとも感じました。
スペック表の値を見てもほぼ一緒なので、スペック表通りということですね。
| 型番 | セルフノイズ |
| AKG C104 | 21 dB(A) |
| audio-technica AT2020 | 20 dB(A) |
| LEWITT LCT 240 PRO | 19 dB(A) |
とはいえ、この3本はどれも本当に優秀なので、まあそうだよなという印象でした。
AT2020とLCT 240 PROとの比較

最後は、LEWITT LCT 240 PROとaudio technica AT2020との比較です。
まず、実売価格やスペックを表で見てみましょう。
スペック表を踏まえたうえで、筆者の印象をまとめると以下の通りです。
- 音質重視ならC104かLCT 240 PRO
- コスパ重視ならAT2020
- 一番バランスが良いのはLCT 240 PRO
まず、音質面に関しては若干ですが、C104とLCT 240 PROのほうが良いように感じました。
とはいえ、ほんとに若干です。それくらいなら価格を重視したいという人はAT2020をおすすめします。
AT2020は売れ続けている製品だけあって、やはり優秀です。
続いて、音質重視でいくならLCT 240 PROかC104のどちらかが良いと思います。

ここで差が出るのは、価格と付属品です。
LCT 240 PROのほうが安い上に付属品も充実しているんですよね。


そのため、個人的にはLCT 240 PROを選択するよな~と感じてます。
AKG C104を選ぶべき人は、AKGが好きな人や本体のデザインが好きな人くらいかなという感じです。
AKG C104 まとめ

- 約18,700円で買えるクリアで万能なコンデンサーマイク
- 音の抜けがよく、聴きやすいサウンド
- 良い製品だが、LCT 240 PROのほうが総合力は上と感じる
ぎたすけ
たけしゃん
AKG C104のレビューでした。
1万円台で買えるコンデンサーマイクとして、音質・質感ともに完成度の高い1本でした。
レビューではLCT 240 PROを薦めていますが、C104自体もすごく良い製品ではあります。
1万円台のコンデンサーマイクも、本当に選択肢が豊富になりましたね。
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