ぎたすけ
たけしゃん
ピックの形
![ギターピックの形状についての説明](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/pick4.webp)
ピックの形は主に上図の3種類に分かれます。
基本的には小さいものほど、小回りが効くのでテクニカルプレイに適しています。
![トライアングルピックとジャズピックを並べた写真](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/max-girp-jazz3-2.webp)
対して、大きいピックほどジャカジャカ弾くストロークに適しています。
また、上記の3種類とは別にサムピックと呼ばれるものがあります。
![黄色のサムピック](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/06/thumb-pick2.webp)
サムピックは指に取り付けて、爪弾きのように使うタイプのピックです。
本記事では上記4種類のピックについて、特徴や適した演奏スタイルを説明していきます。
ジャズ型
![max-girp jazz III](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/max-girp-jazz3.webp)
ジャズ型は非常にコンパクトな形状のピックです。
ティアドロップ型より更に小型で、弦に当たる面積が小さくなるように設計されています。
また、コンパクトでしなりも少ないので、テクニカルなプレイに適したピックです。
![Gibson ES-335](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/04/ES-335.webp)
そのため、ジャンルを問わずにテクニカルなプレイヤーに好まれています。
それ以外にも撫でるようなピッキングもやりやすいので、ジャズやネオソウルといったジャンルでも好まれています。
ジャズ型では大ヒットしたジムダンロップのJAZZ Ⅲがメジャーです。
ティアドロップ
![FENDER 351 Shape Shell Medium](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/Fender-TA-M.webp)
どの演奏スタイルでも万能にこなせるティアドロップです。
握る部分はある程度の面積を残しつつ、先端を尖らせているのが特徴ですね。
弦に当たる面積は小さいので小回りが利きつつ、グリップ部分は広めなのでストロークもいけます。
![ライブステージで弾き語りしているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/11/stage-guitar1.jpg)
ただ、どちらかというと単音弾きに適しているため、リードギターで使用する人が多いですね。
どの形状を買うか迷ったら、とりあえずティアドロップ型を選ぶのが良いですね。
トライアングル型
![JIM DUNLOP TORTEX TRIANGLE](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/pick1.webp)
アコギ弾き語りで主流なトライアングル型です。
別名、おにぎり型とも呼ばれています。
トライアングル型は面積が広いのでグリップしやすいです。
また、弦に当たる面積も広いため、弦の抵抗が大きいコードストロークに最適な形状と言えます。
![アコースティックギターを弾いてる右手](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/05/acoustic-guitar-30.webp)
特に弦の抵抗が大きいアコギのストロークはトライアングル型が弾きやすいですね。
また、3か所の角のどこでも演奏できるため、持ちが良いです。
![トライアングル型のピックは弾ける場所が3か所もある](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/pick5.webp)
アコギのストロークは激しいため、角がすぐに削れてきます。
ストローク中心になる弾き語り・ボーカルギターは演奏性・コスパの両面からトライアングル型が適しています。
サムピック
![黄色のサムピック](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/06/thumb-pick2.webp)
指につけて、爪のように使うのがサムピックです。
指弾きのアルペジオでも、ピックのような硬い音が欲しいときに使用します。
各指につけられますが、親指につけるタイプが最も主流です。
![親指にサムピックを付けて演奏しているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/06/thumb-pick.webp)
親指に付けることでベース音をクッキリと大きく出すことができます。
ブルースなどウォーキングベースを使うジャンルでよく使われています。
ただ、ピックの角度や指の向きなど慣れるまで難しいです。
また、材質によって音が大分変わるので、材質選びも重要ですね。
ピックの形 まとめ
![ギターピックの形状についての説明](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/pick4.webp)
- ピックの形状は主に3種類
- 小さいものがテクニカルプレイ向き、大きいものはストローク向き
- 演奏内容によって使い分けるのが良い
ぎたすけ
たけしゃん
ピックの形についての解説でした!
アコギ弾き語りの方はとりあえず、トライアングルがおすすめです。
逆にリードギターを担当するギタリストの方はティアドロップが安定です。
この2種類から初めて見て、色んなタイプのピックを試してみるのが良いでしょう。
![ギター用ピック 15種類を並べた](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/pick-all-160x160.webp)
![FenderとGibsonのピック](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/Gibson-fender-pick-160x160.webp)
![9種類のピックを素材別で並べた画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/06/pick-nine-160x160.webp)
![ギターピックの厚さについての説明](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/pick6-160x160.webp)
![コンパウンド弦のMartin MA130Sは弦が白い](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/MA130S-Strings-160x160.webp)
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