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初めてのギターの選び方
![ギターショップのアコギコーナー](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/acoustic-guitar3.webp)
初心者向けのアコギを買おうと楽器屋さんに行ってみると、種類の多さに驚きます。
お店で直接説明されても、情報量が多くて整理できないため、事前にある程度は勉強しておくことが重要です。
まずはアンケートで「昔の自分に初めてのギター選びをアドバイスするなら何を言うか?」を聞いてみたので見てみましょう。
やはり、抽象的な意見が多いですよね。
「弾きやすいもの、大きさが適切なものを選ぼう」とは言うものの、どうやって適正か見極めるのかが肝心です。
ここからは上記のアンケート結果を参考にしつつ、アコギの種類を解説していきます。
アコギのサイズ
![ヤマハのアコースティックギター 3本で大きさを比較](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/yamaha-guitar.webp)
アコギのサイズはかなり細分化されるものの、大きくは3種類です。
サイズ | 全長 |
ミニギター | 33.5インチ(85cm) |
トリプルオー | 39.75インチ(100cm) |
ドレッドノート | 40.25インチ(102cm) |
サイズの呼び名はメーカーによって異なりますが、上記はアコギで最も有名なMartinの呼び方です。
アコギのサイズ感を話すときはMartinのサイズ名称が一般的になってます。
そして、大手のメーカーは基本的には3種類ともカバーしています。
例えば、初心者向けギターで最も有名なYAMAHAのFG/FSシリーズはFGがドレッドノート、FSがトリプルオーに近いサイズ感です。
![FGX3とFSX3を並べた画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/08/fgx3_fsx3.webp)
それぞれの特徴を箇条書きにすると以下の通りです。
ミニギターはサイズが一気に小さくなり、ドレッドノートの2/3くらいになります。
![ミニギターとドレッドノート](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2016/07/IMG_0399-1024x768.webp)
基本的には最初の1本目はドレッドノートをおすすめします。
ドレッドノートがアコギの基本サイズで万能だからです。
![YAMAHA FG820](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/01/FG820-2.webp)
一方でアンケートの結果を見ると、「ギターの大きさ・重さが適切なものを選ぼう」という意見が2位です。
「ギターの大きさ・重さが適切なものを選ぼう」と回答された方は9割女性です。
具体的には「買ったギターが自分にはやや大きかった」と回答されています。
なので、女性の方はドレッドノートよりは少し小ぶりなトリプルオーに近いサイズをおすすめします。
![Fender CC-60S Concertとドレッドノートのサイズ比較](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/03/CC-60S-8.webp)
音質や演奏性の面ではドレッドノートもトリプルオーのどちらでも全く問題ないです。
ネックの幅
![Fender CC-60S Concert ネック前面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/03/CC-60S-2.webp)
続いてはアコギのネックの幅です。
製品仕様では指板幅やナット幅などの名称で記載されていることが多いです。
![ナット幅](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/02/nat-min.webp)
アコギのナット幅は大きく分けると、43mm前後と44.5mmの2種類です。
YAMAHA、Morrisなどの国内メーカーは43mmが中心になっています。
![YAMAHA FGX5](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/08/FGX5_2.webp)
対して、海外メーカーは42.8mmと44.5mmのどちらかが多いです。
![Taylor 814ce](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/10/Taylor-814ce.webp)
日本人だと44.5mmは太くて握りづらいと感じる人が結構多いですね。
たけしゃん
なので、最初の1本は43mm程度のものを選ぶのが無難ですね。
また、アンケートの結果でも「弾きやすいものを選ぼう」という回答が1位ですが、具体的にはネックの太さを書いてる人が多いです。
特に女性は「手が小さいので細いネックが良かった」と回答されている方がたくさんいました。
最近は各メーカーで「ネックを握りやすくする」加工を施した製品を販売しています。
例えば、Fender CC-60Sは握りやすいエッジ加工を施したEasy-To-Playネックを採用しています。
![Fender CC-60S Concert](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/03/CC-60S-7.webp)
YAMAHAだと2019年に発売されたSTORIAが、ネックを細めにして滑らかになるよう加工した製品です。
![YAMAHA STORIAシリーズ 3本を並べた画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/Storia4.webp)
STORIAに関しては弦高も低めにしており、弦を押さえやすいように調整されてます。
更に価格は上がりますが、Taylorもネックを細めにしたAcademy12eというビギナー向けギターを販売しています。
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/t/taylor_a12ess.jpg)
アコギは初心者のうちは弦を押さえるのがとにかく大変ですからね。
初期の負担を減らすためにも握りやすいネックを選ぶというのは一番重要かもしれません。
改めて、ポイントをまとめると以下の通り。
- ナット幅 43mm程度のものがおすすめ
- 手が小さい人はネックを薄く加工したものを選ぼう
最初のギター選びでは、この2点を押さえておくと良いですね。
アコギの相場・値段
![壁美人ギターヒーローで3本のギターを並べた](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/07/guitar-hero_18.webp)
続いては、初めて買うアコギの価格相場についてです。
まずは107名の方に「最初に買ったアコギの価格」を聞いたので見てみましょう。
色んな価格帯に散ってますね。
僕個人の意見としては、初めて買うギターの予算は3万円前後がおすすめです。
また、エレアコを選択したい方は予算5万円を見ておくといいですね。
![NCX1Cのチューナー](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/NCX1C_13.webp)
予算3万円前後をおすすめする理由としては、大手メーカーの入門機が3万円前後だからです。
1万円台のアコギは造りが荒い製品が多いんですよね。
1万円台以下のギターを買った人は過去の自分へのアドバイスに「弾きやすいものを選ぼう」と回答されてるケースが非常に多いです。
![Fender CC-60S Concertのネック背面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/03/CC-60S-1.webp)
品質の安定度を考えるなら、3万円前後の大手メーカーの製品が安定です。
また、初心者セットではなく単品でギターだけ買って、必要に応じて追加でアイテムを買うことを勧めている方も結構いました。
初心者セットはアイテムの質がピンキリな上に不要なものがついてくることも多いです。
自身で目利きができない場合は当サイトでおすすめしているアイテムを単品買いしたほうがコスパは良いです。
![アコギに使うアイテム](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/11/guitar-item-160x160.webp)
初心者向けのギターメーカー
![YAMAHA FG820](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/01/FG820-4.webp)
低価格帯のギターを選ぶ際に有効なのが、メーカーで選ぶことです。
最近は巣ごもり需要もあって、低価格帯のアコギを作るメーカーが急増してます。
ですが、製品の品質や購入後のメンテナンスなど考えても大手メーカーが絶対的に安定です。
具体的には下記の4メーカーをおすすめします。
メーカー名 | 特徴 |
YAMAHA | 初心者からプロまで使用者多数 信頼度の高い国内メーカー |
Morris | ソロギターで人気が高い 質が良くて有名な国内メーカー |
Fender | 世界的に有名なギターメーカー Fenderのアコギは女性に人気 |
Epiphone | 世界的に有名な老舗メーカー 現在はGibson傘下で安価製品が中心 |
ちなみに107名のアンケートでも、最初に購入したギターのメーカーを聞いていますので見てみましょう。
何となくわかってましたが、YAMAHAが圧倒的に強いですね。
僕も初めて買うギターにはYAMAHAをおすすめしてます。
エレアコにするべきか
![Journey Instrumentsのクラシックギター用ピックアップ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/02/Journey-Instruments5.webp)
エレアコとはアコギの内部にピックアップと呼ばれる機械を取付けたギターのことです。
アンプなどに接続できるので、スタジオやライブハウスでも使いやすくなります。
人前で演奏する予定がある人はエレアコを選択しておくのが間違いないです。
![YAMAHA STORIAシリーズ 3本を並べた画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/Storia4.webp)
一方で予算が3万円程度だとエレアコは選択肢が少ないです。
また、自宅での利用やライブ配信だけならエレアコである必要はありません。
![AKG P120で演奏を録っているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/03/P120-10-1024x576.webp)
僕が周りの人を見てきた経験では「迷ったらアコギ」です。
エレアコを買うべき人は迷わずエレアコを選択してます。迷う場合はアコギで問題ないです。
![Martin DX1](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/12/acoustic-guitar.webp)
まずは安めのアコギを買って練習して、人前で演奏したくなったら2本目で少し良いエレアコを買うのが間違いないですね。
初心者におすすめのアコースティックギター 6選
![YAMAHA FG820](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/01/FG820-2.webp)
それではこれまでの選び方を踏まえて、おすすめのアコギを5本紹介していきます。
それぞれ、価格帯や特徴が異なるものを選んでいます。
おすすめの製品を一覧表で出すとこちら。
製品名タップで解説に飛びます
なお、ギター購入後はぜひ弾き語りすとLABOのアコギ初心者講座を活用ください!
譜例やサンプル音源付きでわかりやすく弾き方を解説しています。
YAMAHA FG820
![YAMAHA FG820](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/01/FG820-1.webp)
シェイプ | トラッドウェスタン |
トップ材 | スプルース(単板) |
サイド&バック | マホガニー(合板) |
ナット | ユリア |
サドル | ユリア |
付属品 | ソフトケース |
実売価格 | 31,000円程度 |
初心者向けギターでは定番中の定番であるYAMAHA FGシリーズのFG820です。
実売価格で31,000円程度で、音質・品質共に良好なアコースティックギターです。
3万円でちゃんとアコースティックギターらしい音が鳴ります。
FG820で録ったnanaの音源
nana-music.com造りもちゃんとしており、耐久性も心配ないです。
![YAMAHA FG820](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/01/FG820-4.webp)
ネックや弦高のセッティングも至って標準的。
最初に選ぶギターとしては最適な仕様になっています。
初心者向けのFG/FSシリーズは5種類に分かれています。
メーカー名 | 特徴 |
FG800 | サイド&バック木材がナトーかオクメ 実売価格 28,000円程度 |
FG820 | サイド&バック木材がマホガニー 実売価格 31,000円程度 |
FG830 | サイド&バック木材がローズウッド 実売価格 39,000円程度 |
FG840 | サイド&バック木材がフレイムメイプル 実売価格 41,000円程度 |
FG850 | 木材がオールマホガニー 実売価格 42,000円程度 |
この中で使いやすいのはFG820、FG830の2本です。
最近はFG830が値上がりして、4万円近くになっているのでFG820が価格・品質のバランスが一番良いです。
FG820には付属品として専用のソフトケースがついています。
![YAMAHA FG820のソフトケース](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/01/FG820-7.webp)
また、ドレッドノートに近いサイズ感のFG820、少し小ぶりなFS820の2種類からのサイズを選択できます。
小ぶりなボディサイズが良い人はFS820を選択しましょう。
Fender CC-60S Concert
![Fender CC-60S Concert](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/03/CC-60S-7.webp)
シェイプ | コンサート |
トップ材 | スプルース(単板) |
サイド&バック | マホガニー(合板) |
ナット | Crème Plastic |
ブリッジ | ウォルナット |
付属品 | ソフトケース |
実売価格 | 24,000円程度 |
2本目のおすすめアコギはFenderのCC-60S Concertです。
2万円台で買える手頃さ、そしてネックに握りやすいエッジ加工を施しています。
![Fender CC-60S Concertのネック背面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/03/CC-60S-1.webp)
実際に弾いた感触も、ネックはかなり薄く感じました。
バレーコードだったり、親指を使った押弦が楽なので、初心者にも扱いやすい仕様になっています。
Fenderだけあって、低価格でも音質・品質もしっかり使えるレベルになっています。
ボディサイズが小ぶりなので、音のレスポンスが良いですね。
ボディ上部にストラップピンがついているので、ストラップがつけやすいのも良いですね。
![Fender CC-60S Concert ストラップピン](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/03/CC-60S-14.webp)
付属品には専用のソフトケースがついています。
![Fender CC-60S Concert 付属のソフトケース](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/03/CC-60S-4.webp)
また、CC-60S Concertは少し小ぶりなボディになっているので、女性にも扱いやすいです。
![Fender CC-60S Concertとドレッドノートのサイズ比較](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/03/CC-60S-8.webp)
ドレッドノートサイズのCD-60Sもバリエーションとして用意されているので、好みのサイズを選びましょう。
RECORDING KING
![RECORDING KING RDS7](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/05/recording-king1.webp)
トップ材 | シトカスプルース |
サイド&バック | ホワイトウッド |
スケール | 約 645mm |
付属品 | なし |
実売価格 | 14,800円程度 |
古風なルックスが魅力的なRECORDING KING。
15,000円程度で買える上に音質もそこそこ良く、コスパに優れたギターです。
知り合いのギター講師の方が生徒さんに薦めており、演奏音も良いことから僕も知りました。
音や作りはさすがに安い感じは出てますが、ちゃんと弾けます。
サンプル音(ストローク)
サンプル音(アルペジオ)
演奏動画
低予算でお試しとして買うギターであれば、十分役割を果たせる品質です。
なお、サイズは通常サイズ、少し小ぶり、少し大きめのミニギターの3種類から選択できます。
通常サイズ
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/r/rk_rds7tsa.jpg)
少し小ぶり
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/r/rk_ros7tsa.jpg)
少し大きめなミニギター
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/r/rk_rps7tsa.jpg)
なお、RECORDING KINGの国内代理店はサウンドハウスです。
サウンドハウス購入分は3年保証なので、購入はサウンドハウスからにしましょう。
YAMAHA STORIA
![YAMAHA STORIA1](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/03/STORIA1-7.webp)
シェイプ | フォークタイプ |
トップ材 | スプルース(単板) Ⅱ・Ⅲはマホガニー |
サイド&バック | マホガニー |
ナット | ユリア |
サドル | ナトー |
ピックアップ | パッシブタイプ |
実売価格 | 51,000円程度 |
2019年に発売されたYAMAHA STORIA。
抱えやすい小ぶりなサイズ、薄く加工したネック、優れたデザインのエレアコです。
バリエーションが3種類あり、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲとなっています。
![YAMAHA STORIAシリーズ 3本を並べた画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/Storia4.webp)
それぞれがカッコよくもあり、カワイイ感じもある優れたデザインです。
部屋置きしても、良い感じのインテリアになってくれそうですね。
![YAMAHA STORIA1](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/10/Stroria1.webp)
![YAMAHA STORIA2とSTORIA3](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/10/storia-5.webp)
また、ネックが滑らかで細めな上に弦高も低めにセッティングされています。
![YAMAHA STORIAのギターヘッド](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/10/Storia-2.webp)
そのため、弦を押さえることになれていない初心者でも比較的音が出しやすいようになっています。
更にSTORIAはピックアップが内蔵されたエレアコです。
発表会などでもアンプに繋いで演奏することができます。
![THR30ⅡA Wireless](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/11/7aec31d7e4aa7b73ecef3533ff948457.webp)
自宅でギターを練習するのはもちろん、人前で演奏することにも適した万能なおしゃれギターです。
たけしゃん
YAMAHA LL6 ARE
![YAMAHA LL6 ARE](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/LL6ARE-nt2.webp)
シェイプ | オリジナルジャンボ |
トップ材 | スプルース(単板) |
サイド&バック | ローズウッド |
ナット | ローズウッド |
サドル | ローズウッド |
ピックアップ | パッシブタイプ |
実売価格 | 50,000円程度 |
プロの使用者も多い、YAMAHA LシリーズのエントリーモデルであるLL6 ARE。
トップ材にYAMAHA独自のA.R.E.技術を施して、熟成された木材の鳴りを再現したモデルです。
FG820とは異なり、ピックアップが内蔵されているエレアコです。
そのため、人前でアンプに繋いだ演奏機会も想定すると、LL6 AREを選択するのが良いですね。
たけしゃん
なお、Lシリーズには3種類のボディサイズが用意されています。
![](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/02/YAMAHA-L-min.webp)
小ぶりなボディサイズが良い人はLS6 AREを選択するとよいでしょう。
付属品はソフトケースより頑丈なライトケースです。
![YAMAHA L16シリーズ付属のライトケース](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/05/LL16D-ARE_11.webp)
ケース内は緩衝材が詰められていて、持ち歩きも安心です。
LL6 AREは予算5万円では安定の1本といえるアコースティックギターですね。
Taylor Academy12e
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/t/taylor_a12ess.jpg)
シェイプ | グランドコンサート |
トップ材 | シトカ・スプルース |
サイド&バック | サペリ(合板) |
ナット | Nubone |
サドル | ミカルタ |
付属品 | ギグバッグ |
実売価格 | 100,000円程度 |
最後は人気ギターメーカーTaylorのビギナー向けギター Academy12eです。
Taylorが「ビギナーの方が途中でギターをやめてしまわないように」というコンセプトで作った製品です。
価格も10万円するだけあって、音質・品質ともに申し分ないです。
プロアーティストの関取花さんがメインギターで使用されています。
Taylorの製品コンセプトを読むと初心者向けのギターだからこそ品質にこだわるべきと考えたようです。
このへんは色んな考えがありますが、このコンセプトの製品は意外とないです。
たけしゃん
そして、初心者向けにカスタマイズされた仕様は主に下記の2点です。
- ネックが細めに作られている(42.8mm)
- ボディ端にアームレストがついている
アームレストは他にないユニークな仕様ですね。
ボディ端がえぐれており、腕置いても痛くないようになっています。
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/t/taylor_a12ess.jpg)
長時間座ってギターを弾いていると、ギターに置いている腕が痛くなるので地味に嬉しい配慮です。
また、Academy12eはピックアップ内蔵のエレアコになっています。
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/t/taylor_a12ess_3.jpg)
ライブでも即戦力なので、ギターを初めて本格的に人前でも演奏したい人向けの製品ですね。
付属品はTaylorの専用ギグバックです。
![Taylorのライトケース](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/05/214ce_4.webp)
Taylorのギグバッグは緩衝材もしっかり入っていて衝撃に強いので、持ち歩きも安心です。
初心者向けアコースティックギターのよくある質問
- 初心者向けアコギの予算はいくらですか?
- 3万円がおすすめです。3万円前後から質の良い大手メーカーの製品が選べます
- 初心者向けのおすすめメーカーは?
- YAMAHAがおすすめです。107名のアンケート調査でも40%以上の人が最初のギターはYAMAHAを購入しています
- 中古ギターはダメですか?
- ダメではないですが、おすすめはできないです。弾きづらさや故障の発生はギターをやめてしまう原因になります。新品を買ったほうが継続できる可能性は高いです
初心者におすすめのアコギ まとめ
- 初めてのアコギはボディサイズとナット幅を意識しよう
- 予算は3万円程度で考えるとよい
- 低価格ほど大手メーカーを買っとくのが安定
ぎたすけ
たけしゃん
初心者向けのアコースティックギターについての解説でした!
アンケート調査してみると、色んな意見があって面白かったですね。
やはり、YAMAHAが安定ですね。
おすすめ品を選出するときも自然とYAMAHAが多くなりましたしね。
価格・品質の両面を見ても、YAMAHA FG820がバランスも良くおすすめですね。
![アコースティックギターとギター弦とカポタスト](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2023/04/guitar-item2-160x160.webp)
![](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2018/07/User-Experience-160x160.webp)
![ギターショップのアコギコーナー](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/acoustic-guitar3-160x160.webp)
![ミニギターとドレッドノートの全長を比較した画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/mini-guitar8-160x160.webp)
![青い壁とアコースティックギター](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/02/acoustic-guitar2-160x160.webp)
![Taylorのエレアコを弾いている男性](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/07/electoric-guitar-160x160.webp)
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