評価:4
ぎたすけ
たけしゃん
用途 | 項目 |
---|---|
普段使い | |
DTM | |
ライブ配信 |
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audio technica ATH-M20x
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー径 | φ40mmデュアル CCAWボイスコイル |
ヘッドホンジャック | 3.5mm ※6.3mm変換アダプタ付属 |
インピーダンス | 47Ω |
重量 | 190g |
国内のオーディオ機器メーカー audio technicaのモニターヘッドホンATH-M20x。
同社のスタジオモニターヘッドホンシリーズのエントリーモデルです。
audio technicaのモニターヘッドホン
実売価格で5,800円程度ですが、音質・付け心地・耐久性など非常に良くできている製品です。
宅録向けの入門ヘッドホンとして、人気も高い製品ですね。
まずは製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<ATH-M20xをレビュー>を参照ください。
φ40mmCCAWボイスコイルドライバー
ATH-M20xはφ40mmCCAWボイスコイルドライバーが採用されています。
これはアルミニウムを主体とした複合材料で振動レスポンスが良く、高級ヘッドホンにも良く使われています。
そのため、ATH-M20xは5,800円程度ですが、音質は非常にクリアで鮮明ですね。
特性はフラットなので、普段使いだとやや物足りなさを感じるもののモニター用途ではバッチリです。
密閉ダイナミック型
ATH-M20xは密閉型で楕円形状のイヤカップを採用しており、遮音性は高いです。
また、イヤーパッドも新素材とのことですが、厚みがあってパツっとした張りのある感触になっています。
耐久性は高そうな素材ですね。
付け心地も上々で、長時間作業でも耳が痛くなったりしません。
ただ、左右の圧迫感は少しあるので、気になる人は気になるかもしれません。
3.5mm端子で変換アダプタ付属
ヘッドホンのケーブル端子はイヤホンで標準の3.5mmプラグが採用されています。
ケーブルの長さは3mです。
一方でDTMなどで用いるオーディオインターフェイスは6.3mm端子が標準です。
そのため、6.3mm変換アダプタが別途用意されています。
付属品は以上です。
ポーチなどは付属しないため、持ち歩く場合は何かしら用意すると良いでしょう。
audio technica ATH-M20xをレビュー
それでは、ATH-M20xをレビューしていきます。
はじめにメリット・デメリットを箇条書きすると以下の通りです。
さすが、audio technicaといった感じで安いのに本当に良くできています。
主なデメリットは装着時の圧迫感ですが、僕は少し感じるレベルで長時間付けていても特に問題なかったです。
入門用のモニターヘッドホンとしては申し分ない製品ですね。
音はフラットで低音は薄め
ATH-M20xはフラットな特性で広いレンジをしっかり出してくれます。
低音は少し薄いものの、価格を考えると十分な音質です。
低価格だとモニターヘッドホンと言いながらも、普段使いに寄った製品が多いですが、ATH-M20xはちゃんとモニターヘッドホンです。
そのため、音の色付けなどは何もないため、普段のリスニング用途では少し物足りなく感じるかもしれませんね。
一方で録音、ミックス時には正確に原音をモニターできるので、使い勝手は良いです。
DTM用途で購入するのであれば、低価格ではすごく良いヘッドホンですね。
付け心地も上々
ATH-M20xは付け心地も良好です。
可変部分に余裕があるので、頭がやや大きめの僕でも余裕があります。
ただ、左右の締め付け感は少しあるので、その点で相性は出そうかなと感じました。
僕が普段使ってる、SONY MDR-CD900STと比較しても圧迫感はやや感じます。
とはいえ、僕はそこまで気にならないので、ATH-M20xを長時間使っていても快適でした。
圧迫感がないものが良い人は、OneOdio MONITOR 60を検討するのが良いかと思います。
MONITOR 60は厚みのあるふかふかなイヤーパッドで圧迫感もありません。
その代わり、音質はやや聴きやすくチューニングされており、フラットではないです。
競合製品との比較
ATH-M20xをマランツプロ MPH-1とOneOdio MONITOR 60の2製品と比較してみました。
端的にモニターヘッドホンとしては音がフラットなATH-M20xが一番優秀だと感じました。
一方で付け心地においてはMPH-1やMONITOR 60のほうが楽です。
長時間付けっ放しで使う場合はMONITOR 60が一番楽でした。
普段使いもするのか、モニター専用なのかが焦点ですね。
純粋にモニター専用で使うなら、音的にもATH-M20xが一番適しています。
ATH-M20xはaudio technicaらしく、モニター用途で最大限使いやすいようにチューニングされてる印象です。
そのため、DTM主体で使うならATH-M20xが良いですね。
audio technica ATH-M20x まとめ
- フラットな特性で音の良いモニターヘッドホン
- 圧迫感は少しあるものの、装着感は上々で使いやすい
- 実売価格で5,800円とコスパも良い
ぎたすけ
たけしゃん
audio technica ATH-M20xのレビューでした。
低価格なのに本当に良くできたモニターヘッドホンだなと感心しました。
歌ってみた、カバー動画制作に使う入門用ヘッドホンとして最適なアイテムですね。
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