ぎたすけ
たけしゃん
ギタースコアは基本的にtab譜だから、読み方を解説していくね
アコギ初心者が練習する内容をまとめた入門講座 第8話はtab譜の読み方です!
tab譜はギターを弾く上で、ずっと使うものなので最初に覚えておくと後が楽です。
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tab譜(タブ譜)の読み方
tab譜(タブ譜)とはギター用に作られている譜面のことです。
6本線が引かれており、それぞれがギターの弦を表します。
譜面の上から1弦…一番下は6弦という配置です。tab譜とギターの指板と見比べた画像がこちら。
上下の向きさえ、覚えてしまえば視覚的にわかりやすい譜面ですよね。
よく、コードサイトなどで用いられるのはコードダイアグラムですが、仕組みはtab譜と一緒です。
上から1弦…下が6弦と覚えてしまえば、どちらも同じ感覚で利用できます。
また、市販のギタースコアでは五線譜とtab譜が並んで記載されていることが多いです。
五線譜とtab譜で表記方法が異なるだけで、同じ内容が記載されています。
指弾きとピック弾きの見分け方
tab譜ではピックで弾くのか、指で弾くのかの指定はありません。演奏者の自由です。
一方で、譜面的にピックで弾くのが難しいケースは割と多いんですよね。
例えば、下記のtab譜を見てください。
tab譜は数字の記載がない部分は演奏しません。そのため、上記のGは4弦と5弦は鳴らしません。
ただ、ピックで演奏すると1~3弦と6弦だけ鳴らすって無理ですよね。
そのため、譜面通りに演奏するためには指弾きするしかありません。
指弾きであれば、6弦を親指、3弦を人差し指、2弦を中指、1弦を薬指で弾けば4弦・5弦を鳴らさずに演奏可能です。
4フィンガーにおける指の担当弦
このようにtab譜ではピック弾きにするか、指弾きにするかは譜面を見て判断することになります。
基本的には複数弦を同時に弾く場合で、弦が飛び飛びになってるものは指弾きするしかありません。
ピック弾きを想定して書かれているtab譜は弾かない弦に「×」が付くのが一般的です。
「×」はミュートという意味なので、余ってる指で軽く触れて弾いても音が出ないようにします。
ミュートでよい場合は、弾いても鳴らないようにすれば問題ないのでピックでもいけますね。
tab譜(タブ譜)の記号
tab譜では奏法を記号表記を用いて表します。
本章ではアコースティックギターで良く使う、記号表記を抜粋していくつか紹介します。
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ハンマリング・オン
左指で弦を叩いて音を出す奏法がハンマリング。
tab譜ではHと表記されます。
プリング・オフ
押さえた弦を引っ掛けるようにはじいて鳴らす奏法がプリング。
tab譜でPと表記されます。
スライド
弦を弾いて、フレットを滑らせて移動する奏法がスライド。
tab譜にはSと表記されます。
ブラッシング(ミュート)
ブラッシングは音が鳴らないように指で弦を押さえた状態でストロークすることです。
tab譜では×で表記されます。
ブラッシングの音
ナチュラルハーモニクス
ナチュラルハーモニクスは左手で弦を軽く押さえて、ポーンという音を出す奏法。
tab譜では数字がひし形で囲まれた表記になります。
スラッシュ表記
tab譜と混合で使われるのが、スラッシュ表記です。
指のポジションは記載されずにコードとスラッシュ形状の音符だけが記載されます。
ストローク演奏時に使われるもので、ギタースコアだとストロークはスラッシュ表記されるのが一般的です。
逆にアルペジオの場合は細かく指のポジションが記載されたtab譜が用いられます。
ストロークとアルペジオが混合する楽曲ではスラッシュ譜とtab譜が混在します。
なので、スラッシュ譜も含めてtab譜と認識されることが多いです。
tab譜(タブ譜)まとめ
- tab譜はギターの指板に見立てて作られる譜面
- tab譜上ではアルファベットや記号で奏法が表現される
- tab譜上ではストロークはスラッシュ表記されることが一般的
ぎたすけ
たけしゃん
市販のギタースコアで接することも多いから、少しずつ覚えよう
tab譜の解説でした。
アコギを弾いていると、接する機会はほんとに多いです。
最初は慣れなくても、何曲かやってるうちにあっという間に慣れるので大丈夫です。
以降の解説記事でもtab譜(スラッシュ表記含む)は良く出てくるので、わからなくなったら本記事を読み返しましょう。
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コード譜、TAB譜(タブ譜)、五線譜の違い。よく使うコード譜の書き方を解説第1章 必要なアイテムと使い方
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