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本記事ではTaylor(テイラー)ギターの特徴や種類を解説しています。
Taylor(テイラー)はギター造りにかなり凝っており、種類も非常に豊富なので情報量もかなり多くなってます。
そこで、Taylor(テイラー)のギターの中でもおすすめ製品を紹介する記事は別で分けました。
仕様や種類より、おすすめ製品を知りたいという方は下記の記事を参照ください。
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テイラー(Taylor) ギター
- 1974年設立
- 本社はカリフォルニア
- 2014年にアメリカでのシェア率No.1メーカーとなった
高級ギターには少ない、エレアコ・カッタウェイモデルを中心に販売しているTaylor(テイラー)。
特にエレアコの品質には定評があり、ライブギターとして活用するミュージシャンは年々増えています。
今ではMartin、Gibsonと並んで世界3大アコギメーカーの1つになっています。
日本では元々はヤマハが国内正規代理店になっていましたが、現在は山野楽器に変わりました。
2008年頃から日本でも取引される量が増えてきて、最近では邦楽アーティストの使用者も大分増えましたね。
いまや、日本でもエレアコといえば…くらいの浸透度になっている海外メーカーです。
僕の知っている範囲だと、20代ではMartinやGibsonよりTaylorの使用者が多いです。
特に女性アーティストに非常に人気が高いギターメーカーです。
次章からは人気の秘密に迫るべく、Taylor(テイラー)の特徴やギターの種類について解説していきます。
このあとの目次(タップで飛びます)
テイラー ギターの特徴
Taylor(テイラー)はアコギ3大メーカーの中でもダントツで若いブランドです。
そのため、老舗で伝統を引き継いだ製品が中心のMartin、Gibsonとは異なり、新しい技術・素材・デザインを積極的に取り入れるところが特徴です。
ユーザーに人気が高いのも、どこの現場でも使いやすく、優れたデザイン性であるところが主な理由です。
そんなTaylor(テイラー)ギターの特徴を1つずつ解説していきましょう。
Taylorの特徴 目次(タップで飛びます)
テイラーギターの木材
Taylor(テイラー)は色んな木材を使用して作られたギターが存在します。
中にはTaylor(テイラー)以外で使ってるのを聞いたことがない木材も存在しますね。
Taylor(テイラー)のレギュラーモデルである数字3ケタシリーズでは、シリーズ毎に異なる木材を使用しています。
モデル名 | トップ材 | サイド&バック材 |
114ce | シトカ・スプルース | ウォルナット |
214ce | シトカ・スプルース | コア |
314ce | シトカ・スプルース | サペリ |
414ce | シトカ・スプルース | オバンコール |
514ce | シダー | マホガニー |
614ce | シトカ・スプルース | メイプル |
714ce | ルッツ・スプルース | インディアン・ローズウッド |
814ce | シトカ・スプルース | インディアン・ローズウッド |
914ce | シトカ・スプルース | インディアン・ローズウッド |
昔からギターに良く使われている、ローズウッドやマホガニーは供給が年々厳しい状況もありますからね。
他のメーカーよりも、いち早く代替材となるウォルナット、サペリ、オバンコールを活用していたりするので対応が早いです。
また、レギュラーモデル以外でも限定モデルで多種多様な木材を組み合わせたギターを多数販売しています。
なので、Taylor(テイラー)は木材にこだわりたい人にとって選択肢が多いメーカーでもあります。
テイラーギターのボディ形状
名称 | 特徴 | |
---|---|---|
0 | ドレッドノート(DN) | 一般的な形 |
2 | グランド・コンサート(GC) | マーチンのOO的な小型サイズ |
4 | グランド・オーデトリアム(GA) | マーチンのOOO的な中間サイズ |
6 | グランド・シンフォニープ(GS) | DNにくびれを作った独自デザイン |
7 | グランド・パシフィック(GP) | 2019年追加のオールラウンドボディ |
8 | グランド・オーケストラ(GO) | DNより大きい、ジャンボサイズ |
Taylor(テイラー)はボディ形状が非常に豊富なギターメーカーです。
その中でも「4(グランドオーディトリウム)」が最も主流。マーチンのOOOに近いけど、少し異なる形状になっています。
※314ce-V-class
グランドオーディトリウムはカッタウェイとのデザイン相性が抜群。
そして低音が程よく出て、粒立ちも良いサウンド。音量もしっかり出るので、プレイスタイル問わずに使えます。
4(グランドオーディトリウム)が人気ではありますが、定番の0(ドレッドノート)であったり、小ぶりな2(グランドコンサート)なども人気があります。
以前は日本だと4(グランドオーディトリウム)以外はあまり置いてる店がなかったのですが、最近は色んな種類が置いてあります。
自身の好みに合わせてボディ形状が好きなように選ぶことができます。
優れたデザイン
※224ce-K DLX
Taylor(テイラー)の魅力として欠かせないのがデザイン性です。
くびれたボディにカッタウェイという組み合わせが、とにかくおしゃれなんですよねぇ。
優れたデザイン性からかドラマや映画で使われるアコギって、かなりの確率でTaylor(テイラー)なんですよね。
特に女優さんが持つアコギって、ほんとにTaylor(テイラー)が多いです。
2019年に公開された映画「さよならくちびる」でも、主人公2人ともTaylor(テイラー)のギターを使っていました。
Taylor(テイラー)のギターってファッション問わずに似合うし、部屋に置いてもおしゃれ。
僕も色んなギターを使ってますけど、デザインって思った以上に大事なんですよね。
デザインの良いアコギって愛着沸くし、ライブや撮影などにはデザイン良いのを使いたくなるもんです。
デザインは音質・演奏性と同じくらい重要だと僕は思ってます。
コンピューター制御による品質の安定
Taylor(テイラー)のギターはネックジョイント部分の加工など、高精度が求められる部分はコンピューター制御による機械での加工処理を行っています。
そのため、他のメーカーと比べてもギターごとの個体差が非常に小さいです。
さすがに楽器屋さんで長年売れ残ってるなどの外的要因での当たり外れはあるものの、いびつな接着などは僕の経験上では感じたことないです。
やっぱり、Gibsonは個体差を感じることが多いのでTaylorの安定感はすごいと思いますね。
特にTaylorギターのネックはどれも弾きやすいです。
テイラーネック
テイラーのギターといえばネックが弾きやすく、調整しやすいことが売りでテイラーネックと呼ばれてます。
テイラーネックの特徴は下記の2点。
- ボディとネックを接着でなく、3つのボルトで接続している
- ボディとネックの間にシムと呼ばれる薄い木の板が入っており、厚さを変えることで弦高調整可能
ボディとネックの接着剤が経年劣化して悪影響を及ぼすことって、まあたまにあります。
しかし、テイラーの場合はボルト接続で接着剤は使ってないので、経年劣化しづらいわけですね。
そして、ボディとネックの間にシムと呼ばれる薄い木が入っています。
通常は弦高調整するならサドルを削ったり、交換する必要がありますがテイラーならシムを入れる変えるだけで可能。
ただ、僕自身が10年以上テイラー使ってますけど、ギター工房持ってくと普通にサドル調整されててシムの恩恵を受けたことないです(苦笑)。
今度、テイラーに直接聞いてみようかなと思います。
V-Class
※出典:Taylor公式HP
アコースティックギターのブレーシングといえば「Xブレーシング」。
テイラーは最近、V-Classブレイシングという工法を取りいれています。
本体内部でXブレーシングとは異なる振動パターンを作り出して、音量をキープしつつ高音のサスティーンを持続させる…というアイデアです。
確かに音量を大きくさせると高音の伸びが犠牲になり、逆もしかり。
そんなわけでドレッドノートのほかにスモールギターの存在価値もあるわけで両立できるギターがあれば理想的です。
その理想を追い求めた…ということですね。
型番の後ろにV-Classと書かれたものがV-Classブレイシングで作られたギターです。
試し弾きした所感ではそこまで差は感じられませんでしたが使い込むと違うのかもしれませんね。
テイラーギターの初期出荷弦
Taylor(テイラー)ギターの初期出荷弦にはエリクサー HD LIGHTが採用されています。
HD LIGHTは1-3弦がMEDIUM寄り、4-6弦がLIGHTという異なる太さのパッケージをブレンドしたもので、エリクサーとTaylor(テイラー)の共同開発によって生まれました。
当初はTaylor(テイラー)のロゴが入って発売されていましたが、現在ではエリクサーのレギュラーラインナップとして店頭に並んでいます。
低音が出すぎないようにLIGHTゲージを張り、高音はパワーが出るようにMEDIUMゲージという組み合わせは各音域のバランスが良いTaylor(テイラー)ギターに適しています。
ちなみに僕も長年、Taylorユーザーなので色んな弦を試してます。
ですが結局はエリクサー HD LIGHTに落ち着きました。
なお、コーティング弦が苦手な方はDR VTA-12がおすすめです。
DR VTA-12
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Taylor(テイラー)と言えば、エレアコ。
その高品質なエレアコを支えるのが独自のピックアップ「ES(エクスプレッション・システム)」です。
Taylor(テイラー)のピックアップは時代と共に変化し続けています。
また、エントリーモデルにはES-Bというピックアップが搭載されるようになりました。
それぞれの特徴を掘り下げて解説していきましょう。
ピックアップの種類(タップで解説へ)
- ~2002年…FISHMAN製PU
- 03~13年…ES1
- 14年~…ES2
- エントリーモデル…ES-B
FISHMAN製PU
2002年までに製造されたTaylor(テイラー)ギターにはFISHMAN PREFIX STEREO BRENDERが搭載されています。
Taylor(テイラー)特注品なので一般販売はされていません。
このピックアップはコンデンサーマイクとピエゾのデュアル式となっています。
上記画像の通り、本体横にコントローラーパネルが設置されています。
コントロール機能
- ボリューム
- 4バンドEQ
- ノッチフィルター
- フェイズスイッチ
- ブレンド(マイク・ピエゾの比率)
外付けプリアンプと同等の充実した機能です。
その代わり、値段も高く…、故障で交換すると工賃含めて7~8万円かかります(苦笑)。
ただ、高いだけあって現時点においても最高峰のピックアップです。
僕はこのピックアップがよくて、わざわざ2002年以前のTaylor(テイラー)ギターを探して買ったほどです。
ブレンド機能はA(マイク)、B(ピエゾ)で比率を変えられますがAに全振りすると、ほんとにマイクだけの音になります。
ライブ配信や弾き語りライブではマイクだけの音で演奏できるので、素晴らしい音質で大満足です。
大人気デュアルピックアップであるL.R.Baggs Anthemでは完全にマイクのみにはできないので、特注FISHMAN製PUの強みです。
ES1
2003年~2013年製造のTaylor(テイラー)ギターに搭載されているマグネットタイプのピックアップです。
熟考された配置位置により、アコースティックギターの美味しい音を拾ってくれます。
また、打音も綺麗に拾ってくれるため押尾コータローさんのようなプレイスタイルのギタリストにも非常にウケが良いピックアップです。
ES1はボディ上部に3つ(Volume/Treble/Bass)のコントローラーがついています。
プラスしてボディ内部に複数あるマグネットPUそれぞれのオン/オフするスイッチがあります。
僕もエレアコを探し求めていた時に当初ES1と出会い、その音の自然さに感動したことを強く覚えています。
結局、FISHMAN製PUに辿り着いてしまうのですが、ES1の品質も素晴らしいです。
普通に売られているピエゾやマグネットとは一線を画した自然な音質を奏でてくれます。
ES2
2014年以降に製造されたTaylor(テイラー)ギターに搭載されているピエゾ式のピックアップです。
通常のインブリッジピエゾとは異なり、サドルの直下ではなく後方部に配置されています。
ピエゾも1つではなく3つ配置されており、ピエゾ臭い音を払拭する工夫が施されています。
コントローラーはES1と同じくボディ上部に3つ(Volume/Treble/Bass)ついており、プラスしてボディ内部にフェイズスイッチがついています。
ES2では3つのピエゾそれぞれのオン/オフはできません。
個人の好みもあると思いますが、ES1のほうが音質は良いです。
ES2になって音質劣化した…と仰る方も多く、ピエゾ特有のコンプレッションは消しきれていません。
ただし、ピエゾはバンドサウンドにも埋もれにくく、ハウリングにも強く高出力です。
ピエゾで考えれば、他のPUよりも高音質なのも間違いありません。
ES1と比べて音質は劣るものの、現場対応力がアップしたピックアップと言えるでしょう。
ES-B
Taylor(テイラー)のエントリーモデルにはES-B(Expression System Baby)というピックアップが採用されています。
ES-B内蔵の主なエレアコ
チューナー、ボリューム、トーンコントロールが付いているピエゾピックアップです。
仕組みはES2と同じで、3つのピエゾセンサーで構成されています。
ややピエゾっぽい音ではありますが、後付け用の1~2万円で買えるピエゾピックアップよりは明らかにナチュラルな音質なので良いですね。
Taylor(テイラー)ギターの並行輸入品
これは中古(2008年以前)や並行輸入品のテイラーギターを買う方向けの情報です。
海外からの直輸入品のTaylor(テイラー)ギターは弦アースが取られていません。
アメリカでは元々三心コンセントが主流でアースが取られているので大丈夫なのですが、日本で使用するとピックアップからノイズが発生します。
ただ、2008年以降は山野楽器が国内正規代理店となり、国内販売向けのTaylor(テイラー)ギターは標準で弦アース処理が施されるようになっています。
つまり、2003年~2007年製のTaylor(テイラー)ギター(ES1)と直接海外から買い付ける並行輸入品のみ注意が必要です。
なお、2003~2007年製のTaylor(テイラー)ギターであれば、山野楽器が無料で弦アース対応してくれます。
僕が814ceを買った時代はまだ弦アース問題が知られていない時期でES1に感動したもののノイズ発生を解消できず…購入を断念した経緯がありました。
たけしゃん
テイラー(Taylor)ギターの種類
たけしゃん
それでは、具体的にTaylor(テイラー)ギターの種類を解説していきます。
Taylor(テイラー)はかなりラインナップが豊富ですが、レギュラーモデルは下記のシリーズに分かれます。
項目タップで解説に飛びます
なお、おすすめのTaylor(テイラー)アコギ・エレアコについては下記の記事で解説していますので参考にしてください。
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テイラー(Taylor) アコギ・エレアコ おすすめランキングベスト10を解説。音楽活動に使いやすいエレアコ多数!数字3ケタシリーズ
昔からのTaylor(テイラー)を支えるレギュラーモデル。数字3ケタシリーズです。
型番が数字3ケタで構成されており、100シリーズから900シリーズまで存在します。
基本的には3ケタ目が高くなるほど、グレードが上がるので900シリーズが最上位になります。
また、300シリーズから下記の3点が変わります。
- サイド&バックが単板になる(200までは合板)
- V-Class仕様になる(200までは通常仕様)
- ナット幅が44.5mmになる(200までは42.8mm)
そのため、いわゆるテイラーギター的な仕様は300シリーズからです。
100、200はエントリーモデルに近い仕様となっています。
ザックリと100~900番台までをご紹介していきます。
ボディ形状は人気の〇〇4シリーズに統一しています。
製品名タップで解説に飛びます
モデル名 | 定価(税込) |
114ce-Walnut | 156,200円 |
214ce-Koa | 203,500円 |
314ce V-Class | 363,000円 |
414ce V-Class | 429,000円 |
514ce V-Class | 517,000円 |
614ce V-Class | 638,000円 |
714ce V-Class | 572,000円 |
814ce V-Class | 682,000円 |
914ce V-Class | 957,000円 |
114ce-Walnut
- トップ木材:シトカ・スプルース
- サイド&バック:ウォルナット
- テイラーレギュラーでは最安モデル(実売価格13万円程度)
214ce-Koa
- トップ木材:シトカ・スプルース
- サイド&バック:レイヤード・コア
- ウクレレによく使われるコアを木材に用いたアコギ
- 家入レオ
- 大橋卓弥(スキマスイッチ)
- 大橋ちっぽけ
- 山崎あおい
314ce V-class
- トップ木材:シトカ・スプルース
- サイド&バック:サペリ
- 使用者が多い、バランスの取れたエレアコ
- 押尾コータロー
- マナミ(Goose house)
- みきなつみ
414ce-V-class
- トップ木材:シトカ・スプルース
- サイド&バック:オバンコール
- サイド&バックがローズウッドの400シリーズも存在する
- 明るく煌びやかな音質
- ミック・ジャガー
オバンコール版
ローズウッド版
514ce V-class
- トップ木材:ウェスタン・レッド・シダー
- サイド&バック:トロピカル・マホガニー
- トップ材がシダーという珍しいアコギ
614ce V-class
- トップ木材:シトカスプルース
- サイド&バック:メイプル
- 2015年にメイプルの音質を活かせるようにアップデートされた
714ce V-class
- トップ木材:ルッツ・スプルース
- サイド&バック:インディアン・ローズウッド
- 生音も良い万能エレアコ
- ジェイソン・ムラーズ
814ce V-class
- トップ木材:シトカスプルース
- サイド&バック:インディアン・ローズウッド
- テイラーのフラッグシップモデル
- 斉藤和義
- 福山雅治
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- トップ木材:シトカスプルース
- サイド&バック:インディアン・ローズウッド
- テイラーの最高級ギター
Academyシリーズ
- ビギナーの方が途中でギターをやめてしまわないように…というテーマで作られたギター
- ネックが細くて握りやすい&弦を押さえやすい
- 長時間弾いても右腕が疲れないようにボディサイドがアームレスト仕様になっている
「弾き心地の良さ=楽しい」をコンセプトに作られたAcademyシリーズです。
ギターを初めて挫折する人を少しでも減らそうと初心者向けに設計されています。
Academyシリーズ
- Academy10…ドレッドノート型ボディ
- Academy10e…10にピックアップを搭載したエレアコ
- Academy12…グランドコンサート型ボディ
- Academy12e…12にピックアップを搭載したモデル
- Academy12-N…12を基にしたガットギター
- Academy12e-N…12-Nにピックアップを搭載したモデル
初心者向けギターといっても、音質や演奏性は抜群でプロアーティストでも使用者がいる本格的なギターです。
価格帯も8~9万円と初心者向けにしては高いです。
なので、上手くなって本格的に音楽活動したい!と思ってギターを始める人にベストマッチなギターです。
ちなみにピックアップ有無での価格差は10,000円弱なのでピックアップ有りを選んだほうが良いです。
- 関取花(Academy12e)
Academy 10e
Academy 12e
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- 通常のギターとミニギターの中間サイズ
- 木材のバリエーションが豊富
- 音質はしっかりとしたアコギ
程よいサイズ感で人気のGS-MINI。
ギターとミニギターの中間サイズですが、鳴り方は普通のギターに近いのが魅力です。
GS-MINIは木材ごとにバリエーションがあります。
GS-MINIの種類
上記のうち、ウォルナットとコアモデルはES-Bが内蔵されたエレアコです。
通常モデル(サペリ)とマホガニーモデルは別売りでGS-MINI専用ピックアップ ES-GOが販売されています。
小ぶりのギターが欲しいけど、ミニギターだと音が軽い…という人におすすめなサイズ感です。
GS-MINI(サペリ)
GS-MINI-e Walnut
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- トップ木材:シトカスプルース
- サイド&バック:サペリ
- テイラーのミニギター
Taylor(テイラー)のミニギター、ベイビーテイラーです。
リトルマーチンと並ぶミニギターの代表格。
5万円台でサイズも小さいですが、音質は十分実用レベルに達しています。
箱鳴りもちゃんとしており、低音もサイズの割には出ています。
メインギターとしてもよし、高級ギターのサブギターとして利便性を活かした使い回しをするもよし。
色んな使い方ができる便利ないギターです。
なお、テイラースウィフトが愛用しておりシグネイチャーモデルが販売されています。
テイラースウィフトモデルはエレアコ仕様になっているので、使いみちにあわせて選択しましょう。
ベイビーテイラー(アコギ)
テイラースウィフトモデル
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- トップ・サイド・バック全てがコアで作られたシリーズ
- エレアコモデルはES2ピックアップ搭載
- 装飾も豪華で価格も50~800万円くらいする
高級木材であるハワイアンコアをトップ・サイド・バックに用いたシリーズがKoaシリーズ。
オールコア特有の歯切れがよくて中音域が強い、固い音が鳴ります。
プロアーティストだと一時期、スガシカオさんが使用されていました。
インタビューで「車が買える値段でビビった」と仰ってましたが、まあ…そうですよね(笑)。
Nylon シリーズ
- ガットギター(クラシックギター)
- ES2ピックアップ搭載のエレガットが人気
- ジェイソン・ムラーズシグネイチャーモデルも存在する
Taylor(テイラー)といえばエレガットも有名なんですよね。
ES2ピックアップが搭載されているので、エレガットが欲しい人には非常に魅力的です。
プロアーティストではジェイソン・ムラーズが昔から愛用しており、シグネイチャーモデルも存在します。
The Remedy(I Won’t Worry)/Jason Mraz(YouTube)
シンガーソングライターでもエレガットを使って弾き語りする人は一定数いますよね。
アコースティックサウンドでソロを取る時もガットギターって良い音するから、僕もTaylorのエレガットが1本欲しいなとよく思います。
テイラーとマーチン、ギブソンの違い
たけしゃん
僕は3大メーカーとも、それなりに弾いてます。遍歴はこんな感じ。
- Taylor 814ce…10年以上メインで使ってる
- Gibson J-45…サブギターで使ってる
- Martin D-28…1年くらい借りてサブで使ってた
他にも3メーカーともセッションで持ってこられる方が多いので、色んなギターを良く弾かせてもらってます。
そして、僕の所感はこんな感じ。
- Taylor 814ce…高音が一番伸びて煌びやかな音がする。最近のは弾きやすい
- Gibson J-45…鳴りが大人しくて、かき鳴らしても歌いやすい
- Martin D-28…音に艶があって、優等生
814ceとD-28は木材が一緒なのもあって、キャラクターは近い印象を受けます。
高音の伸びは814ceが勝っており、D-28のほうが艶があって温かい感じ。
正直、どっちも素晴らしく好みの問題です。
逆にGibson J-45は全然違う音で中音域が強く、ジャキっとした音です。
鳴りも大人しく感じますが、その分ストロークでかき鳴らして歌いやすいです。
814ceとD-28はかき鳴らして歌うとギターの中高音域が大きくて、自分の声がやや聴こえ辛いです。
また、僕が弾いてる分には最も弾きやすいのはTaylorです。
Taylorはネック幅自体は太いのですが厚さが薄くて、手にフィットする感じで非常に弾きやすいです。
たけしゃん
音はすごく良いんですけどねぇ…。悲しい
同価格帯だと生音は劣る
先ほどは814ceで比較しましたが、実際にJ-45やD-28と同価格帯で比較すると対象は414ceになります。
実売価格30万円程度のもの
- Taylor 414ce
- Gibson J-45
- Martin D-28
J-45はキャラクターが全然違うので比較しづらいですが、414ceとD-28を比べると生音は断然D-28の方が良いです。
ただ、エレアコとしてはES2ピックアップが良いので、414ceはかなり優秀で使いやすいです。
しかも、ネックが良い感じで弾きやすい。
生音もD-28に劣るだけで十分使える音なので、生音重視でなければ割り切っちゃって問題ないです。
オバンコール版
ローズウッド版
テイラー(Taylor)ギター 買取相場価格 一覧
機種名 | 良品 | 並品 |
---|---|---|
Baby Taylor | 1.1万円 | 0.9万円 |
Baby Taylor-e | 1.1万円 | 0.9万円 |
GS-MINI | 2.1万円 | 1.7万円 |
GS-MINI MAHO | 2万円 | 1.7万円 |
GS-MINI-e Walnut | 2.3万円 | 1.6万円 |
GS-MINI-e Koa | 2.3万円 | 1.6万円 |
JMSM | 8.2万円 | 5.7万円 |
K12ce | 11万円 | 8万円 |
114ce(ES2) | 3万円 | 2.2万円 |
114ce(ES1) | 2.7万円 | 1.9万円 |
214ce(ES2) | 3.7万円 | 2.6万円 |
214ce(ES1) | 3.4万円 | 2.4万円 |
314ce(ES2) | 6.7万円 | 4.7万円 |
314ce(ES1) | 6.2万円 | 4.3万円 |
414ce(ES2) | 8万円 | 5.7万円 |
414ce(ES1) | 7.7万円 | 5.5万円 |
514ce(ES2) | 8.5万円 | 6万円 |
514ce(ES1) | 7.7万円 | 5.4万円 |
614ce(ES2) | 12.5万円 | 9万円 |
614ce(ES1) | 11万円 | 8万円 |
714ce(ES2) | 10.5万円 | 7.4万円 |
714ce(ES1) | 10万円 | 7万円 |
814ce(ES1,ES2) | 15万円 | 10万円 |
914ce(ES1,ES2) | 14.5万円 | 10万円 |
- 良品…ちょい傷程度
- 並品…汚れ・傷あり(大半はこっち)
- 美品…未使用品のみ適用(良品の30%増し程度が相場)
主だったTaylor(テイラー)アコギの買取相場価格を参考にまとめてみました。
Taylor(テイラー)は販売価格に対して買取価格が軒並み安いです。
かろうじて814ceがやや高めについているくらい。
ただ、エレアコとして使いやすいので買い替え時も売却せずにサブギターとして使う人が多そうですしね。
…といっても数万円にはなるものばかり。
家に眠らせて置くくらいなら、買取査定に出してみるのが良いでしょう。
最短30分で現金化
出張・宅配・店頭を選択可能
テイラー(Taylor)ギターの解説をして
ぎたすけ
たけしゃん
ギターメーカー テイラー(Taylor)の特集記事でした。
しかし、たくさんありましたねぇ…。
Taylor(テイラー)は価格は高いですが、エレアコの品質は抜群です。
本格的にライブ活動するためのエレアコとして非常に心強いメーカーですね。
ぜひ、手に取って確かめてみてください!
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