ぎたすけ
たけしゃん
サブギターを持つメリット
サブギターは名前の通りで、メインで使うギターとは別の予備用のギターですね。
まず、サブギターを持つメリット・デメリットを表にまとめると以下の通りです。
サブギターを持つメリットはメインギターの消耗を抑えられることです。
同じギターを毎日長時間弾いてると、各パーツが消耗していくので数年で修理が必要になることが多いです。
そのため、長く使うためには数本のギターで回して消耗を押さえることが有効です。
また、ギターを修理に出すと1ヶ月以上戻ってこないことも多いです。
その間、ギターが弾けないのは困るため、予備用のギターは持っておくべきです。
一方でサブギターを持つと、置き場所にスペースが必要です。
また、サブギターを買っても、結局はメインギターばかり弾いてしまいがちなものです。
単純に予備用としてサブギターを買うと、放置して状態が悪くなってしまいます。
そのため、サブギター選びでは予備以外の目的を持たせることも重要ですね。
なお、ギターの置き場所対策としてはホチキスで使える壁掛けスタンドがおすすめです。
ホチキス留めなので、賃貸でも使えます。
震度6で耐震テストされており、固定力もバッチリです。
取付で使うホチキス
サブギターの選び方
サブギター選びは予算によって話が大きく変わりますが、大体は下記の2パターンに分かれます。
- メインギターを買い替える
- サブギターとしてギターを買う
①の場合はメインギターを新しく買って、現在のギターがサブギターに降格ですね。
対して②は明確にサブ用で使うギターを探すことになります。
本記事では②の方に向けて、おすすめの選び方を何点か解説していきます。
なお、メインギターを新たに買おうと考えている方は下記の記事を参照ください。
メインと違う木材のギターを選ぶ
メインギターと近いランクのサブギターを探す方におすすめなのが、違う木材のギターです。
メインの代わりになるだけではなく、音が違うので状況によって使い分けできます。
木材を変える部分は主にサイド&バックです。
サイド&バックが異なる木材だと、音の質感も大分変わってきます。
代表的なところで言うと、ローズウッドとマホガニーですね。
木材 | 特徴 |
ローズウッド | レンジが広く豊かな音 煌びやかな高音が魅力 |
マホガニー | 甘く、透明感のある音 切れ味あるストローク音が魅力 |
プロでもローズウッドとマホガニーのギターを両方持っている方が多いです。
キャラクターが違うため、どちらも活用しやすく、片方を放置してしまうリスクを下げられます。
メインと異なる形状のギターを選ぶ
続いてはギターの形状で選ぶ方法です。
ここで指す形状はギターのボディサイズのことです。
ギターはボディサイズによって、音質や演奏性が変わります。
ボディサイズ | 特徴 |
ドレッドノート | 通常のギターサイズ 音量が大きく、低音にパワーがある 万能に使えるギターサイズ |
OOO | やや小ぶりなサイズ 音のレスポンスが良い フィンガープレイに最適 |
ドレッドノートは一般的なアコギで用いられるボディサイズです。
ボディが大きいため、響きが豊かで十分な音量が出ます。
低音のパワーもあり、ストロークからアルペジオまで万能に使えるシェイプです。
OOO(トリプルオー)はドレッドノートより少し小ぶりなサイズです。
OOOはドレッドノートより、音のレスポンスがよく、低音もすっきりしています。
そのため、テクニカルなプレイに向いており、フィンガーピッカーなどで愛用者が多いですね。
ボディサイズに関しても、プロだとドレッドノートとOOOの両方を所有されている方が多いです。
作業・お出かけ用でミニギターを選ぶ
最後は趣向を少し変えて、ミニギターです。
ミニギターは通常のギターより、大分コンパクトになったアコースティックギターですね。
ミニギターの良いところはギターを抱えながら他の作業ができる点です。
ギターを抱えながらメモを書いたり、PC操作することができます。
そのため、自宅での作曲用でミニギターを買う人は結構多いです。
また、コンパクトなので外出用のギターとしても使いやすいですね。
僕も実家に長期帰る際などは実家でも弾けるようにミニギターを持って帰っています。
なお、ミニギターはチープなものが多いですが、リトルマーチンやベイビーテイラーはしっかりしています。
そのため、メインの代わりが務まるミニギターを探すなら、リトルマーチンかベイビーテイラーがおすすめです。
エレアコ仕様
サブギターの選び方 まとめ
- サブギターはメイン修理時のためにあった方がいい
- サブギターはメインと違うキャラクターのギターが好ましい
- 木材、形状などが異なるギターを選ぶと使い分けできる
ぎたすけ
たけしゃん
サブギターの選び方についての解説でした。
僕は木材・形状の異なるギターをメイン・サブで持っています。
それでも、使用頻度はメインのGibson J-45にかなり偏ってますね…(笑)。
とはいえ、弾き語りでなく、ギタリストとして演奏する場合はカッタウェイのサブギターを使うことが多かったりもします。
タイプの違うギターを持っていると、予備以外にも役割を持たせられるので有効です。
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