ぎたすけ
たけしゃん
でも、才能ってすごく曖昧で便利な危ない言葉なんだよね
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才能とは没頭できる力
才能という言葉は非常に広義。
何でもかんでも才能という言葉に置き換えられてしまいます。
なので、まず才能とはなんなのか?をちゃんと考えましょう。
僕が色んな人を見てきて、一番しっくりきた才能の定義とは「没頭できる力」です。
将棋の羽生名人も同じような事を仰っています。
才能とは、継続できる情熱。
-羽生善治-
この継続できる情熱とはまさに没頭できる力と同じ意味です。
僕も長年、音楽をやっているので周りでメジャーデビューした人もいれば、すぐに音楽辞めちゃった人もいます。
たくさんの人を見てきたけど、才能って「どれだけの期間、没頭できるか?」でしかないと感じます。
ぎたすけ
たけしゃん
だけど、成功者見てても基本はどんだけ頑張ったかだよ
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努力は没頭には勝てない
没頭している人に共通しているのは努力を努力と思っていないことです。
頑張って練習するという概念がないのです。
練習することが楽しくて、好きなので練習しているんですよね。
努力している認識がある人は、1時間も練習すると頑張ったと考えます。
しかし、没頭している人は平気で朝から晩まで楽器を弾いています。
上達の速さなど些細なこと
才能というと上達が早い人、物覚えの良い人を指すことが多いです。
しかし、僕の経験では上達の速さや物覚えの良さが目立つのは初心者~中級者くらいまで。
中級者以降で差が生まれるのは下記の3点です。
- どれだけ新しいことにチャレンジし続けられるか
- どれだけ悩んで試行錯誤できるか
- どれだけやりこめるか
成長すればするほど、上達の速さや物覚えの良さの効力はなくなってきます。
そのため、日々の成長の積み重ねで明確な差が生まれてくるものです。
なので、継続して没頭できる人が誰よりも強いんですよね。
没頭している人は周りと明らかに違う
没頭している人は周りと明らかに違います。
音楽で言えば楽器に触っている時間が凄いですし、音楽をやるための環境作りにもほんとに一生懸命です。
例えば、ブロガーにしても没頭している人は会社の昼休みにブログを書いたり、休みの日は朝から晩までブログを書いてます。
たけしゃん
はたから見たら、ちょっと頭おかしいと思われるくらいに夢中で物事に取り組んでる人っていますよね。
そういった人が没頭している人であり、才能がある人なんです。
あなたに才能があるかないか
自分に才能があるのか?
そう不安になっている人はほぼ間違いなく、特別な才能はありません。
ぎたすけ
たけしゃん
ただ、才能なくても成功はできるからね
音楽の才能がある人は自分に才能があるかどうかで悩みません。
なぜなら、音楽の才能がある人ってどこか感覚が普通の人と違っています。
そして、自身でも良くも悪くも普通にはなれないことを知っているからです。
だから、この記事を読んでる人は特別な才能がある人はほぼいないはずです。
ただ、特別な才能がなくても音楽で成功している人はたくさんいるし、上達している人はたくさんいます。
プロミュージシャンになっている人だって、特別な才能がある人ばかりではありません。
むしろ、プロミュージシャンは長期間音楽に情熱をもって没頭し続けている普通の人が大半です。
才能があるかどうかを気にするより、どうしたら音楽に没頭できるのかを考えることが大事です。
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才能がないから音楽を辞める人はほとんどいない
僕は本気で音楽をやっている人で「自分には音楽の才能がないから辞める」と言っている人は見たことがありません。
ぎたすけ
たけしゃん
プロ目指して本気でやってる人では見たことないね
その代わり、「自分は思ったほど音楽を好きじゃなかった」といって辞める人は結構見てます。
しかも、はたからみて才能がありそうな人に多いセリフです。
本当に音楽に没頭している人を見て、自分はここまで音楽に全てを捧げられない…と思っちゃうんですよね。
気持ちはすげー、わかります(苦笑)。
だから、一般的に言われているセンス的な意味合いでの才能って、レベル上がってくると大して意味ない気がします。
やっぱり、音楽にどれだけ没頭できるか、長い期間情熱を捧げ続けることができるかが重要なんですよね。
無知な人ほど全て才能に丸める
音楽の才能があるかどうか?という議論は本気で音楽をやってない人ほど、よくしてます。
なぜなら、才能って広義な言葉なので何でも才能で丸め込めちゃうからです。
なんでもかんでも「ヤバイ」とか「すげー」で表現してる人と同じ感覚で、色んな要素を全部才能の一言で丸めちゃうんですよ。
逆に本気でやり込んでる人は才能という言葉より、もっと具体的で解像度の高いことを言ってきます。
だから、才能があるかどうかを気にするなら、今の自分に何が足りないかを客観的に分析するようにしましょう。
才能という言葉でダメな要因を丸め込むと、思考停止しているのと一緒です。
音楽に没頭するためには
「才能がある人=没頭できる人」とここまで解説してきました。
最後に没頭するためには何をすればいいのかを考えてみましょう。
もちろん、一番良いのは勝手に没頭できることに出会うこと。
ただ、少しでも没頭できるように頑張れることはあります。
その頑張れることが下記の3つ。
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1つずつ掘り下げて解説していきます。
体験する機会をたくさん作る
やるのは面倒だけど、やりはじめたら集中して取り組めることって多いですよね。
人間のやる気ってやらないと出ないようになってるんですよね。
そして、音楽をやるためのきっかけづくりとなるのが音楽体験をすることです。
音楽体験の例
- ライブを見に行く
- ライブをやる
- 音源を発信する
アーティストのライブを見に行った後は、一時的に音楽のやる気が上がる経験はあなたもしているはず。
こういった音楽体験を重ねて、没頭するきっかけを作りましょう。
ライブを見るだけじゃなくて、自分がやるのも効果的です。
東京だとオープンマイクという気軽に歌えるイベントがあるので、積極的に利用しましょう。
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没頭して頑張るには適切な目標設定が重要です。
プロミュージシャンになることしか目標がないと、遠すぎて頑張れません。
なので、今の自分でも頑張れば達成できる難易度の目標を定めることが重要です。
わかりやすい目標なら、達成に向かって日々頑張っていけますし、達成するために没頭して練習することだった可能になります。
なかなか、適切な目標を設定できない…という人は音楽教室に通うのも有効です。
先生と一緒に目標を考えることで、客観的な意見ももらえますし、音楽教室の発表会などが直近の目標になったりもします。
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没頭するには自分が楽しいと感じることが絶対条件です。
なので、音楽を楽しんでやれる環境を作ることが実は何より大事です。
音楽をやることが苦しくなってきたら、少し音楽と離れて別のことをやるのも良いですね。
また、シンガーソングライターの方であれば誰かと一緒に音楽をやる機会を作るのも有効です。
僕も音楽活動が苦しくなってきたときがありました。
そのときは音楽活動を休んで、セッションを通して色んな人と音楽をやることで楽しく音楽をやれるようになりましたね。
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- 才能とは没頭できる力のこと
- 才能は広義な意味で使われすぎていて、他人の言う才能の有無にさほど意味はない
- 音楽に没頭するには音楽を楽しむきっかけ作りが大事
ぎたすけ
たけしゃん
大してやり込んでない人にこそ、才能をすぐに持ち出す人が多いと思う
音楽と才能についての解説でした。
手を動かして行動した量が多い人が結果的に「才能がある人」なんですよね。結局。
だから、才能があるかないかなんて考える事自体がナンセンス。
才能なんて結果論でしかないですよ。
僕自身、20代は才能があるかないかを悩んでる事が多かったです。
30代になって音楽との距離感を考え直した結果、「才能」はこの記事で書いた結論になりました。
繰り返しだけど、一番強いのは音楽が好きで好きで四六時中、音楽のこと考えている人。これが才能ある人。
ただ、そんな人は滅多にいない。
世の中にいる成功者は大抵が音楽に情熱を捧げ続けるために新しい刺激や体験を常に探し続けている。
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