ぎたすけ
たけしゃん
- 仕込み系セッションとは
- 仕込み系セッションに行くメリット
- 仕込み系セッションの参加方法
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仕込み系セッションとは
仕込み系セッションとはSNSなどで事前に演奏曲を決めて、当日スタジオでセッションするイベントのこと。
逆に何も決めずに当日演奏する内容を決めるセッションをJAM(ジャム)系セッションと呼びます。
仕込み系セッションは色々ありますが、オーソドックスな形態やルールを解説していきましょう。
仕込み系セッションの種類
- 特定アーティスト縛り
- 特定楽曲縛り
- 特定ジャンル縛り
上記の3種類が多く、最もスタンダードなのは特定アーティスト縛りです。
事前に特定アーティストに縛って演奏したい楽曲をリクエストし、メンバーが揃った楽曲のみを当日演奏していくスタイルが基本です。
特定楽曲縛りはもう少し範囲を狭めて、ホストメンバーが演奏できる楽曲に絞ったパターンです。
セッションメンバーが揃わなくても、ホストメンバーが穴埋めして必ず成立するのが利点です。
特定ジャンル縛りは特定アーティストに近いです。
「ボカロ限定」「アニソン限定」「歌謡曲限定」みたいな感じで縛られています。
仕込み系セッションの基本的なルール
セッションごとにルールはそこそこ違うものの、基本は下記の流れ。
- 参加表明
- 演奏曲をリクエスト
- 便乗メンバーを募集
- メンバーが集まり、成立した楽曲を当日演奏
参加表明
募集しているSNSやら掲示板で参加表明をします。
セッションは各パートが揃うようにパート別で人数制限されるのが一般的です。
そして、大抵はベース・ドラムの集まりが悪く、ボーカル・ギターはすぐ埋まります。
僕もシンガーソングライター系縛りのセッションでホストギターやったりしてますが、ボーカルさんだけ募集後すぐに埋まって、ベース・ドラムはセッション当日まで埋まらないことが多いです。
演奏曲をリクエスト
演奏したい曲をリクエストします。
リクエストには大抵ルールが設けられています。
よくあるルール
- 1人〇曲まで
- 演奏候補曲の中から選択
- 全部で〇曲リクエストが出たら終わり
…とこんなところ。
イベント募集要項に書いてあるので、読んで確認しましょう。
また、演奏楽曲のバージョンを明確にしておきましょう。
- シングルver
- アルバムver
- ライブver
演奏されているYouTube動画があれば、URLを張り付けるのが一番早いです。
当日演奏してみたらメンバー内で尺が違うというパターンを避けるためです。
便乗メンバーを募集
演奏リクエスト曲が上がると、各楽器で便乗メンバーを募集します。
便乗曲数も最初の段階では1人〇曲まで…と縛りがあります。
後半になると縛りが解除されて、埋まってない曲をみんなで埋めていく流れになります。
…といっても、無理強いはされないので安心してください。
便乗メンバーが揃った曲は成立となり、当日の演奏曲となります。
逆に不成立となった楽曲は演奏されません…が大半は上手い人が頑張って埋めて成立させてますね。
当日セッション
メンバーが集まり、成立した楽曲を演奏していきます。
前打ち合わせなどなく、順番が回ってきたらいきなり演奏するイベントがほとんどです。
セッションは曲ごとに演奏者が変わるので、転換に時間がかかってるとイベント自体が押してしまいます。
ちゃんと自分の出番を確認して、スッと入れるように準備しておきましょう。
仕込み系セッションに参加するメリット
たけしゃん
シンガーソングライターや弾き語りすとの人が仕込み系セッションに参加すると、こんなメリットがあります。
- 楽器演奏できる知り合いができる
- バンドで歌う経験ができる
- 音楽を楽しめる
1人で音楽をやっているよりも世界が広がるので、積極的に参加することをおすすめします。
楽器演奏できる知り合いができる
普段、弾き語りでライブをやっているとサポートメンバーが欲しくなるものですよね。
しかし、自分の活動方針に合うサポートメンバーを探すのは大変なものです。
なので、1人で活動している方は日頃から楽器演奏できる知り合いを増やす努力はしておいて損はありません。
そして、楽器演奏できる知り合いを増やすのに最も有効なのが仕込み系セッションに参加することです。
仕込み系セッションには必ず、各パートの演奏者がいます。
そして、大抵は打ち上げがあるので比較的楽に仲良くなれます。
ボーカルさんがセッションを通じてバンドメンバーを見つけて、バンドを組むこともよくあることです。
一緒に演奏する人を見つけたい人に仕込み系セッションはうってつけのイベントです。
バンドで歌う経験ができる
弾き語りで演奏するのとバンドで演奏するのでは大分違います。
バンドの場合は声量がないと、自分の声が聴こえ辛いです。
そして、周りの音も聞きながら歌わないとテンポや盛り上がりが上手く合いません。
弾き語りすともここぞというライブではバンド形態でライブすることが多いですが、いきなりバンド形態でライブしても大抵上手くいきません。
日頃からバンドの中に入って歌う経験は積んでおいて損はありません。
かといって、バンドを組んでしまうと自身のソロ活動をしている時間も取れなかったり、デメリットも多いです。
仕込み系セッションであれば、気軽にバンドに入って歌う経験を積むことができます。
音楽を楽しめる
1人で音楽をやっているだけだと、どうしてもマンネリ化してつまらなくなってくる時期が訪れます。
そんなときに色んな人と演奏すると、また違った音楽の楽しみ方を知ることができます。
弾き語りとは違ったアプローチなども考えるきっかけにもなります。
特にいつも曲作りして、ライブして…とサイクルが出来ている人はたまにはセッションで好きな曲をみんなで演奏する機会を作ると良いでしょう。
仕込み系セッションに参加する方法
たけしゃん
仕込み系セッションは東京都内であれば、頻繁に開催されています。
開催パターンは主に3種類あります。
- ライブハウスが主催して開催
- サークル的なところが開催
- 個人で開催
それぞれの特徴と参加方法を解説していきます。
ライブハウスが主催して開催
- ライブハウス主催なので初心者に優しく設備も充実
- エントリーはHPもしくはSNS経由
- 80年代~90年代のアーティスト縛りが多い
ライブハウスで条件を決めて、セッションを開催する形式です。
何といってもライブハウスが主催しているので、初心者にもやさしく設備も充実しています。
また、店員さんがホストメンバーをやることが多いのでリクエスト曲は大抵成立します。
東京都内だと、立川Crazy Jamと大久保 Bump Cityあたりがセッションをたくさん開催しています。
どちらのお店も特定アーティスト縛りの仕込み系セッションが多いです。
ただ、縛りのアーティストは80年代~90年代が全盛のアーティスト中心です。
サークル団体が開催
- リハーサルスタジオで開催されている
- エントリーはHPもしくはSNS経由
- 参加している年齢層が幅広い
最近主流なのは何人かで作られているサークル団体がセッションを開催しているパターンです。
主にはTwitter、インスタグラムで募集をかけています。
ライブハウスで開催されるセッションより、年代もスキルも幅広い層が集まります。
僕が知っている範囲だと下記のサイトが仕込み系セッションを定期開催しています。
ジャム系セッションのときもあるようなので募集要項を見て参加すると良いでしょう。
やっぱり、ガッツリバンドものが多くてシンガーソングライター系の楽曲は少ないです。
個人で開催
- リハーサルスタジオで開催されている
- エントリーはSNS経由が多い
- マニアックなアーティスト縛りなどが多い
個人で開催しているセッションイベントです。
概要はサークル団体とほぼ変わりません。団体組んでるか、組んでないかの違いです。
特徴としてはジャンルが絞られていて、縛りのアーティストもマニアックなことです。
メジャーどころのアーティスト縛りだと参加者が多いので、サークル団体になることが多いですからね。
エントリーはSNS経由ですが、個人アカウントで募集していたり、mixiなどで募集していたりと見つけづらいです。
他のセッションに参加したときに参加者から教えてもらったり、勧誘されたりすることが多いですね。
仕込み系セッション まとめ
- 仕込み系セッションとは事前に演奏する曲を決めて参加するセッションのこと
- 楽器演奏できる知り合いが増えるので、弾き語りすとにはおすすめ
- 最近はサークル団体が主催する仕込み系セッションが多い
ぎたすけ
たけしゃん
仕込み系セッションの解説でした!
音楽は人前で演奏するのが最も上達するので、こういったイベントは経験を積むためにも有効活用したいですね。
弾き語りの場数を踏むならオープンマイク。
バンド経験を積むなら仕込み系セッション…という使い分けが有効です。
日頃から演奏できる機会を作れるように積極的に行動しましょう!
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