KORG PBシリーズを解説し、PB-01をレビュー。安くて使いやすいギター用ペダルチューナー

ぎたすけ

ペダルチューナーって地面に置いて踏んで使うやつか

たけしゃん

そうだよ。KORG PBシリーズはペダルチューナーの定番機種だね。
この記事でわかること
  • KORG PBシリーズの機能
  • KORG PB-01のレビュー
  • 現行機種 KORG PB-ADとの違い
この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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KORG PBシリーズについて

たけしゃん

KORG PBシリーズは安価で性能も良いことで人気のペダルチューナーです

楽器用チューナーでは最大手のKORGが販売しているペダルチューナー、KORG PB(Pitch Black)シリーズ。

安価で使いやすいことからユーザーも多く、秦基博さんをはじめプロアーティストでも使用者はたくさんいます。

PBシリーズは3機種のバリエーションがあります。

PBシリーズ

定番機種のPB-AD

 

  • トゥルーバイパス
  • クロマチック、ストロボ、ハーフストロボに対応
  • 436~445Hzの周波数に対応

ペダルチューナーの定番機種 PB-AD。

音質に影響が出ないトゥルーバイパス。

必要な測定モードは網羅しつつ、シンプル操作方法と見やすいディスプレイ表示。

ライブで使用するのに必要な機能は揃っており、値段も5,000円台と他メーカーよりも安い。

ペダルチューナーの定番になるべくしてなった機種ですね。

PB-MINI

  • ボード内に組みやすいミニサイズ
  • トゥルーバイパス
  • クロマチック、ストロボ、ハーフストロボに対応
  • 436~445Hzの周波数に対応

PB-ADと同等の機能を持ち合わせたまま、サイズを小さくしたPB-MINIです。

電池が9Vではなく、C2032×2なので電池の持ちはチューナーON時で連続3時間とPB-ADの1/10です。

小型ボディですが、安定するように滑り止めがついています。

このサイズ感だと、不安定で踏んだらひっくり返るのが心配ですが滑り止めのお陰で心配ありません。

この小型サイズは省スペースで設置できるので、助かるんですよね。

手頃な大きさのエフェクターボードって横並びでコンパクトエフェクター3個しか置けないですが、このサイズなら4個いけますからね。

アコギ用のセッティングだと「プリアンプ、チューナー、クリーンブースター、リバーブ(ディレイ)」とかいけます。

ミニサイズのチューナーを使いたい人にはおすすめです。

PB-CS

  • 視認性の高い3Dビジュアル・メーター
  • トゥルーバイパス
  • クロマチック、ストロボ、ハーフストロボに対応
  • 436~445Hzの周波数に対応

KORGカスタムショップが製作しているチューナー、PB-CS。

PB-ADと異なるところは縦型の3Dビジュアル・メーターという点。

縦型の3Dビジュアル・メーターはライブでも見やすいと評判が良いペダルチューナーです。

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KORG PB-01のレビュー

たけしゃん

僕が使っているPB-ADの先代機種PB-01をレビューしていきます。基本はPB-ADと一緒です

それでは、日頃使っているPB-ADの先代機種であるPB-01をレビューしていきます。

総評すると「ライブでの使い勝手良好でコスパ良しの優等生」です。

ペダルチューナーを単独で買うなら現行機種のPB-ADで安定ですね。

プロアーティストだと、秦基博さんと野田洋次郎さん(RADWINMPS)がPB-01を使用されています。

ちなみに現行機種であるPB-ADはPB-01の下記部分が改良されています。

PB-ADでの改良部分

  • ディスプレイ位置が上になって見やすい
  • ディスプレイの明るさが微妙にアップ
  • チューナーON時の電池(マンガン)の持ちが5時間⇒30時間に

なので、PB-01のレビュー内容から使えそうと思った方はPB-ADを購入して、性能面で後悔することはないです。

それではレビューしていきます。

視認性は良好

PB-01 明るめ

視認性は良好。

明るくても暗闇でもはっきり見えます。

PB-01 暗闇

ライブハウスだと、上の画像のような見え方ですね。

ハッキリ見えるので良い感じ。

チューニング精度も良好

チューニングの反応や精度は良好です。

通常のクロマチックモードで十分ですが、ストロボモードもついているので高精度チューニングにも対応しています。

スイッチを踏んでも安定している

本体は電池込みで292g。

どっしりと安定しているので、スイッチをそこそこ強く踏んでも本体がグラつきません。

ステージ上での使い勝手は良好です。

電池の持ちはそこそこ

チューニングONで連続5時間と結構短め。

つけっ放しにする類のものではないので、それなりに持ちますが気づいたら電池切れ…という経験が2度あります(苦笑)。

電池交換はネジ外し不要で、後ろのカバーを外すだけなので簡単です。

ネジ外さなくて良いのは楽で良いですね。

なお、現行機種のPB-ADは6倍ほど電池の持ちが長いです。素晴らしい改良。

設定変更は本体上部のボタン

本体上部に押し込むタイプのボタンが2つあります。

DISPLAYボタンは測定モードの変更、CALIBボタンは周波数の変更ができます。

ステージ上での変更は厳しいので、事前にモードを合わせておきましょう。

逆に言うと、ステージ上ではフットペダルを押して電源ON/OFF以外はできないので誤操作の心配はありません。

現行機種 PB-ADは改良されている

現行機種のPB-ADはPB-01と基本的に一緒ですが、ディスプレイの視認性と電池の持ちが改良されて良くなっています。

視認性はPB-01で既にかなり良いですが、電池の持ちが良くなっているのは非常に嬉しい改善ポイントです。

KORG PBシリーズのまとめ

ノートにまとめ
  • KORG PBシリーズは優秀なペダルチューナー
  • 視認性、チューニング精度共に良好
  • 迷ったら、とりあえずPB-AD買っておけば大丈夫

ぎたすけ

暗闇でも、しっかり見えるのはライブで安心できるな

たけしゃん

そうだね。弾き語りする時もユニットでギターだけ弾くときも重宝しているよ

KORG PBシリーズの解説でした!

改めて、ラインナップをまとめます。

PBシリーズ

  • PB-AD…定番のペダルチューナー
  • PB-MINI…PB-ADをミニサイズにしたチューナー
  • PB-CS…3Dビジュアル・メーターで視認性を高めたチューナー

おすすめはペダルチューナーで定番化しているPB-ADです。

弾き語りだけだとクリップチューナーだけで完結できますが、バンドライブではペダルチューナーが必要となります。

KORG PBシリーズはコスパもよく、性能もしっかりしているので安心のペダルチューナーです。

PB-AD

PB-MINI

PB-CS

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