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Mackie EM-91C

| 項目 | 仕様 |
| マイクタイプ | エレクトレットコンデンサー |
| 指向性 | 単一指向性(カーディオイド) |
| 周波数レスポンス | 20 Hz – 18 kHz |
| 感度 | -30 dB ±3 dB(0 dB = 1 V/Pa @1 kHz) |
| 等価騒音レベル | 16 dB(A) |
| S/N比 | 78 dB |
| 最大SPL | 134 dB(@1 kHz、1% THD) |
| 動作電圧 | 48 V ファンタム電源 |
| サイズ | 155 × 48 mm |
| 重量 | 0.21 kg |
| 実売価格 | 約6,780円(税込) |
Mackieは、昔からオーディオミキサーが有名な音響機器メーカーです。
リハーサルスタジオの定番機種でもあるので、音楽をやっている方なら知っている人が多いメーカーですね。
そのMackieが、2020年に発表したEleMentシリーズのコンデンサーマイクEM-91C。

ラージダイアフラムを採用し、実売価格は約6,780円。
同価格帯で長年定番だったマランツプロ MPM-1000が2025年9月に生産完了となったため、同価格帯で使えそうなEM-91Cを試しに買ってみました。

使ってみた所感では、この価格帯では十分すぎるクオリティ。
MPM-1000とかなり近い製品なので、低価格帯コンデンサーマイクの主役になりそうな製品だと感じました。

まずは製品仕様から解説します。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<Mackie EM-91Cをレビュー>を参照ください。
単一指向性(カーディオイド)

EM-91Cは、単一指向性(カーディオイド)のコンデンサーマイクです。
マイク正面の音を中心に拾い、側面などの音はあまり拾わないため、自宅でのレコーディングやライブ配信に適しています。
使ってみたところでは、マイクの感度がかなり高めです。
そのため、オーディオインターフェイス側のGAINを結構下げないと、周辺の音もかなり拾ってしまうので注意しましょう。
一方、S/N比は78dBなので、周辺ノイズを拾いやすいわけではありません。
音量設定だけ気を付ければ、低ノイズできれいに録れます。
端子はXLR

EM-91Cは、XLR端子で接続するタイプのXLRコンデンサーマイクです。
PCやスマートフォンとの接続には、XLR端子搭載のオーディオインターフェイスが必要になります。

加えて、コンデンサーマイクなのでファンタム電源の供給も必要です。
こちらも、オーディオインターフェイスに搭載されているものなので、対応している製品を選択しましょう。

付属品

- マイク本体
- ショックマウント
- XLRケーブル(マイクケーブル)
7,000円以下の価格帯で、ショックマウントとマイクケーブルが付いています。
別途購入すると、2,000~3,000円程度はするので非常にコスパが良いですね。
一方、チープな造りになっており、耐久性などは価格相応です。


この価格帯なので、仕方ないところですね。
マイクケースはないので、外箱に収納するかマイクケースを別で購入しましょう。
Mackie EM-91Cをレビュー

それでは、EM-91Cを細かくレビューします。
総評すると、「激安で及第点は超えているコスパに優れたマイク」です。
マランツプロ MPM-1000と大体一緒で、できるだけ安価でまともに使えるマイクが欲しい人にうってつけです。
レビューでは、MPM-1000とaudio technica AT2020との比較も解説します。
価格は安いが音質は及第点を超えている

EM-91Cをオーディオインターフェイスに繋いで、ボーカルレコーディングしてみました。
実売価格6,780円ながらも、音質はしっかり及第点を超えています。
上を見ればキリがないですが、この音質で録れれば十分ではないかと感じました。
比較用にマランツプロ MPM-1000とaudio technica AT2020のサンプル音も用意しました。
まずは、MPM-1000と比べてみると、MPM-1000のほうがやや音の抜けが良く、高音域が強く感じます。

逆に、EM-91Cは音の抜けはやや悪いですが、中音域がふくよかという感じでしょうか。
好みが分かれる程度の違いなので、EM-91Cは十分MPM-1000の代替になると思いました。
続いて、audio technica AT2020との比較です。
こちらは、AT2020のほうが音の抜けもよく、クリアで聴きやすく感じました。

EM-91Cは、どうしても1枚膜があるような感じで、音が奥まって聴こえます。
AT2020は実売価格14,200円程度と、EM-91Cとは価格差もあるので仕方ないところでしょうか。
とはいえ、EM-91Cも1万円未満でこれだけの音質なのは、相当良いなと感じました。
できるだけ安価で、ちゃんと使えるマイクが欲しい方にはうってつけの製品です。
感度は高めでS/N比も優秀

EM-91Cは、感度が-30 dB ±3 dB(0 dB = 1 V/Pa @1 kHz)とかなり高めになっています。
そのため、オーディオインターフェイス側のGAINを下げて、音量は低めにすると良いでしょう。
実際に、MPM-1000とAT2020と録り比べたときも、EM-91Cだけかなり入力レベルが大きかったです。
マイク初心者だと、どうしても音量が大きくしがちで周辺ノイズも余計に拾ってしまいがちです。
筆者は、歌の録音時はGAIN+15dBで録ったので、まずはつまみを時計の10時~11時くらいの位置にして録ってみると良いと思います。(下図くらいの位置)

なお、シグナルとノイズの比率を示すS/N比は78dBと優秀です。
録ってみた印象でも低ノイズだったので、音量調整さえ間違えなければキレイに録れるはずです。
付属品はチープなので耐久性はやや低め

音質面では価格以上ですが、さすがに付属品の造りは価格相応といった印象です。
ショックマウントは、取り扱いを丁寧に行わないと形が歪みます。

また、角度を調整する部分に手でネジを回せるものがないので、調整にはマイナスドライバーが必要です。

筆者がマイクアームに逆さ設置したところ、デフォルトだとマイクがどうしてもお辞儀してしまう状態でした。

なので、マイナスドライバーでネジを締めて固定しています。
付属しているマイクケーブルも同様で、ちゃんと使えましたが耐久性はあまり高くなさそうに感じました。

マイクと付属品全部あわせて6,780円なので、付属品の質はさすがに期待しない方が良いです。
とはいえ、差し当たり使っていくには問題ないレベルなので、コスパは素晴らしいですね。
マイクはコンパクトで取り回しが楽

EM-91Cのサイズは155 × 48 mm、重量は210g。
コンデンサーマイクとしてはかなりコンパクトで軽量です。
自宅のデスクでレコーディングや配信をしていると、空間が狭いのでマイクの大きさは地味に重要なんですよね。
EM-91Cは、MPM-1000と比べて一回り小さく、マイクをPC画面の前に出しても邪魔になりにくいです。

また、不要な時にデスクの横などに置いておく分にも、小さいので省スペースで済みます。
安価でコンパクトながらも、音質はなかなか良いので、MPM-1000が生産完了になったことで一気に人気が高まりそうな気がします。
Mackie EM-91C まとめ

- 6,780円程度で歌の録音やライブ配信に使える、コスパ抜群のコンデンサーマイク
- 音はやや抜けが悪く、丸みのある質感。価格を考えると十分すぎるレベル
- ショックマウントとXLRケーブル付属で、追加出費なしで始められる
ぎたすけ
たけしゃん
Mackie EM-91Cのレビューでした。
予算を抑えつつ、ちゃんと使えるコンデンサーマイクが欲しい人にとって最適な一本です。
「歌ってみた」やライブ配信の入門用として、とても重宝しそうなマイクですね。
スマホ録音からグレードアップしたい方にも最適です。
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