Dm7 コードの押さえ方。キレイに鳴らすコツ、よく使うフォームを解説

Dm7のよく使うコードフォーム

ぎたすけ

コードの解説か。Dm7ってなんかよく出てくる気がするよ

たけしゃん

Dm7はほんとによく出てくるね。初心者が最初に覚えるギターコードの1つだよ

押さえるのも割と簡単だから、チャレンジしやすいよ

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音楽ブロガーたけしゃん

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たけしゃん

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ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
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Dm7の押さえ方

Dm7 コードの解説

Dm7の音

ギター演奏で使用頻度が高いコード Dm7。

押さえるのも比較的楽なので、Cコードと並んで初心者が最初に覚えるコードです。

人差し指で1・2弦の両方を押さえます。

Dm7を押さえている写真

人差し指は寝かせて、指を少し横に傾けて横腹部分で押弦しましょう。

対して、中指は1・2弦に触れないように指をしっかり立てましょう。

慣れるまでは人差し指に力を入れてしまいがちです。

力が入っていると、すぐに人差し指が痛くなってくるので、徐々に力を抜けるように意識して押さえましょう。

また、Dm7では5・6弦は鳴らしません。

Dm7を弾く時は5・6弦は鳴らさない

ストロークで弾く時は4弦以下だけを弾くように狙ってストロークしましょう。

鳴らす弦、鳴らさない弦を意識して演奏する技術は、ギター演奏において非常に重要です。

すぐに習得は難しいですが、意識して練習しているか否かでコードの音のクリアさが大分差がつくので気をつけましょう。

コードチェンジを練習しよう

KMS104_Plusで演奏を録ってるところ

Dm7は単体で押さえると、すぐにできるようになります。

一方でスムーズにコードチェンジをしようとすると、結構難しいコードになります。

ここでは、よくある定番のコード進行例を2パターン紹介するので練習してみましょう。

はじめは遅いテンポで、丁寧に練習するのがコツです。

C-Dm7-Em7-Am7

Dm7を使ったよくあるコード進行例

演奏音

アコギでよく使う、Cメジャーキーのコード進行例です。

Dm7はC、Em7、Am7、Gあたりが前後に出てくることが多いです。

簡単なコード進行ですが、コードチェンジをキレイにやるのは意外と難しいんですよね。

ですが、歌モノのアコギはこういった基本のコード進行をキレイに弾けることが超重要なのです。

G-D/F#-Dm7-G7

Dm7を使ったよくあるコード進行例

演奏音

補足
演奏音ではG→D/F#→Dm7→G7→Cを演奏しています

続いては、Gメジャーキーの定番コード進行例です。

理論的にはサブドミナントマイナーを使ったツーファイブというものですが、難しいことは考えずに弾いて、響きを覚えましょう。

このGメジャーキーのDm7→G7という流れはポップス曲では定番中の定番で非常に良く出てきます。

最近のヒット曲ではPretenderがGメジャーキーのDm7→G7を使った印象的なコードとメロディーの関係を作ってますね。

補足
原曲はA♭キーですが、アコギではカポタストを1フレットにつけてGメジャーキーで弾きます

Pretender/Official髭男dism(YouTube)

たけしゃん

サビの「でも、離れがたいのさ」の部分がDm7→G7ですね

他の曲でも使用されているケースは非常に多いので、マスターしておきましょう。

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Dm7の色んなコードフォームを覚えよう

Dm7のよく使うコードフォーム

パターン①

パターン②

パターン③

Dm7で使用することが多いのはローコードのパターン①と5弦ルートのパターン②の2種類ですね。

オーソドックスなポップス曲ではパターン①を使うことがダントツで多いです。

一方でシティポップなどのおしゃれな楽曲では、全体的に5F〜7Fあたりで演奏していることが多いため、パターン②の頻度が上がります。

音色的にもトップの音を1弦5Fにしたい場合が結構あって、ギターのスキルが上がるごとにパターン②の使用頻度は上がる印象ですね。

Dm7の分数コード

Dm7の分数コード 4種類

分数コードとは特定コードの最低音を指定したコードを指します。

Dm7の主な分数コードは上記4種類ですが、よく使うのは「Dm7/C」「Dm7/G」の2種類です。

分数コードの中では、そこまで登場頻度は高くないですが、たまに出てくるので覚えておきましょう。

Dm7 コード まとめ

ピアノがある部屋
  • Dm7はレ・ファ・ラ・ドで構成される4和音コード
  • 押さえるのは簡単だが、コードチェンジは割と難しい
  • 中級者以上になると5弦ルートのフォームを使う頻度が上がる

ぎたすけ

確かにコードチェンジはスムーズにいかなくて難しいな

たけしゃん

そうなんだよね。よく使うコードだから、コードチェンジ含めてじっくり練習しようね

Dm7コードの解説でした。

ギターコードの中でも登場頻度はトップクラスなので、丁寧に練習しましょう。

特にコードチェンジの滑らかさはギターが上手くなるほどに重要になってきます。

初心者のうちから、丁寧なコードチェンジを心がけると後が楽ですよ。

Dルートのコード解説記事一覧
D D6 D7 Dmaj7
Dm Dm6 Dm7 DmM7
Dm7-5 Ddim Dsus4 D7sus4
Dadd9 Daug D9 Dm9
D7(♭9) D7(#9) Dmaj9 D7(#11)
D7(13) D7(♭13)    
7コードの解説記事一覧
C7 C#7 D7 E♭7
E7 F7 F#7 G7
G#7 A7 B♭7 B7

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