ぎたすけ
たけしゃん
ライブ配信とかだと結構違ってくるから、コンデンサーマイク使う人は結構多いよ
飛ばし読みガイド
AKG C5
有名なマイクを数多く販売している老舗メーカーAKG。
そのAKGのライブで使えるボーカル用コンデンサーマイクがC5です。
実売価格は2万円程度でルックスが特徴的かつ魅力的な1本。
コンデンサー仕様のボーカルマイクの中でも手が出しやすい価格帯なのも嬉しいですね。
高音域がブーストされており、ボーカルの繊細な表現をしっかりと再現してくれるマイクです。
なお、XLR端子のコンデンサーマイクなので、使用するにはファンタム電源が必要です。
接続するミキサーやオーディオインターフェイスがファンタム電源対応か確認しましょう。
それでは、AKG C5の製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばしてレビューを読みたい方は<AKG C5をレビュー>を参照ください。
製品仕様の目次
カーディオイド
※ヒビノ商品ページから引用
AKG C5は正面の音のみを拾うカーディオイド(単一指向性)マイクです。
ボーカルや楽器の収録に使う一般的な指向性ですね。
音を拾う広さも普通〜やや狭めくらいなので、ボーカルマイクとして使いやすそうです。
ちなみにハウリング対策でもっと狭い指向性のマイクが欲しい方はスーパーカーディオイドのAKG C7もチェックすると良いでしょう。
周波数特性
※ヒビノ商品ページから引用
AKG C5の周波数特性は65Hz~20kHzです。
AKG C5は内部にプレゼンス・ブースターを装着しており、5kHz〜9kHzの高音域を5dBほどブーストしています。
プレゼンス・ブースターは簡単に着脱可能で、外すと周波数特性が変化します。
装着時の写真
外したときの写真
周波数特性の表で見ると、緑のラインが装着時で赤のラインが外した時のものです。
ボーカル用途だと中高音域は少し持ち上がってたほうが良いケースが多いので、基本は付けたままで良いでしょう。
自分でパーツを着脱して、周波数特性を変えられるマイクって珍しいので面白いですね。
大きさ・重量
- 大きさ(φ×H):51mm × 186mm
- 重量:330g
AKG C5はハンドマイクの中では標準的なサイズ・重量です。
自宅のマイクスタンドの対応状況は以下の通り。
- ブームスタンド(TAMA)…〇
- ブームスタンド(KC)…〇
- ブームスタンド(ノーブランド)…〇
- Roycel マイクアーム…〇
- ブーム型卓上スタンド…〇
どのマイクスタンドでも問題ありませんでした。
自宅で使う分にはマイクアームにつけて使うのが便利ですね。
付属品
AKG C5の付属品はマイクホルダーとマイクポーチです。
マイクホルダーには3/8変換ネジが付属しています。
マイクホルダーは柔軟性もありつつ、強度も良い感じで使いやすそうです。
AKG C5をレビュー
それでは、AKG C5をレビューしていきます。
レビュー内容を箇条書きでまとめると以下の通り。
- 音は高音域が煌びやかな感じ
- C214などのレコーディング用コンデンサーマイクにかなり近い
- 2万円で買えて音質良好なのでお手頃
使った感じはAKGのレコーディング用コンデンサーマイクにすごく近いです。
高音域が煌びやかでボーカルが使うのにちょうどいい感じ。
価格も2万円程度で買えるので、ライブ用コンデンサーマイクが欲しい方には良い選択肢になりそうです。
レビュー目次
高音域が煌びやか
AKG C5でレコーディングしてみると、高音域がキラキラしていますね。
AKG C214と似た傾向で近い音がするなと感じました。
※レコーディング用マイク AKG C214
C5でボーカル録りしてみると、高音で張った声が魅力的に聞こえますね。
実際にAKG C5でボーカルとアコギを別々に録った動画がこちら。
僕はAKG C214も使っているので、C5は近い特性で歌いやすかったですね。
アコギも粒がしっかりした音で録れていて、アコギ弾き語りの方は相性よさそうです。
ボーカルは高音が力強い人だと、相性がいいかなと感じますね。
力強いハイトーンだと、音がキレイに抜けてくれるので歌っていても気持ちいいはずです。
AKG C5はいかにもコンデンサーマイクって感じの音質ですが、ライブで使えるのは良いですね。
プレゼンス・ブースターで音質変更可能
AKG C5は内部のプレゼンス・ブースターを着脱することで音質を変更することができます。
※緑がプレゼンス・ブースター装着時の特性
プレゼンス・ブースターがついていると5KHzあたりからグッと音がブーストされています。
試しにプレゼンス・ブースターありとなしでボーカルの音を聴き比べてみましょう。
プレゼンス・ブースターあり
プレゼンス・ブースターなし
やっぱり、プレゼンス・ブースターつけてたほうが高音の強さはありますね。
ボーカルもアコギも基本的にはプレゼンス・ブースターありで問題ないかなと感じました。
ただ、高音がギラギラしてしまうときはプレゼンス・ブースター外すことで対処できるかもしれないです。
部品着脱で音域特性変えられるマイクって、なかなかないので面白いですね。
価格的にも手頃
AKG C5は実売価格で2万円程度です。
ハンドヘルド型コンデンサーマイクの中では中間くらいの価格帯で手が出しやすい製品ですね。
音質もC214に近い特性でコンデンサーマイクらしさがあるので、ダイナミックマイクと比べて繊細な表現もしっかり再現してくれます。
ライブハウスやスタジオからのライブ配信も盛んになっているので、ハンドヘルド型コンデンサーマイクを1本持っておくと何かと役に立ちますからね。
ライブ用のマイマイクとして持っておくと、非常に使い勝手がよさそうな製品です。
AKG C5 まとめ
- ライブで使えるAKGのハンドヘルド型コンデンサーマイク
- 高音が煌びやかでコンデンサーマイクらしい音がする
- 質が良くて実売価格2万円程度で買えるので、お手頃
ぎたすけ
たけしゃん
AKG C5のレビューでした!
AKGらしい音質で値段も手頃と良い感じの製品でした。
ライブも配信が中心になってきてから、ハンドヘルド型コンデンサーマイクを買う人も増えたみたいですが、価格的にも音質的にもおすすめの1本です。
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