OneOdio A10をレビュー。1万円以内で買えるANC搭載のBluetoothヘッドホン

OneOdio A10 右斜め下

ぎたすけ

1万円でANC対応のBluetoothヘッドホンってどうなの?安いの?

たけしゃん

A10はハイレゾも対応しているから、1万円にしてはスペック高いとおもうよ
補足

レビューのためにサンプル品を提供いただきました

A10の評価
音質
 (4)
付け心地
 (4)
コスパ(9,999円程度)
 (4)
総合評価
 (4)
メリット
デメリット
  • クリアで落ち着いた音
  • ハイレゾ対応ヘッドホン
  • マルチポイント接続対応
  • 50時間再生と長時間使える
  • 高音域がやや薄い
この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

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たけしゃん

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プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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OneOdio A10

OneOdio A10 正面
ドライバー40mm
周波数特性20~ 40,000 Hz
BluetoothV 5.0
インピーダンス32Ω ±15%
再生時間40時間(ANC+BT)
50時間(BTのみ)
62時間(ANCのみ)
重量295g
公式サイト

低価格かつ高音質な製品で人気のOneOdio。

そのOneOdioから2023年1月に新発売されたワイヤレスヘッドホンがA10です。

もともと、販売されていたA10からグレードアップし、新しいパッケージになっています。

OneOdio A10 左斜め下

旧製品からの主な変更点は以下の通りです。

  1. ヘッドビーム構造最適化による耐久性アップ
  2. 連続再生時間の向上
  3. ANC(ノイズキャンセリング)の改善
  4. ハイレゾ認定(音質向上)

ノイズキャンセリング、マルチポイント、ハイレゾ対応の高機能なBluetoothヘッドホンです。

それでは、A10の製品仕様から解説していきます。

仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<OneOdio A10をレビュー>を参照ください。

製品仕様の目次

Bluetooth 5.0対応

OneOdio A10 右イヤーパッド ボタン

A10はBluetooth 5.0に対応したワイヤレスヘッドホンです。

イヤーパッド側にボタンがあり、PC・スマートフォンなどと簡単に接続できます。

なお、マルチポイントに対応しているため、2つの端末と同時接続できます。

また、AUX端子が用意されており、有線で利用することもできます。

OneOdio A10 下から撮った
左上の3.5mm穴がAUX端子

接続するための3.5mmケーブルも付属しています。

更にはマイクも内蔵されているため、1台で色んな使い方ができます。

アクティブノイズキャンセリング

OneOdio A10 左イヤーパッド端子

A10はアクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応したヘッドホンです。

35dBのリダイレクションで低域および中域の周波数ノイズを最大95%遮断します。

補足

有線モードの場合はノイズキャンセリングは使えません

車の激しい大通りでもANCをONにすると、走行音はほとんど聞こえなくなります。

また、外部の音を取りこむ透過モードも選択できます。

イヤーカップは90度回転可能

OneOdio A10 付属ケースを開けたところ

A10のイヤーカップは左右どちらにも回転できるようになっています。

ケースの収納して持ち歩く際は折り畳んで、コンパクトにできます。

また、サイズ調整幅は3.5cmまで伸ばせるため、サイズ感はかなり余裕があります。

OneOdio A10 サイズ調整部分

側圧もやさしめなので、長時間付けていても苦ではありませんでした。

約50時間の連続再生

OneOdio A10 イヤーパッドは90°横回転する

A10のBluetoothは約50時間ほど連続再生可能です。

補足

バッテリーテストは50%の音量でのオーディオ再生で実施

Bluetoothでアクティブノイズキャンセリングをつけても、40時間連続再生できます。

充電時間は約2時間ほどなので、外出時も使いやすい仕様になっています。

付属品

OneOdio A10 付属ケース
OneOdio A10付属のUSBケーブルと3.5mmケーブル

A10の付属品は専用ケース、USBケーブル、3.5mmケーブルです。

専用ケースは価格の割に大分良いものが付属しています。

OneOdio A10 付属ケースを開けたところ

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OneOdio A10をレビュー

OneOdio A10 左斜め下
A10の評価
音質
 (4)
付け心地
 (4)
コスパ(9,999円程度)
 (4)
総合評価
 (4)

それでは、A10を細かくレビューしていきます。

はじめにメリット・デメリットを箇条書きでまとめると以下の通りです。

メリット
デメリット
  • クリアで落ち着いた音
  • ハイレゾ対応ヘッドホン
  • マルチポイント接続対応
  • 50時間再生と長時間使える
  • 高音域がやや薄い

音もなかなかによく、機能も充実しています。

1万円以内で買えるワイヤレスヘッドホンとしては、かなり優秀ではないかと感じました。

製品レビューの目次

クリアで落ち着いた音

OneOdio A10 右斜め下

A10はクリアで落ち着いたサウンドになっています。

高音域がやや薄めですが、全体のバランスは良いので、どのジャンルも聴きやすいですね。

1万円以内では、音はかなり良いと感じました。

一方でSONYやゼンハイザーで慣れてる人は高音域の迫力で物足りなさを感じそうです。

OneOdio A10 下から撮った

ただ、ノイズキャンセリングONにすると、かなり高音域に寄ったサウンドに変わります。

なので、ノイズキャンセリングONがメインの人はあまり心配ないかもしれません。

サウンド特性で好みは出そうですが、価格を考えると音はかなり良いです。

ノイズキャンセリングの効きも良い

OneOdio A10 左イヤーパッド端子

A10のノイズキャンセリング機能もなかなかよいです。

車の通りが激しい大通り沿いでも、ノイズキャンセリングをONにすると車の走行音はほとんど聞こえません。

以前のA10はノイズキャンセリングが弱いというレビューが多かったですが、本製品はかなり良い感じにかかります。

また、外音取り込み機能である透過モードも良い感じです。

OneOdio A10 左イヤーパッド 上部

密閉型ヘッドホンで遮音性がもともと良いのもあり、透過モードに変えると一気に外の音が入ってきます。

普段使っている、AirPods Proと比べてもノイズキャンセリング周りはそん色ないですね。

非常に良くできていると感じました。

付け心地も上々

OneOdio A10 イヤーパッド内部

OneOdioのヘッドホンはイヤーパッドが良いんですよね。

A10もオーバーイヤータイプの包み込むタイプですが、側圧も程々で付け心地は上々です。

弾力性もあって、耳への負担も少ない構造になっています。

ヘッドホンの重量も295gと標準的な重さなので、長時間付けていてもそんなに疲れません。

OneOdio A10 斜め上から撮った

音質、機能、付け心地など、どの評価軸でもよくできた製品と感じました。

落ち着いたサウンド特性で好みが分かれそうですが、予算1万円のワイヤレスヘッドホンではかなり良いです。

OneOdio A10 まとめ

OneOdio A10 外箱
  • 1万円程度のハイレゾ対応ワイヤレスヘッドホン
  • ノイズキャンセリングと外音取り込み機能あり
  • サウンドは高音域がやや薄めの落ち着いた音

ぎたすけ

まとめると優等生って感じのワイヤレスヘッドホンだったな

たけしゃん

そうだね。バランス良くて、そつが無いヘッドホンって感じだったね

OneOdio A10のレビューでした。

一通りの便利な機能を搭載し、どれも使い勝手も良かったです。

予算1万円のワイヤレスヘッドホンでは、よくできた製品だなと感じました。

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