ぎたすけ
たけしゃん
喉ケアで使う吸入器
吸入器は薬などを霧状にして、気管支に直接届けるために使われます。
ボーカルの喉ケアの場合は薬は使わずに水、生理食塩水を霧状にして喉の奥に届けます。
吸入器を使うことで、喉の奥まで温めてくれるので、歌う前に使うことで喉の調子を整えることができます。
ちなみに吸入器は色々ありますが、ボーカルだと僕も使っているA&D ホットシャワーが有名です。
有名アーティストの使用者が多く、A&D公式サイトではLiSAさんのインタビュー記事が掲載されていますね。
有名ボイストレーナーのりょんりょん先生が薦めてることもあって、ボーカルでは定番の製品になってますね。
ここからはホットシャワーについて、もう少し掘り下げて解説していきます。
超音波湯熱方式
ホットシャワーは超音波湯熱方式を採用しています。
パナソニックやオムロンなどの大手メーカーはスチームやコンプレッサー式なので、市販品だとやや珍しい形式です。
超音波湯熱方式の特徴
ホットシャワーは普通の水道水を入れると、暖かい霧となって出てきます。
動作音も静かなので、夜に使っても安心なのが良いところですね。
また、噴射量も多いので、喉・鼻はかなり潤います。
一方で鼻と口の周りがびしょ濡れになります(苦笑)。
デメリットはパーツがたくさんあって、使用後に全部洗って拭くのがやや面倒な点です。
とはいえ、多いと言っても大した数ではないので、そこまで苦ではありません。
生理食塩水が使える
ホットシャワーは水以外に生理食塩水も使用可能です。
生理食塩水は人体の塩分濃度とほぼ同じ食塩水で、刺激が少なく、むせにくいのが特徴です。
なお、ホットシャワーは付属の計量スプーンで簡単に生理食塩水を作れるようになっています。
生理食塩水が使える市販の吸入器は地味に少ないんですよね。
使ってみるとわかりますが、水道水だと吸入前半は結構むせます。
歌う直前に激しくむせると、ダメージが残るので歌う前は面倒でも生理食塩水をおすすめします。
僕も水はむせますが、生理食塩水だと全くむせないです。
ボーカル的には生理食塩水が使えるかどうかは地味に大きいです。
吸入器の喉ケア効果
続いては、吸入器を使ったときの喉への効果についでです。
そこまで劇的な効果はないですが、不快感は改善されるので花粉症シーズンは非常に役立ってます。
特に鼻詰まりが一時的に改善されるので、鼻が詰まってるときは本当に助かってます。
喉のケアについては、日ごろの保湿ケアの一助といったレベルです。
ただ、乾燥している冬場だと、吸入した直後は潤った感覚はしっかり得られるのが良いところですね。
水を飲んだり、のど飴をなめるよりは体感で効果はあるように感じます。
喉や鼻に不快感があると、どうしても気になってしまうので、一時的にでも和らげる効果があるのは大きいと感じますね。
ちなみに僕がホットシャワーを買ったのは10年以上前ですが、今でも普通に使えています。
吸入マスクや吸入液カップは単品で買えるので、パーツだけ交換しながら長く使えます。
吸入器 まとめ
- のどや鼻の不快感を軽減してくれるアイテム
- うがいより喉の奥までミストが届く
- ボーカルで有名なのはA&Dのホットシャワー
ぎたすけ
たけしゃん
喉ケア向けの吸入器についての解説でした。
ちなみに携帯用の吸入器もあって、試しに買ってみましたが、ホットシャワーに比べると効果は大分弱いです。
自宅など日常的に使うのであれば、据え置き型のホットシャワーを使いましょう。
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