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アコギ 初心者講座 全19話で初心者がやるべきことを徹底解説
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Fender CC-60S Concert
2万円前半という価格帯でありながら、音質や演奏性はなかなかに良いFender CC-60S Concert。
Fenderはエレキギターやエレキベースで超有名なギターメーカーですが、アコギも低価格帯中心に販売しています。
YUIさんが使用していたことから、女性アーティストはFenderのアコギから入る人が多いんですよね。
また、Fenderのアコギはエレキギターとの兼用を意識してネックが持ちやすいようにエッジ加工されています。
そのため、手が小さく、握力も弱い女性でも比較的弾きやすいのでFenderのアコギから入るというのはおすすめです。
そんな、Fenderのエントリーモデル CC-60Sの製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばして、レビューを見たい方は<CC-60Sをレビューする>を参照ください。
CC-60Sの仕様 目次
ボディサイズ
CC-60SはConcertボディという、やや小さめのボディサイズになっています。
一般的なアコースティックギターサイズであるドレッドノートと並べてみると、こんな感じ。
※左がCC-60S、右がドレッドノート
CC-60Sのほうがシュッとした感じで、やや小さいというレベルです。
CC-60Sのボディシェイプもアコギでは定番のものです。
小ぶりなボディが抱えやすい上にルックスも良い感じなので、このサイズ感が好きな人は多いですね。
ちなみにドレッドノートサイズが良い方はCD-60Sという機種が用意されています。
基本的な仕様はCC-60Sと一緒でボディサイズをドレッドノートにしたものです。
「Easy-To-Play」ネック
Fenderアコギの大きな特徴であるのが「Easy-To-Play」ネックです。
フィンガーボード・エッジに滑らかなロールオフ加工を施してあり、弾きやすい仕様になってます。
ナット幅自体は43mmと割と普通なんですが、ネックが体感で薄く感じることに加え、弦高がやや低めになってるので非常に弾きやすいです。
初心者のうちは弦を押さえるのが大変なので、初心者向けに特化したギターはネック部分を握りやすくする工夫をしているんですよね。
特に指の力が弱い人は最初は苦労が多いので、「Easy-To-Play」ネックに細めのギター弦を張ることで少しは楽になると思います。
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カラーバリエーション
CC-60Sはカラーバリエーションとしてナチュラル、サンバーストの2種類が用意されています。
ナチュラル
サンバースト
どちらも定番のカラーで使いやすいですね。
僕が持っているのはナチュラルカラーです。
また、珍しくレフティ用が用意されています。
左利き用のギターが欲しい方はレフティ用のCC-60S LHを選択しましょう。
ソフトケース付き
ギターを収納するソフトケースが付属しています。
さすがに低価格ギターの付属品なので衝撃を吸収するクッションなどは入ってません。
持ち運ぶ際はぶつけないように気を付けましょう。
ソフトケース前面部分にはポケットがあり、譜面や小道具を入れられます。
ギタースコアも数冊は入るので、部活やサークルの練習での持ち運びには十分ですね。
また、背中で担げるよう仕様になっているので衝撃には弱いものの持ち運びするのは楽ではあります。
たけしゃん
小ぶりなコンサートサイズ
通常のドレッドノートサイズ
Fender CC-60Sをレビュー
それでは、具体的にFender CC-60Sをレビューしていきます。
まずは箇条書きでレビュー内容をまとめると以下の通り。
- 音質は歯切れよく、低価格ギターによくある感じ
- ネックが握りやすくて、かなり弾きやすい
- 2か月くらい弾いた感じは耐久性も大丈夫そう
初心者向けのアコースティックギターとして、かなり優秀な製品です。
実売価格で2.3万円くらいと安めなのも良いですね。
ネックが握りやすくて弾きやすいところもポイント高いです。
レビューの目次
音質は軽めで歯切れがよい
Fender CC-60Sを弾いてみた感じは歯切れがよく軽めの音質です。
2~3万円台のアコギによくある感じの音ですね。
また、CC-60Sは小ぶりなボディなのもあって、音のレスポンスが良いのでアルペジオやカッティングが気持ち良いです。
実際にCC-60Sで演奏した動画がこちら。
こういった感じのおしゃれ曲は軽めの音質がよく合いますね。
2万円前半の安いギターですが、日ごろの練習で使ったり、YouTubeなどで弾き語り動画を作るには十分な音質です。
さすが、Fenderですね。安いなりにちゃんと楽器として仕上がってます。
ネックが握りやすくて弾きやすい
Fenderアコギのウリである、「Easy-To-Play」ネックはほんとに弾きやすいです。
ネックの幅や厚さを測ってみると他のギターとそんなに変わらないんですが、体感だと大分細く、薄く感じます。
このへんが、ロールオフ加工の効果なんでしょうが、初心者にはありがたい仕様です。
低価格帯ギターだと、押さえやすいネックというコンセプトで作ってあるギターが意外と少ないんですよね。
Taylor Academyシリーズが同様のコンセプトですが、あちらは10万近くしますからね。
強いてデメリットを挙げるとすると、「Easy-To-Play」ネックに慣れると普通のアコギがやや弾きにくく感じてしまうかな…と思う点です。
まあ、慣れの問題なので大したデメリットではないですが、手のサイズが普通以上の人はオーソドックスなYAMAHA FG820を検討するのもいいかなと思いました。
逆に手が小さい人や指の力が弱い人は最初の3カ月で挫折しやすいので、少しでも押さえるのが楽なギターを選んだ方がいいです。
そのため、手が小さい女性にはFender CC-60Sをおすすめしたいですね。
ストラップピンがついてて便利
Fender CC-60Sはボディ上部にストラップピンがついています。
ストラップピンはストラップをつけるときに使うものですが、ついてないギターが圧倒的に多いんです。
ストラップピンの有無でどう変わるかというと…
パターン①(ストラップピンあり)
パターン②(ストラップピンなし)
ストラップピンがあるパターン①はボディ上部とボディ下部にストラップを取り付けるだけなので簡単かつ、スタイリッシュに立って演奏できます。
ストラップピンがないパターン②は紐などをつかってストラップをギターヘッドに縛り付ける必要があります。
立って演奏する機会が多い人はストラップピンがあったほうが断然楽ですね。
CC-60Sは最初からストラップピンがついてるので楽でいいです。
初心者向けギターとしては優秀
CC-60Sは2万前半という価格帯、弾きやすい仕様のネック、それなりの音質と初心者向けとしてよくできたギターです。
音質は安いギターという感じの音ですが、アコギとして十分使えます。
予算を押さえて、初心者に優しい弾きやすいギターを買いたい人には非常に良い製品です。
CC-60Sでギターを練習して、成長して本格的に音楽がやりたいと思ったら、もっと良いアコギに乗り換えると良いでしょう。
小ぶりなコンサートサイズ
通常のドレッドノートサイズ
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Fender CC-60S まとめ
- 2万円前半で買える、Fenderの初心者向けギター
- ネックが加工されていて弾きやすい、初心者向けの仕様
- 低価格ギターによくある感じの音で練習や演奏動画制作には普通に使えるレベル
ぎたすけ
たけしゃん
Fender CC-60S Concertのレビューでした。
エレキギターというイメージが強いメーカーですが、アコギも弾きやすくて使いやすいですね。
ちなみにFenderはギター購入者に30日無料のオンラインレッスンを提供しています。
ただ、英語っぽいので参考程度みたいですね。
日本語対応してくれると、すごくいいんだけどなぁ。
オンラインレッスンの部分は少し残念ですが、弾き語りすとLABOの初心者講座を使ってぜひ練習してみてください!
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