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audio technica AE5400
![audio technica AE5400](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/AE5400_2.webp)
ライブやスタジオセッションで使えるコンデンサーマイク audio technica AE5400。
レコーディングスタジオで定番のコンデンサーマイク AT4050と同等のダイアフラムを使った本格的なコンデンサーマイクです。
![audio technica AT4050](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/07/AT4050-15.webp)
※レコーディング用マイクで定番のAT4050
AE5400は音質の良さに定評があって、ボーカルマイクの中でもプロアーティスト使用者が多い印象です。
有名な方だと、back numberの清水 依与吏さんが2019年のライブツアーで使用してましたね。
そんな、音質も素晴らしいAE5400ですが、価格も4万円台と品質から考えると大分リーズナブルなのも良いんですよね。
![audio technica AE5400](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/AE5400_7.webp)
※コンデンサーマイクなのでファンタム電源が必要
まずはAE5400の商品仕様から細かく解説していきます。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<AE5400をレビュー>を参照ください。
AE5400 仕様 目次
指向性
![AE5400の指向性](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/11/AE5400_11.webp)
※公式の仕様書から引用
AE5400は正面の音のみを拾う単一指向性を採用しています。
ボーカルや楽器など音楽用途で使用するマイクとしては一般的な指向性です。
音を拾う範囲もハンドヘルド型コンデンサーマイクの中では割と広めなので、使いやすい感じしますね。
一方で音が回り込んでハウリングしないようにモニターの位置などには気を付けましょう。
周波数特性
![AE5400の周波数特性](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/11/AE5400_12.webp)
※公式の仕様書から引用
AE5400の周波数特性は20-20,000Hz。
レコーディング用のコンデンサーマイクと同等の広さですね。
グラフ見ても、低音域から高音域までかなりしっかり拾う感じです。
高音域がやや上がっているものの、オーディオテクニカらしくフラットよりの調整ですね。
大きさ・重量
![AE5400をマイクスタンドにつけたところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/11/AE5400_14.webp)
- 高さ×横 179mm × 50mm
- 重量:330g
AE5400はハンドマイクの中では標準的な大きさ・重量です。
どこで使うにも困らないサイズ感が良いですね。
自宅にあるマイクスタンドで試した結果は下記の通り。
- ブームスタンド(TAMA)…〇
- ブームスタンド(KC)…〇
- ブームスタンド(ノーブランド)…〇
- Roycel マイクアーム…〇
- ブーム型卓上スタンド…〇
どれでもOKでした。
まあ、マイクは300~400g程度が大半なので、330gなら大抵のスタンドで問題なさそうです。
本体機能
![AE5400のPADとローカット](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/AE5400_10.webp)
AE5400の本体部分にはPADとローカットのスイッチがついています。
PADは-10db減衰させるもので、上にスイッチを上げると音量がガクンと下がります。
![AE5400のPAD](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/AE5400_3.webp)
ミキサーやDAWなど操作せずにとっさに音量を下げたいときに役立ちます。
ローカットはスイッチを上に上げると低音域(80Hz 12db/oct)がカットされます。
![AE5400のローカット](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/AE5400_4.webp)
簡易な音響設備しかない状況で、低音が回ってしまう場合に本体だけでローカットできるのは便利ですね。
なお、どちらのスイッチも手で持ったときに誤作動しないようスイッチは引っ込んでます。
棒状のものでひっかけないとスイッチ切替できないので、安心して下さい。
付属品
マイクポーチ
![AE5400のマイクポーチ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/AE5400_8.webp)
マイクホルダー
![AE5400のマイクホルダー](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/AE5400_9.webp)
AE5400は付属品として、マイクポーチとマイクホルダーが付いています。
マイクホルダーには変換ネジもついていて、異なるネジのマイクスタンドに対応できます。
オーディオテクニカの付属品はどれも品質が良くて使いやすいです。
特にマイクホルダーは柔軟性が高いラバー素材「Quiet Flex」を使っていて、最初から楽に使えます。
僕も長年、オーディオテクニカのマイクホルダーを使ってますが、丈夫で10年は使えてますね。
AE5400
マイクケーブル
audio technica AE5400をレビュー
![audio technica AE5400](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/11/AE5400_13.webp)
それでは、AE5400を細かくレビューしていきます。
はじめにレビュー内容を箇条書きでまとめると、下記の通り。
- 音質がほんとに素晴らしい!
- レコーディング用コンデンサーマイクと比べても負けてない
- 頑丈でしっかりした造り
- これで4万円台はすごい!
総評すると、素晴らしいマイクです!
音質・耐久性・価格のどの面で見ても、素晴らしい。プロ使用者が多いのも納得。
これで、4万円台で買えるのが良いですね(2020/11/5付けのサウンドハウスで税込41,580円)。
ライブ用、レコーディング用に1本ずつマイクを買うのもいいですが、AE5400 1本買って両対応するのも大分良い感じです。
レビューの目次
音質が素晴らしい!
![AE5400で演奏を録ってるところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/11/AE5400_1-1024x576.webp)
AE5400を使って、nanaに投稿したり、演奏動画録ったりしてみました。
まず、録って思ったことがほんとに音が良い!
3~4万円程度するレコーディング用のコンデンサーマイクと比べてもそん色ないです。
実際にAE5400でボーカル・アコギを別々に録った動画がこちら。
アコギの最初のコード音がすでにすごく良い感じの音質。
ボーカル用マイクですが、アコギもばっちりです。
ボーカル録りも低音から高音まで情報量が多くて、レコーディング用のコンデンサーマイク使ってるのと変わらないレベルです。
これだけの音質でライブでも使えるのはほんとに凄いです。
ボーカル録りの音を他マイクとも比較してみましょう。
- AE5400
- SHURE SM58(ダイナミックマイク)
- e965(コンデンサーマイク)
- TLM 102(コンデンサーマイク)
AE5400(4.1万円程度)
![audio technica AE5400](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/AE5400_6.webp)
SM58(1.2万円程度)
![SM58の画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/07/SM58_3.webp)
e965(6万円程度)
![ゼンハイザー e965](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/e965_4.webp)
TLM 102(6.7万円程度)
![TLM 102とショックマウント](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2018/11/TLM102_2.webp)
SM58は比較用で入れたものの、このレベルのマイクと並べると違いがでますね。
価格帯的にも仕方ないところです。
同じハンドヘルド型コンデンサーマイクのe965、レコーディング用コンデンサーマイク TLM 102、AE5400の3本はかなりいい勝負ですよね。
比較すると音の広がり的な部分でTLM 102が良く聴こえるのですが、AE5400もかなり競ったレベルの音質。
この音質でライブで使えることや4万円台で買える点など、AE5400はほんとに素晴らしいマイクです。
頑丈でしっかりした造り
![AE5400をマイクスタンドにつけたところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/11/AE5400_14.webp)
プロのライブツアーでも使用されてるだけあって、頑丈な造りになっています。
ボディは丈夫で硬いダイキャストボディが採用されています。
僕は同じダイキャストボディのAE6100を持ってますが、10年使っていても問題ないです。
![AE6100を正面から撮った写真](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/06/AE6100_1-1.webp)
※audio technica AE6100 10年使ってても凹みとかなし
オーディオテクニカの製品はマイクにヘッドホンに色々持ってますけど、全部頑丈です。
AE5400も買ったら、自宅にスタジオにライブハウスに使い回したいでしょうから丈夫なのは心強いです。
4万円台で買えるのはすごい
![audio technica AE5400](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/AE5400_2.webp)
AE5400が良いと思ったのは価格が安いことなんですよね。
AT4050と同等のダイアフラムを使っていて、4万円台で購入できます。
他メーカーのハイエンドなハンドヘルド型コンデンサーマイクは6万円くらいはするので、だいぶ安いです。
価格は安いですが、音質や耐久性は素晴らしく、他メーカーのハイエンドモデルに負けていません。
4万円台で、このレベルのマイクはほんとに魅力的なんですよね。
AE5400はライブ、ライブ配信、DTMと色んな場面を1本でこなせます。しかも高音質。
昨今の状況でライブハウスやスタジオからのライブ配信をする機会も増えているので、このレベルのマイクを1本持っておくと非常に便利です。
AE5400
マイクケーブル
audio technica AE5400 まとめ
![DTMをやっている風景](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/03/recording.webp)
- AT4050と同等のダイアフラムを使用したライブで使えるコンデンサーマイク
- 音質が素晴らしい。レコーディング用コンデンサーマイクに負けていない
- 4万円台で買えて、ライブにレコーディングに活躍する1本
ぎたすけ
たけしゃん
audio technica AE5400のレビューでした。
最初に音を録り始めた時点で音質の良さを感じるマイクでしたね。
音質も良くて、価格も安い、文句なく良いマイクです。
オーディオテクニカの製品って、やっぱりコスパいいなと改めて感じました。
スタジオやライブハウスからのライブ配信で使える高音質なマイクを探してる方は要チェックです!
AE5400
マイクケーブル
![audio technica AE3300](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/AE3300_5-160x160.webp)
![NEUMANN KMS104](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/11/KMS104_7-160x160.webp)
![AKG C7](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/01/AKG-C7-5-160x160.webp)
![audio technica AE3300](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/AE3300_10-160x160.webp)
![コンデンサーマイクを10本並べた画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/11/condencer-mic-160x160.webp)
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