評価:4
ぎたすけ
たけしゃん
YCM01で録った動画
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YAMAHA YCM01

マイクタイプ | XLRコンデンサーマイク |
指向性 | 単一指向性 |
周波数特性 | 30Hz – 20kHz |
最大SPL | 130dB |
寸法 | 166 × 55mm |
重量 | 0.4kg |
YAMAHAがAG03MK2と同時に発売したコンデンサーマイク YCM01。
カワイイデザインでAG03MK2と親和性が高い作りになっています。

なおカラーはホワイト、ブラックの2種類から選択できます。

昔からAG03を買うときにセットで買うマイクは悩むポイントでしたからね。
AG03MK2とYCM01をセットで使ったところ、ノイズも少なくクリアで聴きやすい音が録れました。
これから配信を始めようと思う人はYCM01とAG03のセット購入は間違いない選択肢になりそうです。
まずはYCM01の製品仕様から細かく解説していきます。
仕様を飛ばしてレビューを読みたい方は<YAMAHA YCM01をレビュー>を参照ください。
製品仕様の目次
XLRコンデンサーマイク

YCM01はXLRタイプのコンデンサーマイクです。
PCやスマホなどと接続する際にはオーディオインターフェイスが必要です。

接続にはXLRケーブルを用いてマイクとオーディオインターフェイスを接続します。


そして、オーディオインターフェイスとPC、スマホを接続することでマイクを利用できます。

また、コンデンサーマイクを動作させるにはファンタム電源が必要です。
オーディオインターフェイスのファンタム電源を忘れずにONにしましょう。

音を拾う位置はマイク正面なので、マイクアームなどを使って正面設置しましょう。

YCM01はコンデンサーマイクなので、繊細でキレイに音を拾ってくれます。
単一指向性

YAMAHA YCM01は正面の音を中心に拾う単一指向性マイクです。
左右、背面など、周囲のノイズを拾いにくい指向性ですね。

逆に言うと、正面から発音しないと音をあまり拾いません。
マイクスタンドなどを使って、自身の正面にマイクがくるように設置しましょう。
YCM01に合うマイクスタンド

YCM01は約400g程度なので、平均的なマイク重量です。
そのため、基本的にはどのマイクスタンドでも安定して設置できます。
PCデスクなどで配信するなら、机に取り付けできるマイクアームを使うと良いでしょう。
KTSOULが安くて、ポップガードなども付いているのでおすすめです。
普通のマイクスタンドであれば、KCが安くて丈夫でおすすめです。
付属品



- マイク本体
- スタンドマウント
- マイクポーチ
YCM01は付属品にスタンドマウントとマイクポーチが付いてきます。
スタンドマウントはマイクスタンドと取り付けする際に使うアイテムです。


価格の割に質感が良く、丈夫で長持ちしそうです。
また、YCM01には携帯用のマイクポーチも付属しています。

ポーチも質がいいですね。
1万円程度のマイクだとポーチなしも多いので、携帯や保存が楽で良いですね。
YAMAHA YCM01をレビュー

それでは、YCM01を細かくレビューしていきます。
はじめにメリット・デメリットを箇条書きでまとめると以下の通り。
音質は価格の割に良いと感じました。
レビューでは、YCM01とAT2020を比較したサンプル音源を用意したので、聴き比べてみてください。
フラットで素直な音

YCM01で歌やアコギを録ってみると、原音そのままというイメージでした。
AT2020などもフラットよりですが、YCM01はもっと平坦という感じ。
仕様書の周波数特性を見ても。基本は平坦で10kあたりが少し上がってる程度です。

コンデンサーマイクは2kくらいから少しずつ持ち上がっているものが多いので、ここまで平坦なのは珍しい気がします。
使っていても、どちらかというとスピーチ・トークに最適化されているイメージですね。
ライブ配信、ゲーム実況、オンライン会議などには非常に良いと感じました。

とはいえ、歌ってみたや楽器録りでも必要十分な音質です。
実際にYCM01とAG03MK2を使って制作したカバー動画がこちら。
配信と制作を兼用するのに使い勝手の良いマイクですね。
アイコニックなビジュアル

YCM01はかわいくて、親しみのあるデザインになっています。
オーディオインターフェイスのAGシリーズと親和性が高いところも良いですね。

マイク・オーディオインターフェイス・ヘッドホンのセット製品もあります。


デザインのコンセプト、カラーリングを合わせると、それだけで大分おしゃれに見えますよね。
最近は配信や写真などで自分のデスク回りを公開することが割と多いので、アイテムのデザインを揃えるのは結構大事だったりします。

マイクとオーディオインターフェイスをセット買いするには選びやすい製品ですね。
競合製品との比較
![]() YCM01 | ![]() AT2020 | ![]() MPM-1000 | |
音の特性 | フラット | フラット | フラット |
S/N比 | 記載なし | 71dB | 77dB |
指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 |
付属品 | スタンドマウント マイクポーチ | スタンドマウント マイクポーチ | ショックマウント マイクスタンド ポップガード マイクケーブル |
重量 | 約400g | 345g | 約300g |
実売価格 | 約1.3万円 | 約1.1万円 | 約0.6万円 |
競合製品とも比較してみましょう。
比較対象は低価格帯マイクで人気のaudio technica AT2020とマランツプロ MPM-1000です。
まずはワンフレーズ歌った音源を用意したので、聴き比べてみましょう。
オーディオインターフェイスはAG03MK2です。
YCM01

AT2020

MPM-1000

まあ、音質はそんなに変わらないですね。
安いMPM-1000はYCM01やAT2020と比べて、本体や付属品の造りの部分で品質が落ちます。

色々と比較してみましたが、どれ選んでも問題ないというのが正直な所感ですね。
個人的にはAGシリーズを使うならYCM01。それ以外なら若干価格が安いAT2020を選びます。
やはり、YCM01の強みはAG03MK2との親和性の高さですね。

デザインの親和性はもちろん、製品相性もバッチリなので安心です。
オーディオインターフェイスにYAMAHA AGシリーズを選ぶなら、YCM01が間違いない選択ですよね。
YAMAHA YCM01 まとめ

- YAMAHA製のXLRコンデンサーマイク
- 音質はフラットでスピーチやトークに最適
- AG03MK2との親和性が高いのでセット買いするとよい
ぎたすけ
たけしゃん
YCM01のレビューでした!
ちなみに2022年6月にはYAMAHA AG01というUSBマイクも発売されます。

YCM01やAG01の登場で配信やテレワークにおける選択肢が色々広がりそうですね。
ちなみに配信に加えて、音楽制作をやる人はUSBマイクよりYCM01とAG03MK2のコンビがおすすめです。
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