ぎたすけ
たけしゃん
初心者向けギターの中でも、価格・デザイン・機能のどれも良い機種だね
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YAMAHA STORIA
※YAMAHA STORIA I
2019年7月末に発売された、YAMAHAの新作ギター YAMAHA STORIA。
「お気に入りの部屋、音楽、休日の過ごし方。一人ひとりの毎日を彩り豊かに」というコンセプトの製品です。
STORIAの特徴
- 女性でも抱えやすいスリムボディ
- 部屋のインテリアになるおしゃれなルックス
- 弦高低め・薄めのネックで弾きやすい仕様
コンセプト通りで自宅の部屋に置きやすく、気軽に演奏しやすい造りです。
予算5万円のギターに該当する価格帯なので、これからギターを始める人にはおすすめしやすいモデルです。
STORIA I
STORIA II
STORIA III
YAMAHA STORIAの種類
- STORIA I…トップ材にスプルースを使ったオフホワイトカラーなおしゃれなモデル
- STORIA II…オールマホガニーで魅力的な杢目を押し出したモデル
- STORIA III…オールマホガニーでトップをチョコレートブラウンカラーにしたシックなモデル
YAMAHA STORIAシリーズのバリエーションは3種類。
価格はどれも一緒です。
STORIA Iと他2機種(STORIA II、STORIA III)で使用している木材が異なるため、音質も若干の違いがあります。
ただ、価格帯やコンセプトからも音質よりルックスの違いがポイントです。
あなたの部屋のインテリアと馴染むのはどれか?
あなたの着る服と馴染むのはどれか?
…などファッションアイテムを選ぶ感覚で好きな機種を選ぶと良いでしょう。
YAMAHA STORIAのボディサイズ
- 全長:1021 mm
- スケール長:634 mm
- ボディ長:497 mm
- ボディ幅:380 mm
- ナット幅:43mm
通常の大きさのアコギと比べて、横幅がスリムになったボディサイズです。
YAMAHAのオーソドックスなサイズであるFGシリーズと比較すると、こんな感じ。
- 全長:1021mm
- スケール長:634mm
- ボディ長:497mm
- ボディ幅:380mm
- ナット幅:43mm
- 全長:1038mm
- スケール長:650mm
- ボディ長:505mm
- ボディ幅:412mm
- ナット幅:43mm
縦幅は大差なく、横幅が一回り小さくなった感じですね。
数値で見ると大差ないように見えますが、抱えた時の感覚は結構違います。
また、部屋に置いたときの感覚も結構違うものです。
8畳以下の部屋に置くときは1回り小さいサイズのギターの方が収まりが良いです。
YAMAHA STORIAの木材
- STORIA I…トップ:シトカ・スプルース単板、サイド&バック:マホガニー合板。グロス仕上げ
- STORIA II…トップ:マホガニー単板、サイド&バック:マホガニー合板。セミグロス仕上げ
- STORIA III…トップ:マホガニー単板、サイド&バック:マホガニー合板。グロス仕上げ
価格帯的にも普通のスペックですね。
STORIA IIだけ木の雰囲気を前面に出すためか、仕上げがセミグロスとなっています。
そして、セミグロスでも腕が振れた感触を和らげるため表板エッジの面取り加工をしており、丸い感じになってます。
音質的には違いはあるものの大差ないので、やっぱり選定基準はルックスでいいかなと感じます。
パーツをシャンパンゴールドカラーで統一
※シャンパンゴールドカラーのブリッジピン
※シャンパンゴールドカラーのペグ
ブリッジピンやペグといった目立つパーツがシャンパンゴールドカラーで統一されています。
ありそうでないカラー選択なので、割と目立ちます。
シャンパンゴールドカラーのパーツがアクセサリー的な感じでルックスを引き締めてる感じがしますね。
特にSTORIA Iはオフホワイトカラーなので、指し色的な感じでパーツが目立つのは良いバランスに感じました。
ピックアップ
YAMAHA STORIAシリーズは全機種ピックアップ搭載のエレアコ仕様になっています。
搭載されているピックアップはYAMAHAの低価格エレアコで定番のパッシブタイプのピックアップ。
パッシブは電池が不要なタイプのピックアップですが、音量は小さめで上げすぎるとノイズが載ります。
…といっても小さいカフェなどでライブする分には十分使えます。
バンドなど大音量で使いたい場合はパッシブピックアップだけでは苦しいので、外付けプリアンプを用意しましょう。
STORIA I
STORIA II
STORIA III
YAMAHA STORIAをレビュー
それでは、YAMAHA STORIAをレビューしていきます。
はじめに総評すると「ギターを始めたい、部屋のインテリアとしても使いたい…という人に最適な1本」です。
ギターを始めたい!ということだけなら、別にYAMAHA FG830やFS830でいいですね。3.5万円で買えますし。
YAMAHA STORIAの魅力はそのルックスですね。
部屋のインテリアとしても馴染みが良く、人前で演奏するにもファッション性も高いです。
STORIA I
STORIA II
STORIA III
音質は可もなく不可もなし
実売価格 5万円でかんがえると、いたって普通の音質です。
STORIA Iは箱鳴りよりは弦が鳴っている感じが強く、ジャキっとまとまった音がしっかり鳴ります。
対して、STORIA IIとSTORIA IIIはマホガニートップなので音が硬い感じがしますが、低音が強めで音がしっかりしてる感じ。
正直なところ、どれでも大差ないですし、どれでも困らないレベルの音質です。
そして、同価格帯ギターで言うとYAMAHA L6シリーズのほうが音の鳴りは良いですね。
L6シリーズはトップ材のスプルースにA.R.E. [Acoustic Resonance Enhancement]を施して鳴りをよくしていますしね。
STORIAのルックスにグッと来ないけど、5万円くらいのエレアコが欲しい…という人はL6シリーズを選んだほうが良いですね。
LL6 ARE
LS6 ARE
ピックアップはそこそこ音量が出る
僕が弾いた時は定番のアコギ用アンプ ROLAND AC-33に繋いでいましたが、それなりに音量は出ます。
カフェで演奏する、学園祭で音楽室で演奏する…といったシチュエーションなら問題ないですね。
音量を上げて使うシチュエーションが増えてきたら、パラアコなどの外付けプリアンプを買えば対応可能です。
趣味やサークルなどで使うギターとしてはSTORIAで問題ないレベルですね。
かなり弾きやすい
弦高をやや低めに設定(数値は不明)かつ、ネックも薄めで弾きやすい仕様です。
バレーコードを抑えるのがかなり楽でしたね。
STORIAを買う人は初めてギターを買う人、もしくは自宅用サブギターとして買う人が多いでしょうから弾きやすいのは需要にバッチリ合ってます。
FGシリーズやLシリーズと比べて、手が小さい人やギターを始めたての人にも優しい仕様です。
STORIAはルックスと相まって、これからギターを始めようと考えている女性の方には非常に心強い存在になるでしょうね。
ルックスが可愛らしい
STORIAの最大の売りはやはり、ルックス。
初心者に最適な弾きやすさにプラスして、この可愛らしいルックスは良いですよね。
また、バリエーションでイメージが変わる点もグッド。
- STORIA I…オフホワイトで可愛らしさとおしゃれ感を兼ね備えたルックス
- STORIA II…杢目がカッコイイ、男女問わずに使いやすいルックス
- STORIA III…チョコレートブラウンカラーで男性も使いやすいシックなルックス
STORIA Iは女性アーティストにマッチしそうな可愛らしいルックスですが、STORIA IIIは男性も似合いそうですし。
ギターのルックスはほんとに大事ですよ。
いくら良い音でも弾かなきゃ意味がないですから、音質や機能も大事だけど最終的には愛着がわくギターを選ぶのがベストなんですよね。
そして、ルックスが好みだと自然と愛着がわくもんですからね。
STORIA I
STORIA II
STORIA III
YAMAHA STORIA まとめ
- 2019年7月に発売された部屋で気軽に弾けることをコンセプトにしたエレアコ
- 5万円で買えて、弾きやすい上にルックスに優れている
- これからギターを始める女性に特におすすめのギター
ぎたすけ
たけしゃん
YAMAHA STORIAの解説でした。
安くて、弾きやすくて、おしゃれなアコギですね。
こんなコンセプトのアコギが欲しかった人は結構いるんじゃないかと。
楽器屋の店員さんに聞いたところ、やっぱりチェックする人は多くて人気あるみたいですね。
これからギターを始める方、サブギターを探している方はぜひチェックしてみてください。
STORIA I
STORIA II
STORIA III
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