ぎたすけ
たけしゃん
- 歌詞カードを見ない方がいい理由
- 歌詞カードから卒業するための方法
歌詞カードを見ないほうが良い理由
たけしゃん
弾き語りライブをする際に歌詞カードをステージ上に置くか迷うところですよね。
置かない方が見栄えが良いとわかっていながらも、演奏の安定性を取るか悩みどころ。
…しかし、歌詞カードを置いたほうが演奏の安定性も損なわれます。
本章では歌詞カードを置くことによる、3つのデメリットを解説していきます。
目の表現が使えない
弾き語りでは手振り身振りが使えないので、演奏以外では目と表情で表現するのが非常に重要になってきます。
しかし、歌詞カードを置くと、どうしても歌詞カードに目がいってしまいがち。
目線1つでお客さんの心を安定させ、演奏に集中させることができ…。
目線1つでお客さんを曲の世界観に惹きこむことができます。
歌詞カードは弾き語りで使える数少ない表現方法を奪ってしまうのです。
【参考記事】ライブでオーディエンスを惹き込む、ボーカルの目線の作り方と効果を解説
演奏ミスが増える
歌詞カードは演奏ミスをしないためのもの。
…と思いがちですが、実は逆なんですよね。
歌詞カードを置くと演奏ミスする確率が上がります。
弾き語りは楽器演奏と歌唱の両方を行うため、考えるポイントや見るポイントが多いです。
弾き語りの意識するポイント
- コードフォームの位置確認
- ボーカルのニュアンス付け
- 客席への目線づくり
…などなど。
ここに「歌詞カードを見る」が入るとなおさら、複雑になります。
例えばギター弾き語りだと、ギターのフレットを見るために左手を見ます。
フレットを確認したら、すぐに歌詞カードを見て歌う場所の歌詞を探す。
これを繰り返していると、そりゃミスも出ます。
目で見る場所が増えれば増えるほど、ミスするリスクは上がります。
精度を上げるならできるだけ、アクションを減らすのが鉄則です。
トラブルのもとになる
歌詞カードやタブレットを置くとトラブルのもとになります。
- 歌詞カードが空調で飛ばされた
- タブレットが真っ暗になった
- 照明の光で歌詞が見えない
…など。
事前の準備で防止することもできますが、トラブルのもとは無いに越したことはありません。
最近はステージ上にタブレットを置く人が増えてきました。
プロアーティストだと星野源さんが代表的。
ただ、星野源さんのタブレットは歌詞やコードを見るためのものではなく、段取りを確認するためのものだそうです。
確かに動画を見ても、演奏中にタブレットは見ていません。
タブレットを使う場合は急にタブレットが映らなくなってもリカバリーできるようにしておきましょう。
歌詞カードを置かずに演奏するには
たけしゃん
歌詞カードがないと歌詞が飛ぶんじゃないか…?という恐怖に打ち勝つためのポイントを解説していきます。
最初に結論を言うと歌詞カードがないことに慣れるしかありません。
慣れるために日頃から意識して練習に取り組みましょう。
普段から歌詞カードを見ない
歌詞を覚えるまでは歌詞カードを見ながら歌の練習をしましょう。
ある程度、覚えたら歌詞カードを見ないで歌うことを日頃から習慣づけしましょう。
日頃と違うことをライブ本番でやるとミスが起こりやすくなります。
なので、日頃から同じ環境で練習することが大事。
また、歌詞が飛んだ状況を練習の段階で経験しておくことも重要です。
日頃の練習で歌詞が飛んだ時にハミングで繋いだり、代わりの歌詞で繋いだり…と対応力を磨きましょう。
例えば、1番と2番の歌詞を間違えた…なども日頃の練習で慣れておくと対処できるようになってきます。
場数を踏む
日頃から歌詞カードを見ないで歌う練習ができてきたら、ライブをたくさんこなしましょう。
頭が真っ白になって歌詞が飛んでしまう…という現象も場数を踏むとなくなってきます。
また、ライブ中に客席を見てお客さんの反応を楽しめる余裕が生まれると歌詞カードを見ることがもったいなく感じてきます。
ここまでくれば、歌詞カードがない恐怖から卒業できているはず。
ただ、場数を踏むにもお金を払ってきてもらったお客さんの前で失敗はしたくはないもの。
なので、手軽に場数を踏めるオープンマイクを活用しましょう。
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- 歌詞を見ることで表現力が落ちる
- 歌詞を見ることでミスが増える
- 日頃の練習から歌詞を見ないことに慣れよう
ぎたすけ
たけしゃん
歌詞カードについて解説記事でした!
一度、あなたが歌詞カードを見てライブをしている動画を見るのが良いです。
目線が歌詞カードにむいていると、魅力のある表情ができないので悪い印象になりがちです。
その姿を見ると歌詞カードを見るのを辞めようと思うはず。
まずは日頃の練習が重要。
ちょっとずつ歌詞カード場慣れして歌えるよりに今日から、チャレンジしてみましょう!
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