ぎたすけ
たけしゃん
- L.R.Baggs Elementの種類
- L.R.Baggs Elementのプロアーティスト使用者
- L.R.Baggs Elementのレビュー
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L.R.Baggs Elementについて
たけしゃん
アコースティックギター用ピックアップでは昔からの定番 L.R.Baggs Element。
まずはL.R.Baggs Elementの特徴から解説していきます。
Elementの種類
Elementはタイプが3種類あります。
Elementの種類
- Element…アクティブタイプのピックアップ
- Element VTC…Elementにトーンコントローラーをつけたピックアップ
- Element Classic…クラシックギター用のピックアップ
アコースティックギターにつける場合に悩むのはElementかElement VTCのどちらにするかですが…
外付けプリアンプを用意するなら音質調整はプリアンプでやるので、Element。
プリアンプを別で用意しないなら音質調整できるElement VTCが良いでしょう。
おすすめは「Element + 外付けプリアンプ」です。
ピエゾの音はEQ(イコライザー)で調整しないとキンキンして耳に刺さりがちです。
Element VTCのトーンコントローラーだけだと調整幅が小さいので、別でプリアンプを用意したほうが良いです。
【参考記事】おすすめのアコギ用プリアンプ ベスト10をランキング形式で解説【プロアーティスト使用プリアンプも紹介】
ピエゾピックアップ
音質 | 出力 | 対ハウリング | |
---|---|---|---|
ピエゾ | △ | 〇 | 〇 |
Elementは圧電素子(ピエゾ素子)を利用して弦の振動を電気信号に変える、ピエゾタイプのピックアップです。
アコースティックギターのブリッジ・サドル裏(ホール下の黒い部分)に取付けします。
出力が高く、バンドに入っても埋もれないサウンドが強み。
その一方でアコースティックギター特有な響きからは少し遠ざかった音になります。
【参考記事】アコギ用ピックアップ 5つの種類の特徴とプロ使用率を解説
アクティブタイプ
ピックアップにはアクティブとパッシブがありますが、Elementはアクティブです。
アクティブとパッシブの違い
- アクティブ…プリアンプ内蔵
- パッシブ…プリアンプなし
プリアンプ内蔵なので、高出力。
音作りという観点では外付けプリアンプがあった方が良いですが音量的にはElement単独で十分対応できます。
【参考記事】ギター用ピックアップのアクティブとパッシブの違いを解説する
Element
Element VTC
音量コントローラーはホール横に設置
音量コントローラーはホール横に設置されます。
回転させて音量の大小をコントロールします。
Element VTCの場合は音量コントローラの隣にトーンコントローラーもついてきます。
ちなみに両面テープでくっついているだけなので強く回すとポロっと取れます(経験談)。
丁寧に取り扱いましょう。
ギブソンギターのピックアップに採用されている
最近のギブソンギターはピックアップ付きで販売されていることが多く、そのピックアップにはElementもしくはElement VTCが採用されています。
なので、プロアーティストでもギブソンギターにElementというコンビで使用している人はたくさんいます。
LIVE TOUR 笑う約束 ダイジェスト/高橋優(YouTube)
高橋優さんはGibson Dove(ダヴ)にElementを搭載してライブ用ギターとして活用されています。
弾き語りをやる時はマイクでギターの音を拾い、バンドライブなどではElementで対応…といった使い分けをされていますね。
高橋優さんの他にも大橋トリオさんやスガシカオさんも「ギブソンギター + Element」という組み合わせを使用しています。
L.R.Baggs Elementのレビュー
たけしゃん
それではL.R.Baggs Elementのレビューしていきます。
僕は弾き語りをガッツリやろうと決めて、GUILDのギターを買いました。
…でライブをやることにして後付けでElementを取付したのです。
ですが、なかなかピエゾの音が好きになれず…。
音作りに苦戦していたので、その時の経験談を中心に解説していきます。
バンドのボーカルギターには最適
ピエゾタイプなので高出力でハウリングにも強いです。
バンド形態のライブで活用して、出力に困ることはほぼありませんでした。
バンドのボーカルギターとしてエレアコを欲しいという人にはElementは最適な選択肢です。
弾き語りではEQ調整したほうが良い
Elementはいかにもピエゾ!という音が出ます。
秦さんのライブ動画ではFishman製のピエゾピックアップでEQの調整もされていますが、Elementはこの音にもっと高音のギラギラ感が足された音です。
そのままの音で出力すると、弾き語りではギターの高音がうるさいです。
EQで中~高音あたりを少しカットすると良いでしょう。
ライブハウスで演奏する場合は音響スタッフに頼めば調整してくれます。
僕は外付けプリアンプとしてL.R.Baggs パラアコを使って低音・中高音を少しカットしてました。
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Elementはアクティブピックアップなので内蔵電池(9V)が入っています。
僕はそこそこな頻度で使ってましたが、1年に1回も交換していないです。
電池の持ちはかなり良いです。
ただし、電池の残量表示機能はないため、残量がわかりません。
常にギターケースには予備の9V電池を1つ入れて置くようにしましょう。
9V電池
Element
Element VTC
L.R.Baggs Elementのまとめ
- ギブソンギターのピックアップに採用されている
- 出力が高く、埋もれないためバンドのボーカルギターには最適
- 弾き語りで使うなら、EQで音質調整したほうが良い
ぎたすけ
たけしゃん
L.R.Baggs Elementのレビュー記事でした!
改めて、種類別でまとめます。
Elementの種類
- Element…アクティブタイプのピックアップ
- Element VTC…Elementにトーンコントローラーをつけたピックアップ
- Element Classic…クラシックギター用のピックアップ
弾き語りだとElementとコンデンサーマイクのデュアルタイプのピックアップであるAnthemがおすすめ。
ただ、Anthemは値段が高いのでバンドライブはElement、弾き語りはマイクを立てる…と割り切る選択もありですね。
自身の活動に合わせて、適したピックアップを選びましょう。
Element
Element VTC
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