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YAMAHA FG820

初心者向けギターの定番製品、YAMAHA FG820。
3万円程度で買えるアコギですが、弾き心地も良質で音質も3万円とおもえないほどしっかりしてます。
初心向けのFGシリーズはFG800、FG820、FG830があります。
製品名 | 裏・側板の木材 | 実売価格 |
FG800 | ナトー or オクメ | 3万円 |
FG820 | マホガニー | 3.2万円 |
FG830 | ローズウッド | 4万円 |
主には裏・側板の木材が違います。
FG800は激安ギターによく使われるナトーで、FG820・830はギターでは定番のマホガニー、ローズウッドが使われています。
そこまで大きな違いがあるわけではないものの、やっぱり定番木材を使ってるFG820かFG830が安心なんですよね。
また、以前はECサイト上でFG820とFG830の価格差が数千円しかなかったので、僕はFG830を推奨していました。
ところが、最近だと7,000円くらい差がつくようになってしまいました。
正直、FG820とFG830って弾いててもほとんど変わらないので、僕も最近はFG820を推すようになりました。
たけしゃん
そんなわけで、初心者におすすめのFG820を製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばしてレビューを読みたい方は<YAMAHA FG820をレビュー>を参照ください。
製品仕様の目次
木材

- 表板:スプルース単板
- 裏・側板:マホガニー合板
- 指板:ウォルナット
木材は3~5万円くらいの中ではよくある定番の組み合わせですね。
接着部分の粗さなどもなく、低価格ながらしっかりした造りです。
YAMAHAは品質が安定しているので、安心して買えるのが良いんですよね。
ボディサイズ

FG820はトラッドウェスタンタイプと呼ばれる、YAMAHAオリジナルのボディシェイプです。
アコギでは定番のドレッドノートを日本人体型に合わせてカスタマイズした形になってます。
FG820にはボディサイズ違いのFS820というモデルが存在します。

- FG820…ボディが大きく、低音・中音に強さがある万能シェイプ
- FS820…小型で低音薄めのスッキリした音質。小柄な方も抱えやすい
感覚的にはFGを選ぶ人が多いですが、女性はFSシリーズを選ぶ人も結構多いです。
どっちを選んでも、演奏に支障はないので形が好みのほうを選びましょう。
カラーバリエーション

※ブラウンサンバースト
YAMAHA FG820はカラーバリエーションが豊富にあります。
ナチュラル

ブラウンサンバースト

サンセットブルー

オータムバースト

ブラック

使いやすいのはナチュラル、ブラウンサンバーストあたりです。
他のカラーも一癖あって良いですよね。
ソフトケース付き

FG820には本体を入れるためのソフトケースが付属しています。
3万円前半のギターに付属するケースなので、さすがにペラくて衝撃には弱そうです。扱いには気を付けましょう。
前面にポケットがついていて、楽譜やスコア本など入れることが可能です。

クッションなどは入っていないので、外出で持ち歩くときはぶつけないように気を付けましょう。
YAMAHA FG820をレビュー

それでは、具体的にYAMAHA FG820をレビューしていきます。
はじめにレビュー内容をざっくりと箇条書きにすると、以下の通り。
- 音質・弾きやすさ共に良好
- 製品の造りもしっかりしていて問題なし
- 3万円前半でこれだけ良ければ言うことなし
3万円前半で、これだけ弾ければ言うことないですね。
試しにnanaの伴奏作りに使いましたが、普通に良い音で録れててコラボもたくさんされてます。
これからギター始める人が最初に買う1本として安定の1本です。
レビューの目次
音質良好で初心者が弾くには十分

弾いてみて、まず思ったこと。
音も良くてFG820で普通に一通り何でもできるレベルだなってこと。
高級ギターと比べればさすがに負けますが、弾き語りやギター伴奏作るのに十分なレベルです。
FG820で録った演奏動画がこちら。
聴いてる分には全然問題ないですよね。
あと、FG820でアルペジオ系のギター伴奏を作ってnanaに投稿した音源がこちら。
nana-music.com全然いけますね。コラボもたくさんの方がしてくれてます。
3万円前半で、このレベルはさすがYAMAHAって感じですね。
初心者が最初の1本目として買うには最適なレベルです。
ガンガン人前で演奏していく段階にいくまではFG820で不満なくこなせるはずです。
弾き心地も良好

FG820は弾きやすくて演奏性も良好です。
弾きやすいセッティングというよりはザ・普通って感じのセッティングです。
初心者がギター練習するには普通のセッティングが一番いいと思うんですよね。
偏ったセッティングのもので練習しちゃうと、どうしても奏法とかに癖がついちゃいますからね。
最初に買うギターはこういった普通のものを選ぶのをおすすめします。
ちなみに僕はサウンドハウスで買いましたが、コンディションは普通でした。
ギターはお店で買うイメージ強いですが、僕が色々買ってる感覚だとネットで全然問題ないですね。
レビューする関係で結構な本数買ってますが、今のところ外れ弾いたことないです。
エレアコではなくアコギ

FG820はエレアコではなく、普通のアコギです。
なので、ギターアンプやオーディオインターフェイスに繋げません。
ライブ配信や動画制作に使う場合はマイクを立てて音を拾うことになります。

外部機器に接続できるエレアコタイプのものが良ければ、YAMAHA LL6 AREを選択すると良いでしょう。
木材のグレードが上がり、ピックアップ搭載のエレアコ仕様になったモデルです。
LL6 AREも初心者から中級者まで幅広く人気の高いギターですね。
最初に買うアコギとして最適

YAMAHA FG820は低価格ながら、音質や演奏性も良好な初心者に最適なアコギです。
ボディシェイプやネックの造りなども、至って標準的な仕様になっているので万人におすすめしやすいのも良いですね。
予算3万円近辺で考えると、品質的にも一番安定しているアコギですね。
YAMAHAはほんと質が良い製品ばかりなので、安心して購入できるのも大きいですよね。
初心者向けアコギを探している人にはおすすめです。
弾き語りすとLABOでは初心者の方向けにアコギ初心者講座(全19話)を用意しています。
ギターを購入して、弾き語りすとの第一歩を踏み出した方はぜひ初心者講座を活用してください。
図解や音源を使って、定番の教則本に負けない質と量になっています。
ギターを買ったら読もう
アコギ 初心者講座 全19話で初心者がやるべきことを徹底解説
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YAMAHA FG820 まとめ

- 3万円前半で買える初心者に最適なアコギ
- 安いけど、音質も演奏性も良好で普通に使える
- 予算3万円ではイチオシのアコギ
ぎたすけ
たけしゃん
YAMAHA FG820のレビューでした!
初心者向けギターで選択肢が多い予算3万円。その中でも、おすすめのアコギですね。
最近はギター始める人が多いのもあって、2020年春以降はずっと品薄が続いていますが、これからギター始める人にはちょうどいい1本ですよ。
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